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愛知ブロック協議会に訪問しました。

 

※写真撮影のため、一時的にマスクを外しております。

 

【日時】2021年4月24日(土曜日)19:30~20:50

 

【会場】YouTubeでのLIVE配信・ZOOM

 

【内容】斉藤 徹氏(ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 教授)愛知ブロック会長 山﨑博征君とのトークセッション・座談会

 

 

【第1部】基調講演

題目:すごいチームの作り方(リーダー編)

 

講師:斉藤 徹氏(ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 教授)

 

 

【第2部】トークセッション 「JC楽しんでいますか?」

森田副会長:どうして「やらなくちゃ」ではなくて「したい」の組織運営をしなくてはならないと考えるようになったのか。

 

齊藤氏:チームドットは私が起業論という授業をしている中で始まったのだが、授業が終わった後も20人くらいの学生有志が集まって続いていった。それまで私は給料を出して人に働いてもらうという会社を経営していたが「しなくちゃ」という環境を作って働いてもらっていたが、この学生たちは好奇心「したい」という気持ちのみで集まっていたので、なにも利益がない状況で「しなくちゃ」とい気持ちにさせる組織運営はできないと思ったことがきっかけ。会議で集まることにしても集まらなくてはいけないではなく、会議をどう楽しくしていくのかを考えるように発想を転換していった。

 

森田副会長:JCでも若い世代の人たちの成長の場としてもらえるような雰囲気づくりをしていきたいと考えているが、学生たちが楽しいと思える環境づくりをするにあたって具体的な取り組みや学生たちの行動はどのようなものがあったのか。

 

齊藤氏:まずは関係の質、仲良くなることが大切。ただしそれだけでは続かないので、「何かを作る」といった共同作業を課題として出していくことが必要。課題の出し方はレベル感に合わせたものを徐々に難易度を上げて出していくこと。そしてみんなで自己成長を感じるようなフィードバックを行うなどのコミュニケーションをとることも欠かせない。だが単にコミュニケーションをとればいいというだけではハレーションも起きてしまうのだが、彼らは私の講義の中であらかじめ「心理的に安全な場のつくりかた」や「こうやったら幸せにつながる」などを学んでいたのでそれを現場で実践できたことも効果につながっていると考えている。

 

森田副会長:斉藤先生はZ世代の方々との交流が深いと思われますが、これからの青年会議所が拡大のためにZ世代や女性が「したい」と思えるような環境つくりをどのように行っていく必要があると考えますか。

 

齊藤氏:Z世代は幼いころからソーシャルメディアに通じており、いろいろな人たちが世の中にいるということを幼いころから知っている。また人の意見は自分ではコントロールできないということも幼いころから知っている。そのため、価値観を大切にして、多様性を重んじる傾向にある。逆に他人から価値観を押し付けられることを嫌う傾向にある。ルールなどの「しなくちゃいけない」ことも理由が分かれば納得してやるが、ただ「しなくちゃいけない」ことが一番嫌いなことである。まずは自立性や個性を重んじて接することが大切。次に「自立性」と「還元性」と「有能感」の三要素があるとやる気を喚起でき、充実感へとつながる。そうすることで口コミをするようになり、より広がりを期待できるようになる。拡大の観点では無理に連れてくるのではなく、メンバーに丁寧に対応しこの充実感を感じてもらうことで自然と周りの人たちを連れてくるようになる。

 

森田副会長:野並会頭、青年会議所メンバーそれぞれに温度差があると思うが、心の底から思っていることを伝える秘訣などがありましたら教えてください。

 

野並会頭:心の底から思っていることを否定されるとやる気をなくし、組織への帰属意識も薄くなってしまうと考えている。最近の言葉で言うと「多様性」を取り入れる。組織の規律は必要でと考える一方で、押し付けられるのを嫌がられることも理解しないといけない。これまで規律ばかりを重んじてきたが、それだけではなく自由な部分も受け入れる「多様性」を持つことで、どちらのタイプにも対応できる。Z世代ばかりを肯定することで、これまで規律を重んじてきたメンバーを否定することになるのもあってはいけない。どちらの人達も活躍できるような環境を作る「多様性」を認める組織になればいずれの世代の人たちにも魅力のある組織になっていくと考えている。

 

山崎会長:会員を増やすための土作りをするには、リーダーがどういうふうに賽を振るかが大事だが、JCの単年度制が多様性を受け入れやすいのではないか。実際古いことに固執しやすい状況だが、その時々の時代背景をリーダーが見て今こうあるべきだと2ヶ年3ヶ年で変えやすく時代背景に合わせやすく時代背景に合わせるのが大事、せっかく作った綺麗な土も新しい土に変えないといけない。各々の地域で本当に必要なことを理解する。

 

森田副会長:引継ぎが大事だと言うが、単年度制のメリット、デメリットもお話してもらったが、自分がリーダーになった時、したいこと やりたいこと が大きくなり、引継ぎがおろそかになる可能性がある。
そして、単年度制であったり古いことに固執しがちと言われたが時代に合わせるならこうするべきなど何か外部から見て何かありますか?

 

斎藤氏:人間は色々考えて決めるが、一度決めると意味や精神を忘れ見えるところが独り歩きする。JCとは何か?というシンプルな質問に答えられにくい。変えるものと変えないものを時代に合わせて考えるべき。

 

森田副会頭:それをふまえて、みんなでやりたいと思える、自分でやりたいと思えると一歩踏み出せた体験をお聞かせください。

 

野並会頭:最初からこれをしたいとみんながみんな思っているのかな?と思う。最初は今自分がやってる事までやりたいと思ったか?というとそうではなく色々な経験をさせてもらい、できると思うことをやっていき強化されていった。ステップが踏めるというのが組織としての魅力。今入会したばかりの人がそう思ってないのは仕方がない、経験をすることで出来てくる、そして機会を貰える事でステップを踏めていくのがやはり組織の魅力だと思う。

 

斎藤氏:時代背景として自立的な組織になっていき、みんな自分の会社に専属でいることに疑問を感じ始めているのでこれからどんどん副業が増える。そこでJCのような働く場所ではなく戻れる所で常に学べるラーニングコミュニティが今まで以上に大事になる。その価値を提供出来ることがとても大事。新しい時代に合わせて価値のあるラーニングコミュニティにしていき、何か自分のきっかけをつかめる組織になるとよい。

 

森田副会頭:最後に本日を振り返りJCへの提言はありますか?

 

斎藤氏:JCはラーニングコミュニティとして凄く可能性があると思うが古い体制のまま衰退していってしまう岐路に立たされていると思う。自走する組織の中でどうすれば良いのか常に考える組織になると時代をつかむんじゃないかと思う。

 

森田副会頭:最後に愛知ブロックの会長として振り返りまとめをお願いします。

 

山崎会長:組織について話し合う事をひと昔前はしなかったし、やろうとしてもストップがかかっていた。自分たちの持論を変えたくなかったので。理念というのは一つなのに、やり方より手法が先行していた。町をよくするという理念を忘れてませんよね。そうなるとネクタイがある、ないは問題ではない。実際にネクタイをつけていく場合もあるが、昔と違い駅前もスーツの人だけが歩いているわけではない。そうしろと言うわけではないが、時代の背景に合わせて組織の在り方を考え合う機会があればいいなと思う。
とにかくJCには誰もが立ち上げれる土壌があって欲しいと思う。様々な事を挑戦する機会を貰うことができ、貰った機会だからこそ成功させよう自分のものにしようとしてきた。活躍する土壌を与えられる組織であってほしいと思う。

 

森田副会頭:JCI日本の会頭として一言お願いします。

 

野並会頭:組織全体の話だったが今日の話はJCだけでなく社業にも繋げられる話を伺ったはず。JCでの色々な経験が仕事にも繋がる合理性を感じて欲しい。そして、こうでないといけないとは言えない時代になってきているからこそ、しっかり向き合い時代に合わせたジャッジが必要。今から、明日からこうなっていこうとアクションを起こしてほしい。

 

 

【第3部】質疑応答

質問:斎藤氏 野並会頭へ 挑戦したいと思わせる意識改革が先か、そもそも挑戦したいという人が集まる組織作りが先か。

 

斎藤氏:人は変わると信念を持っている どんな人でも自分が主人公で一生懸命生きている。一人ひとり強いものがあるので話し合ってそこを見つけ育てて行くと、ほとんどの人が挑戦したいと思うようになる。

 

野並会頭:両軸が必要。レベル感の違いはもちろんあるが人が変わっていることをきちんと見ることができ、受け入れれる組織であるべき。

 

質問:変えていいものといけないものとよく言われますが、それはどう判断すれば良いですか?明るい豊かな社会を実現するもの以外は変えていいと思うのですが。

 

山崎会長:変えてはいけないものは理念。JCの三信条。それを忘れて欲しくない。町を良くするのと自分を鍛える事周りの仲間を大切にするという信条は変えてはいけない。それを軸として考えて頂きたい。コアを大事にLOMごとに話し合うのも面白いと思う。

 

野並会頭:変えない方が良いものは、我々がよく言うDoTankだと思う。批判などの空想を並べるだけでなく社会に投げかけ返事を見る。それを繰り返す組織と思っている。言い話聞いたなと思うだけでなく、なにか具体的なアクションを起こして欲しい。ここが変わってはいけないところ。

 

山崎会長:最後にもう一つ、何かを変えようとする時に一度過去を振り返って欲しい。JCで言うと70年どういう想いが連なって、どんな時代背景で何をやってきて今日に至るかを一度全部調べてから変えるか変えないか判断してほしい。先人達が作られてきた道があり、なぜ生まれてきたのか何をしてきたのか知った方がよい。

 

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止を念頭に、各意見交換は、内閣官房のカンファレンスガイドラインに基づき実施しております。

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