33の”覚悟” ともに進もう 愛知を想う未来へ | 2017年度 公益社団法人 日本青年会議所 東海地区 愛知ブロック協議会

会長所信

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公益社団法人 日本青年会議所
東海地区 愛知ブロック協議会
2017年度 会長所信

会長_朝倉伸一

2017年度 会長 朝倉伸一
(公益社団法人 豊橋青年会議所)

戦後復興を御旗に掲げ未だ焼け野原広がる1951年に設立された日本青年会議所の運動は「日本経済の発展に寄与せん」と謳われ、先人たちの意気と情熱とをもった努力によって日本は高度経済成長期を経て世界有数の経済大国となり、多くの自然災害による国難を受けとめながらも「和」を織り成す日本人独自の精神性のもと、成熟した社会の中で価値観の多様性を認める社会へと変遷をしてまいりました。これから近い未来を思案するに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを皮切りにした、2027年度開通予定のリニア中央新幹線開通に伴う中京大都市圏と名のつく産業集積地の誕生。そこから細かくネットワーク化された都市圏は、首都圏、関西圏との境を取り払うことにより、国内外から集まる人材の集合体を形成し、更なる革新的な技術を生み出す基盤として、日本、この愛知のグローバルな「ものづくり」を初めとした様々な産業は、日本を導く中枢としての価値をさらに高めていくことでしょう。そして農山漁村と都市を有する愛知のかたちは、日本の縮図として今後も日本を導くモデルとなるに違いありません。こうした中、日本国内の社会情勢はもとより世界経済は、国際的な協調や協力を維持しながらも、それぞれの国や地域が、個性や特色を生き生きと発揮できる新たな時代へと突入してまいりました。即ち市民の「自立」が社会を変革しうることが証明された今こそ、その転換点にあるチャンスを新たな価値として市民がいかにして活かすことができるのかが問われているのです。つまりは、市民が自身への“思考の呼びかけ”からどれだけ自らの内側から聞こえる“意思決定”に耳を澄ますことができるのかということです。

 

これまで市民意識変革団体として多くの運動を、日本青年会議所の方向性とそれぞれの地域の特色を融合させ発信してきた愛知ブロック協議会は、特色ある個性的な生活文化圏を有する愛知の利点を活かし、リーディングブロックとして殊更に日本を導く運動を発信してまいりました。その“覚悟”を以って、つまりは愛知の発展こそが「新現代」へ向かう新たな時代への一歩となり得ることを確信しなければならないのです。だからこそ、日本を導く運動を、愛知ブロック協議会のスケールメリットを活かした、新たなブランディングの提示による新しい愛知の「アイデンティティ」の構築から、地域を担う青年経済人で構成される組織力を活かし、日本を変える運動をそして世界をも変える運動を33青年会議所とともに、発信する責務があるのです。

 

<愛知の教育再生>

国家を構成するのは国民であり、日本が民主主義国家である以上、そこに集う国民一人ひとりの意思決定こそが国家の有り様を構成します。その意思決定とは常識や権威ある人の意見をそのまま信じ込むのではなく、あくまでも筋道が通っているからこそ自らが納得できる考え方を選択すること、その前提として、人と人とが織りなす社会の仕組みにおいて地域に参画する主権者としての自覚と責任を求めることが、国家を担う意思となり得るのです。これまで青年会議所においても市民意識変革団体として教育再生こそがひとづくり運動の根幹を為すミッションであると考え、次世代育成教育運動を推進してきました。平成27年に公職選挙法の一部改正から、選挙権年齢が満18歳以上へと引き下げられ、幅広い世代からの声を集約することが可能になった一方、これまで以上にこの国の将来を希望あるものにするためにも、日本また地域が直面している課題と可能性を、国民一人ひとりが「覚悟」と「責任」をもって考える主権者意識の醸成が不可欠となりました。つまりは国民一人ひとりが公共においてどのような役割を担うのかと意識すること、その上で自国を誇れる国家観や他を慮る道徳心をどのようにして育むのかという主権者教育の意義を求められていると考えるのです。そこで愛知ブロック協議会として、これからの愛知の将来を担う次世代へと想いを託す「主権者教育」を示し、その流れを実質化してまいります。主権者教育を単に政治や選挙教育と括るのではなく、健全な自主性を育むことを前提とした公共心の育成を目指すことで、33青年会議所の連携による愛知ブロック協議会のスケールメリットを活かした運動として発信してまいります。そしてその確立した運動を日本中に発展させるべく、本年度愛知ブロック協議会の象徴的な運動となるように取り組んでまいります。

また愛知に住まう我々が日本の未来を描く上で、国家の主権者として大切にしたい理念や思想の根幹を形成し国家観を醸成する鍵こそが憲法であります。日本国憲法が制定以来70年の長きにわたり、幾多の議論が繰り広げてきたなかで、先の第24回参議院通常選挙の結果は衆議院参議院それぞれ3分の2以上の議席数を与党が確保するに至り、ついに憲法改正発議の準備が整ったのです。メディアリテラシーの中における改憲と護憲の2元論的な議論ではなく、日本国の未来を語るツールとして憲法と向き合うことから議論ははじまり、より実生活の身近に感じる立ち位置で憲法改正輿論を喚起し、日本青年会議所のダイナミズムに連動して発信することで、愛知をはじめ県境を越えた運動から日本を動かすべく展開してまいります。

 

<愛知の経済再生>

「地方創生」という言葉が叫ばれて久しい現在の日本を取り巻く環境は、少子化と東京一極集中による大きな問題を抱えております。私たちが暮らす愛知もまた2020年を境に人口減少社会を迎えることにより、愛知のかたちはこれまで以上に大きな変化をもたらすでしょう。また世界屈指の自然災害大国日本において、特定地域への人口集中は大きなリスクを孕み、国民を分散することで国家全体の安心と安全を確保することは当然の事といえると考えます。まさに東京一極集中の是正こそが政府の打ち出す「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本的な視点であり、都市圏と地方を結ぶ交通インフラの整備による生産性の向上から、実質賃金の上昇をもって日本の少子化へ歯止めをかけることができるのです。そして2027年度開通予定のリニア中央新幹線による交通インフラ整備は、愛知にとって大きなチャンスを迎えることになるでしょう。まずは早期開通に向けた機運を高めるとともに、中京大都市圏を見据えたうえで愛知の経済圏に県内の地方を取り込む仕組みづくりから、人口減少に伴う構造変化をチャンスと捉えて未来への投資を行ってまいります。またモノづくりを中心とする産業集積地愛知から、経済成長率を更に上昇させるべく個人消費と民間企業の設備投資に向けたアニマルスピリット喚起の運動を展開してまいります。

各地青年会議所に最も近い日本青年会議所として、公益社団法人日本青年会議所が主催し33青年会議所とともに協働をしていく連携推進運動を展開し、全面的な支援を積極的に推進する協議会である必要があります。誰もが夢を描ける日本の回帰に向けて、主権者意識の醸成を図ることに併せ、地域再興の道筋を打ち出す国民経済の基本的な仕組みを正しく理解した国民を愛知に一人でも多く増やすことが求められます。若き青年経済人である我々Jayceeが公益に資することこそ、社会からの信頼を取得する上で最も大切なことであり、その基盤づくりを33青年会議所とともに検討し、その打開策だけでなく地域の安心と安全の確保を検討することで、愛知の地域性を活かした運動をもって日本を牽引してまいります。

 

<国際社会への貢献>

2020年東京オリンピック・パラリンピックの次の目標として、2026年開催予定の「第20回アジア競技大会」の招致に向けて愛知県と名古屋市が共同で国内立候補都市の公募へ立候補をし、開催都市として決定が成されました。愛知が全国そして世界から大きな注目をされるだけではなく、国内外の交流人口を拡大し、国際競争力が高まることによって愛知はもとより日本の大きな成長につながるチャンスとなるのです。大会の実現に向けて交通インフラ整備の公共投資への喚起も含め、アジア諸国とのアライアンス構築をもって愛知と日本とアジア諸国の発展を目指し、一大的な国際イベント開催に向けた運動を行政と連動しおこなうことで、海外における愛知のファンづくりをそして日本のファンづくりを推進してまいります。また世界を取り巻く国際情勢は抜本的な解決方法を見ないながらも、世界平和を謳う青年会議所として、これまで民間外交から持続可能な国際貢献を提案し実行に移してきました。国際連合が定めた持続可能な開発目標(UNSDGs)達成に向けた運動をJCIと連携し全世界が推進する中で“国際”に触れる多くの機会を有する愛知こそが異文化への理解を深め、地域の特徴を活かした世界に目を向ける人材を多く輩出することができると考えます。国際貢献が国益のみならず経済的要素を併せた地域益へと繋がることを発信し、愛知ブロック協議会のスケールメリットを活かすことで青年会議所の存在価値を地域に示してまいります。

 

<愛知の人材育成>

社会に必要とされる公益法人としての存在意義があくまでも地域社会から判定されるとすれば、青年会議所が提供する機会の享受者が、それぞれの地域で頼られるリーダーとして成長していかなければなりません。市民社会を動かすものが、一人ひとりの素朴な想いや情熱から始まるのだとすれば、経験を通じた学習の場から、それぞれが成長へのきっかけを掴むことこそが求められ、その活力を生み出すシステムこそ人材育成に必要不可欠な要素であります。愛知ブロック協議会には「ブロックアカデミー委員会」という歴史と伝統に裏打ちされた学び舎があり、これまで多くの地域の将来を担う志高き会員を輩出してまいりました。また東海地区協議会の主催による洋上研修船「とうかい号」事業においては、地域の若き経済人が志高く未来を見つめ、多様な価値観と触れ合い切磋琢磨する中で、公共の担い手として成長し、それぞれの地域で多岐にわたり功績を残してまいりました。「個の自立」を念頭に置きながら多様な価値観を受容し、それぞれが「自立した地域社会」を作り上げる上で、目的意識と到達点をいかにして自身が定めるのかその意思決定こそが求められるのです。地域だけでなく愛知県ひいては東海地区から集まった気概溢れる同志とともに切磋琢磨することで自らの価値観を再認識するだけでなく、感動を生みだすシステムが持続性を保つ動機付けになると信じ、覚悟をもって社会と向き合うリーダーを育成してまいります。

 

<愛知のアイデンティティ>

市民意識変革運動を標榜する団体として、我々青年会議所が社会において必要とされているのか、その存在価値を考えることは各地域において命題となっております。つまりは、どれだけ国家や地域に対して強いメッセージを発信していても、そこに共感が生まれなければ運動に継続性や発展性はなく、感動すら与えることができないからであります。だからこそ、社会変革を為し得る組織として、公の利益のために活動をするための「アイデンティティ」の構築こそが課題となり、戦略的なまた積極的な発信を図る必要があります。各地青年会議所の基盤組織として、自己変革意識と社会変革意識を併せもつ「行動する市民」を愛知に一人でも多く増やすべく、また33青年会議所との連携を今以上に強固なものとし、愛知県内における青年会議所の認識を高めてまいります。そして更なる共感を生み出すべくその打開策をともに検討し、33青年会議所の絆に基づく愛知ネットワークを活かした全面的な支援を積極的に推進することで、各地青年会議所に必要とされる協議会を目指します。「個」と「組織」との有機的な連携を構築し、互いの強化に活かし合う支援のもと33青年会議所の活性化を促し、それぞれの地域と紡ぎ合わせる運動を目指してまいります。また本年は愛知における青年会議所運動発信の場である愛知ブロック大会が50回目の節目を迎える年でもあります。「公」に開かれた大会として公益を何より優先的に考えながらも、運動の集大成としての場を単なる発信として終えるのではなく、持続可能なやり方でそれぞれ33の地域において発展していく為の方策を発信する大会へ導いてまいります。

 

<結びに>

我々の使命とは「混沌という未知の可能性を切り拓き 個人の自立性と社会の公共性が 生き生きと協和する確かな時代を築くために 率先して行動することを宣言する」とあります。であるならば、愛知の会員が「個」を確立し多くの会員が関わる仕組みを作る中で、自分を知りそして他を想うことこそが世界平和に繋がるきっかけになると信じています。

 

~人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる、
いまやらねばいつできる、 わしがやらねばたれがやる~ 平櫛田中

 

愛知の会員が今こそ草莽崛起の精神を持ち一歩を踏み出そう。

ともに進もう、世の中を変えることができるのは、我々Jayceeなのだから。

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