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愛知の革新支援委員会 公開委員会 事業報告【濃厚版】
2021年2月11日(木)11時30分から行われた愛知の革新支援委員会の公開委員会について、追加の事業報告をさせていただきます。
近年、会員は近隣LOMがどんな例会・事業を行っているか知らないが為に、LOM内での引継ぎのみとなり、一から事業を構築することになり、議案の質が低下していませんでしょうか?
各地の縦・横の連携がより円滑に構築出来れば、他の運動を参考にでき、困り事が減らす事ができるはずです。そこで、愛知の革新支援委員会では、以下のような支援をしてくれるそうなので、何か支援してほしいな~と思うことがあれば、愛知の革新支援委員会にお問い合わせ下さい!とのことなので、どんどん問い合わせをしましょう。
① 無償で呼べる講師紹介
② 5万円以下での例会・事業構築の議案提供
③ 各LOMの青少年育成委員会の紹介
④ 日本青年会議所・東海地区協議会と繋がりたい
⑤ 1万人収容できる会場を知りたい
⑥ 他LOMの例会に参加したい
さて、愛知の革新支援委員会のPRもしたところで、公開委員会でのセミナーの内容のご紹介に入ります。
先日ご報告させていただいたとおり、本公開委員会では、公益社団法人日本青年会議所組織グループLOM財産共有委員会の植松委員長、高屋副委員長、富屋副委員長にご講演いただきました。
『ONE IMPACT SEMINAR』のご紹介。今回の講演もこの一環です。
講演では、
●「議案構築の上で重要な背景・目的・手法とは何なのか?」
●「背景のあるべき姿」
●「ACF(アクティブ・シチズン・フレームワーク)」
など、どれも事業を構築するうえで役に立つお話が聞けました。その内容を、一部写真と共にご紹介します。
まずは、背景・目的・手法のお話から。
講演では、昔話である桃太郎を例に挙げて、背景・目的・手法を分析しました。
ちなみに、桃太郎の背景・目的・手法は次のようになるのだそう・・・
背景:鬼に日々脅かされて平和に暮らせない
目的:財産と穏やかな日常を取り戻し、平和な村と生活を実現する
手法:鬼退治
そのうえで、背景を考えるときに重要なポイントとして、次の3点が挙げられました。
① 問題が分かる事
② 問題の原因が分かる事
③ あるべき状態が分かる事
そして、地域から共感を得られ、かつ地域によりよい変化をもたらすような事業を構築するためには、背景の設定にあたっては、しっかり地域に目を向けて情報を収集し、しっかりとした裏付けをとることが大切であること、それがあるからこそ事業で達成すべき目標が明確になるというお話を聞くことができました。
さて、お次は「JC」がやるべきこと、「JC」の使命って、何だろうというお話です。
事業構築をするうえで、「JC」というのが何をするための組織なのかをきちんと理解しておくことが大事というわけですね。
普段セレモニーで唱和しているJCI Missionは、日本語に訳すとズバリ「JCIの使命」という意味で、その内容を日本語に訳すと「より良い変化をもたらす力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供すること」となります。
さて、この使命に照らしたとき、「JC」にとって事業というのはどういう位置づけになるか・・・
事業を行うことは「目的」ではなく、「より良い変化をもたらす力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供する」ための「手法」という位置づけになるそうです。
では、「より良い変化をもたらすための力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供する」という目的にかなう「いい事業」をするには、どうするといいのか。
継続的な運動を行う場合でも、個々の事業は一時的なものにならざるを得ません。
いわば、事業は一発勝負なわけです。だから、「インパクト」を残すことが大事だとのこと。
では、どうすると「インパクト」を残せるのか・・・
そこで出てくるのが、ACF(アクティブ・シチズン・フレームワーク)という考え方の枠組みです。
図解されていますが、それを文字で起こすと以下のようになります。
① 分析:地域社会のニーズを分析(原因は何か)=背景
② 展開:持続可能な解決策の開発=目的
③ 実行:事業の実行=手法
④ 検証:結果の確認=報告
+パートナーシップ(所属委員会メンバーや分析・連携・評価いただける外部パートナー)。
て、ここからは視点を変えて、事業構築にあたっては、積極的に他の議案を参考にしましょうというお話です。
他LOMの良い事業を参考にすれば、より良い議案が構築できます。
そして、いい議案が構築できれば、各種会議に立ち向かう勇気や自身が持てて、時間を有意義に使えるようになります。
ここで、紹介されたのが、公益社団法人日本青年会議所LOM財産共有委員会が新たに運用を予定している「gian pocket」という、事業に関する情報の共有・発信システムです。
先日の【あっさり版】でもご報告したとおり、2021年3月まで各LOMから情報を収集し、8月から「gian pocket」の運用を開始されるそうです。
新規事業を構築するにあたって、一から構築するのではなく、もう一段階高い位置からスタート出来れば、より生産性が高い事業構築ができます。
そして、全国691LOMの事業を参考にすれば、一段と言わず、二段でも、三弾でも、高い位置からスタートできるようになるとのこと・・・これは、利用しない手はないですね!
後に、「JCI AWARD」に申請することのメリットの説明と、「JCI AWARD」への申請の案内がありました。「そんなのは大きなLOMだけの話でしょ?」なんて思わず、この公開委員会で出てきたコツを総動員して構築したとっておきの事業を「JCI AWARD」に申請しましょう!!
※アワードに申請する事や受賞する事で様々な効果が期待できます!※
以上、次世代広報デザイン委員会の取材担当班が、現場より情報をお届けしました!!
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