みんなの経済 「経世済民プログラム」

経済教育を広める事業

現在の日本は長引く不況により、モノやサービスの価格が下落し、働く生産者の所得は小さくなり、実質賃金も下がり、次の物価下落を引き起こす悪循環が続いています。この悪循環の中、ごく一部の企業や投資家が富み栄える過度なグローバリズムが広まっています。株価や貨幣といった「目に見えるモノ」を大切にする株主資本主義ではなく、「目に見えないモノを大切にする」という日本が古来より大切にしてきた価値観に基づく経済、すなわち「経世済民(全ての国民が豊かになる)」という価値観を養成する必要があります。本プログラムでは、いつの世も普遍的な基準「経世済民」の価値観をもった次代の担い手になるための教育をしていく事業を実施します。

 

目的

経世済民を確立していく人材を育成し、経済的にも精神的にも豊かに暮らすことのできる智慧を持つ国民が溢れる日本を確立することを目的とします。

 

実施日時 2017年1月21日(土)~2017年10月31日(火)
実施場所 全国の小学校
対象者 小学6年生

 

概要

◇経世済民に基づく経済教育

長引く不況から脱するためにも、国民が正しく経済(経世済民に基づく経済)を理解し、いつの時代においても「国民を豊かにする」政策の評価ができる教養を身につける必要があります。特に次世代を担う人材である子供たちには必須となります。現在の経済教育は、お金自体に的を絞った良質な金融商品を選択するための金融リテラシーを養う金融経済教育ばかりです。そのため、本来の経済である「経世済民に基づく経済」を教える経済教育を推進します。

 

◇経世済民の確立について

経世済民とは「国民を豊かにする」を意味し、その豊かさをGDP(国内総生産、全体の所得)で測ることができます。GDPは、簡単に言うと、政府の支出、企業の投資、民間の消費で構成されています。政府の財政出動で需要を喚起し、企業の投資を呼び覚ますことで景気を向上させ、最終的には民間の所得を増加させ、消費を増やす流れをつくります。そして、一部の富裕層だけが所得を増やすのではなく、全ての国民が多少の差はあっても、所得を増やすことができる社会が、まさに経世済民の確立された社会です。

 

 

プログラム内容 各グループに分かれて、実体経済の要素を取り入れたゲームを体験します。一個人の所得よりも、全体の所得(GDP)を増大させることが、国民にとってどのように大切かを学習します。
対象者 小学6年生
実施方法 グループワーク形式
プログラム時間 45分
最小開催人数 3名
必要機材 スクリーン、プロジェクター(またはモニター)、机

 

 

 

「事業実施スケジュール」

・1~3月、社会科単元の時間にて、モデル校にて経済教育プログラムの実施

・4~10月、総合学習の時間、モデル校での実施を事例に全国の小学校教員へ活用推進

期間 対象 時間 内容 実施予定地区 備考
2016年10月 ・教育プログラムの策定

・モデルケース学校の選定

2016年11月
2016年12月 教育委員会へ参加依頼
2017年1月 社会科

単元

・教育プログラムの公募

・教育プログラムの実施

モデル校

金沢、名古屋、京都

京都会議、政策提言
2017年2月
2017年3月 3月25日(金)

~4月6日(水)

スプリングスクール

2017年4月 総合学習の時間 全国各地
2017年5月
2017年6月
2017年7月 ・教育プログラムの成果の発信

(実施件数進捗、実施事例)

サマーコンファレンス
2017年8月 ・教育プログラムの公募

・教育プログラムの実施

2017年9月
2017年10月 ・教育プログラムの実施結果の報告

(実施件数、実施後の変化)

・教育プログラムの検証

全国大会、政策提言

 

【教育再生グループとの連携】

事業推進は経世済民会議が実施・検証し、教育再生会議が取りまとめ、文部科学省へ提言をする。

 

 

「教育プログラム」タイムスケジュール(実施時間:45分)

受け身、消極的ではなく、学修者が積極的に聞き、読み、書き、振り返って考えることに取り組められるアクティブラーニングの要素を加えてあります。

段階 学習内容 指導上の留意点
導入

(5分)

・経済の基本的な仕組み

・経世済民とは何か

・みんなの豊かさと全体の所得の増大

・経済の基本的な仕組み、経世済民の考えをわかりやすく誘導します。

 

・児童の発言を拾い、関心意欲を最大限引き出します。

展開

(30分)

・経世済民プログラム

・仮想資源と模擬通貨を使用して、生産と付加価値の創出を繰り返し、全体の所得が増えていくことを学びます。

・体験型プログラムを通して、全体の所得の増大を実感させます。

 

・みんなが豊かになるためには、個人の所得ではなく、全体の所得を増やすことが、大切さであることを指導します。

 

・4名1グループで分けます。

 

・本日の目標を確認します。

 

・児童の考えを発表させます。

まとめ

(10分)

・まとめ

・アンケートの記入・回収

・児童の考えをまとめます。

 

・グループの中から、新しい考えがでた場合、自分のものにするように促します。

 

・アンケートを記入しながら、教育プログラムの復習を行います。

 

 

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対象プログラム