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東京ブロック協議会に訪問しました。

 

【日時】2021年6月25日(金曜日)19:00~20:30

 

【会場】WEB(ZOOM)

 

【内容】会頭と各理事長とのトークセッション

 

 

【竹内ブロック会長挨拶】

 

まず会場選定についてですが、昨今のコロナ禍の中で、新型コロナウイルスを原因とする差別等もあるかと思いますが、当初予定をしていた東村山の会場感染病資料館というところは差別また隔離をされていた場所です。

 

しかしながら厚生労働省の所轄の場所あり、まだ使えないというところで本日このような開催をさせていただきました。今日、短い90分という時間ではございますが、理事長の皆様にとって、残り半年またこれから人生に役立てることができるような時間になればと思っています。

 

本日この時間、私と会頭また、ご質問頂いた内容の回答が一つの答えかも知れませんし、あらゆる見方の答えかもしれませんが、それぞれ皆様のこれからの成長と、発展の糧にしていただけるような機会としてこの時間一緒に過ごして行きたいと思っています。

 

 

【野並会頭挨拶】

 

私も2013年入会させていただいて、何回か出向する機会の中で、この会館に来るというのを当たり前のように思って過ごしてきました。

 

そういう当たり前というものが、世の中の変化によって急に当たり前ではなくなってしまう状態。しかし皆様も日々そのような気持ちで、きっとこの青年会議所の活動に携わって頂いていると思います。

 

我々がやらなくてはいけない事と言うのは、そういう自分が勝手に当たり前だと思っていたことができなくなったとしても、その根本、やらなければいけない事というのは変わらないと言うふうに思っております。

 

本日は、おかげさまを持ちまして、こういうリアルな環境もご用意して頂いた中で、開催できるということに改めて感謝申し上げたいと思っております。

 

皆様とこうやってリアルにフェイストゥフェイスでお会いさせていただいている環境もあるからこそ、出来える事を我々意識していかないと、どんどん運動がオンラインでもいいじゃないか、オンラインだけでいいんじゃないかみたいな方向になっていってしまうことをちょっと心配しております。

 

でもきっとこうやって会うからこそ得られる関係性であったり、繋がりであったりというのも間違いなくあると思います。

 

 

【質疑応答】
進行:武内会長 回答:野並会頭

 

質疑1)
本年度公益社団法人日本青年会議所として第70代会頭、野並会頭が掲げる
1丁目1番地のLOM支援はどのような形なのか、率直な言葉でお聞かせ願えればと思います。

 

回答1)
LOM支援の方法は691個あるわけです。それぞれの支援の仕方があってそれを一つにまとめることは難しいなと。結局、何ができるのかということを考えた時に一番そのLOMのことを分かっているのは、ブロックだろうというのがあって、なのでブロック協議会の中でまずはそのLOM支援といったものをまず考えて頂きたいです。
まずは拡大の支援とアカデミーの支援だと思います。東京JCさんのように自分たちの中だけで、完結出来てしまう所は少なからずありますが、一方で誰かしらの手助けが必要とされているLOMも間違いなく存在していて、やっぱりそれぞれのLOMでやってもらいたいことは違う。それを何か勝手に日本青年会議所と言う組織が、君たちにはこれが必要だよ、と勝手に思ってやったところで多分伝わらないことが多いというふうに思っています。
私が思っているLOM支援というのは変な手助けをしない。と言うことだと思っています余計なお節介を焼かないって言ったところとともにできる立場の方々が、できる立場の中でやっていただくと言ったところをしっかりと支援させていただくことが私が本年やりたいと思っているLOM支援の形だと思います。

 

質疑2)
野並会頭が考えるこの青年会議所活動の中でビジネスの機会というものをどのように表現しどのようにお伝えしていきたいですか。

 

回答2)
青年会議所の定款の中にビジネスという文言を入れさせて頂きましたが、わざわざこの青年会議所のビジネスっていう言葉を入れたのは、社会課題を解決する手段としてビジネスという視点をきっちりと持ちましょうという思いからです。
今までは我々がやってきた、社会課題の解決というのがどちらかと言うとJCのマンパワーであったり、当該年度の予算を投じるからこそ、その一瞬は何か出来ている感じがする。
しかし年度が替わったりしてそれが継続できないというような状態になってしまうと、一過性でなんとなく出来た状態を作れたとしてもそれが長続きしない。結局どの視点が足りないかというと、それはあくまでそのボランティアみたいな形で、誰かがお金を負担する、誰かが時間・人的資源を負担するという状態じゃないと解決しないモデルだからまた元に戻ってしまう。
ここにビジネスの視点というものが植えつけられると長続きするのです。継続性を持たせられる。だからこそ社会課題というものがきちんと解決した状態が長続きするし継続する
だから社会課題の解決に関してはただJCのマンパワーや資金だけを投じるだけではなく、きちんとビジネスの視点というものを入れさせて頂くことで、長続きした状態を維持していきましょう。という意味でビジネスの視点が入ってきているといったところを改めてご理解していただければと思っています。

 

質疑3)
先ほど冒頭あいさつでコロナ禍での差別について、そういった話に少し触れさせていただきました。日本青年会議所の野並会頭を通し、青年会議所として取り組むべき差別問題について一言いただければと思います。

 

回答3)
本年もコロナヘイトの中で、報道等で何者かが弱者を攻撃するような形になってはいけないと言ったようなことをテーマに運動はさせていただいている。穿った見方を誰もがしてしまう可能性があることを自分たちが理解する必要があると思います。
それは、多様性などという言葉を使いながら、自分たちがそういう物を作り出してしまっていることはないかという点について改めて自分たち自身が顧みると言うところも必要なのではないかというふうに思います。
だからこそ、組織変革が必要なのではないか。考えて頂くきっかけがまずは必要。この組織の中でこの強みを生かしたいから、どうしてもこういう人だって受け入れられないんだっていうものはもしかしたらあるかもしれない。
ただ何も考えもしないで、今までやってきた事はこうだからみたいなことを続けてしまうと、われわれ自身の考え方自体がそういうヘイトのようなものを生み出してしまう一因にもなってしまうのではないかと。
このヘイト問題を自分たちの外側にある問題として捉えるのではなく、ぜひとも自分たちの中でこういう考え方はなかったのだろうか、ということを考えていただくきっかけになって頂けると良いのではないかと思います。

 

質疑4)
コロナ禍の中で東京都は緊急事態宣言が明け、蔓延防止措置になりましたがまだ自粛期間中であります。今日は皆様にお集まりを頂いておりますが緊急事態宣言や蔓延防止措置における科学的根拠がない状況においての営業制限について野並会頭はどのようなお考えがあるか教えてください。

 

回答4)
どちらの立ち位置で物事を考えるかという問題。性善説に立ってルールを制定するのか、性悪説に立ってルールを制定するのか。仮にこの東京都内を見渡すとグローバルダイニングさんのように、自粛命令が出ていたとしても、自分たちはこういう意図のもとで営業させて頂いていますというところもあり、それを応援する人もいます。
またそのことは株価にも反映しており、居酒屋業界は軒並み下がっていると言われながら、グローバルダイニングさんの株価は上がっている。ただ金融機関からすると、社会的に守ってほしいと言うことを、守らない企業が評価されている状態はどうだ。と言う形でいろいろな見方があります。
政治の役割の意味で言うと、安全安心な状態を作らなければいけないという中でルールというものは出来てきている。ただ、当然のことながら弊害を受けている方もいて、そういう方々に対しての支援であったりだとか、ルールを作ったが、この部分は要らないのではないか、ここは逆に強化しなければいけないのではないか、というものに関してはどんどん臨機応変に変えて行くということが私は必要なんじゃないかと思います。
それが、そのルールを制定している側の責任でもあると思っています。我々青年会議所の中でもそれぞれLOMの中でもルールがあります。組織として決めているものではある一方で、組織として決めているものは自分たちの力で変えることもできるものです。
だから、何か決まっているものに対して、ただ文句を言うだけではなくて、どういうルールに変えていくことが必要であり、自分ごとにして、どんどん変えて行く必要がある。ただ批判するだけではなく、自分なりの案を提案することが必要と思います。

 

質疑5)
新型コロナウイルス感染症に対する政府や都道府県の対策対応は適当であると思いますか、
先ほどのご質問の延長線上になるかもしれませんが、今対応している内容・政策というものが、適切なのか均等であるのか。お考えを聞かせてください。

 

回答5)
仮に適当でないとするのであれば、やっぱりそれは変える努力を自分たちなりにしていく必要があると思っています。
この青年会議所はLOMの皆様からすれば、各市町村の首長の方と毎年ご挨拶し、繋がりを持っているはずです。当然ブロック単位で言えば47都道府県の知事のみなさまとの接点も持っている。
このつながりを持ちながら、ただ批判するだけであるとするようなら、この組織がある意味は何なのかと考えるところがあります。だからこそ、この部分もう少しなんとかなりませんか、と言ったところは日頃のコミュニケーションの中でやっていく必要があると思っています。そういったことができるための日頃の関係性を大切にすべきだと思います。
行政とこのような時に生かせる関係性にしていくためには日頃どういった状態にしておかなければいけないのか考える必要があると思います。

 

質疑6)
コロナの問題のところから、青年会議所として皆様がモヤモヤし、頭の中で何をしていこうか考えている中で、ストレートな質問として青年会議所がこのコロナ禍において、どのように運動発信することが良いのか、どのような形が良いのか、という所をお聞かせ願えますか。

 

回答6)
ひとは、慣れ親しんだ状態への憧れだとか、そういったところへ戻りたい言ったところがあるので、そういう感情が生まれると思っています。また一方で、戻れない、出来ないとなっている感情の中、スパッと諦めるしかないと言うふうにも思っています。
竹内会長がおっしゃっていただいた中で、冒頭の挨拶でも少し触れましたが、出来ないことに固執していてもしょうがなくて、出来ることをそこで考えやっていく。ひとは制約があるからこそ新しいやり方であったり、そういったものが間違いなく生まれるのではないかと思っています。
また、京都会議の時に言った話なのですが、こういう環境じゃなかったら、ああいう京都会議は開催しない。今年のサマーコンファレンスみたいなものもきっとしない。今年のサマーコンファレンスはリアルとオンラインのハイブリッドという形で現在準備しています。
制約があるからこそ、新しいやり方がどんどん生まれて行くと思います。
制約があると言われているこの年だからこそ、新しい手法や考え方が生まれてくると言うところにポジティブに思考を置いていただいて、こういう時代、自分たちこの年青会議所をやって来た、だからこの2020年、2021年と言う年の中で、いろいろな今までなかった手法、考え方が生まれていった。と言うふうにきちんと将来世代の人たちに言える。そんな活動をぜひとも今年やっていっていただきたいと思っています。

 

質疑7)
今の状態が仕方のない状態なのかもしれませんが、昨今のコロナを理由に日本JCの各ブロックもオンライン事業へ移行し、主にセミナー視聴型に固執していているような気がします。それだけが新しい生活様式、新しい手段ではないと思います。JCこそが、思い立ってメンバーを集めてアクションを起こしたい、というふうに思っていますが会頭はどのように思っていますでしょうか。

 

回答7)
また数年前までは、実際に集まることが当たり前の組織でした。今はオンラインという選択肢が増えた状態をうまく拡大にも生かせて頂きたいと思っています。このようなハイブリッドな環境を用意することで、少なからず青年会議所に関わっていると言ったところを体験していただくことも出来ると思います。ここの両方をきちんと幅として用意しておくところがこれから必要だと思っています。
あと、実地で集まるのであれば、何故オンラインだけではなく、実地でなければいけないのかを説明する必要があり、今日の6時半から8時までの時間を区切ると、ハイブリッドと言う、オンラインだけで見ている人たちとあまり変わらない環境になっていないか。オンラインだけだと周りの環境が、そのひと一人で居たり、家族と一緒に居たりして、ずっと集中して画面と向き合うことが出来ないと思います。
私も正直、オンラインの会議の時に、ずっとその会議のことだけ考えているか、と言うとそうではなく、パソコンが目の前にあって、スマホがいじれたら、何か違うことも出来てしまう形になるので、注意力は間違いなく散漫となります。
その中だけで得られるものって言った所は少しレベルが落ちたものになってしまうところはあると思っています。だからそのリアルな良さとオンラインの良さをしっかり理解しながら、両方の状態を用意しておくことによってこの青年会議所の事業に携わっていただける人たちというのは、これからどんどん増えて行くと思っています。実地で無ければ得られないことも間違いなくあります。
人間関係のつながりは、オンラインの会議を多分100回やって、100回お互いの画面上見ていても一生仲良くならないです。しかし1回いろいろな手段あると思いますが、仲良くなることをすることで、またそのつながりで新しいことが生まれて行くと言うこともあります。この事は、実地で無くては得られないものと思います。そこの両方をうまくバランスとりながらやり続けることが、これから我々に必要とされていく考え方だと思っています。

 

質疑8)
各地会員会議所のそれぞれの地域では緊急事態宣言、いや蔓延防止措置が発令されていない地区はあると思います。こうした地区の例会や宣言下のあり・無しの場所での地域の拡大に差があります、地区の視点を見ながら会頭のご意見、メンバーの会員拡大の視点でお言葉をいただきたく思います。

 

回答8)
宣言が出ていない所は、それをチャンスにしてもらって拡大して行って良いと思います。
宣言が出てしまったのであれば、制約条件の中で新しい物を生み出せば良いと思います。メリットデメリットは間違いなくあります。
今までの、リアルで会えた頃のやり方と、人と会うことが難しい中で拡大が制限されていることはあると思います。色々なファクトを積み上げていくと、懇親会や酒を酌み交わしながら仲良くなる言ったところは制限がありますが、お互いマスクを付けて、日頃の仕事もそうですが、一切合切フェイストゥフェイスの環境が無いかというとそうでは無く、コロナを言い訳にしてほしくないです。
コロナだから拡大がうまくいかない。全部コロナのせいにすれば許されてしまう。そういう雰囲気が出来てしまうと、組織が弱くなると思っています。言い訳をするために、我々はこの組織に入てるという話では無く、どう上手くこの状況下でポジティブに捉え何か出来ることは無いのかと考えを変えていく。だからこそこういう時代であっても成長する企業が間違い無くあるだろうと思います。思考の癖付け、今少し上手く行かなかったと言うことがあったとしてもそれは、今までと同じやり方をしていたから上手く行かなかった。
本年、横浜JCはシニアの力を最大限に活用させていただいて、久しぶりに三桁の拡大が出来るよう進んでいます。やり方も含め、こういう時代だからこそのやり方で何が何でもやっていこうと運動すれば、成果というものは100%出ますとは言えませんが、今上手く行っていないと挙手いただいた理事長の皆様におかれましては、やり方を少しでも変えていただく事を意識していただけると良いと思っています。
コロナの事を言い訳にしない。数多くのところからこのような意見をいただきます。その中でも我々は前向きに、ポジティブに行動して行くことが大事だと思う。また、発想の転換も大事だと思います。皆様の事業構築、運動に対して、是非ともメンバーに伝えていただきたいと思います。人は何かする時、例えば10人に対して1人反対する方が面白いと思います。
賛成意見より、反対意見の方が社会にインパクトを与える場合もあると思いますので、是非とも皆様、来年は直前理事長になるので各LOMを活性化して行ってください。

 

質疑9)
全国47ブロックある中、会頭はお忙しい中でも訪問して頂いていますが、会頭公式訪問の位置付け、理由につきましては、各LOMが自主的に自立し、自らが輝こうとする意識を高めることを目的としていると伺いました、その部分に問題意識を持った理由や会頭としての経験談があれば教えて下さい。

 

回答9)
私も会長も同じく2013年入会です。本日お集りの皆様はJC歴で言うと私より先輩の方々が沢山いらっしゃいます。
ただ本年、私は日本青年会議所の会頭を務めさせていただいて、どういったメッセージを皆様に送るのが良いのか考えていた中で、自分が正解を持っている人間では無いと覆います。
なので私の言葉を聞いたところで、私の言葉に従ったとしても、皆様は決してハッピーになれません。ただ、本日折角来ていただいて、こういった考えもあるのだと皆様の引き出しに、しまっておいてもらえるものはしまってもらい、出したい時に出してもらえば良い。
そういった話が出来れば良いと思います。結局引き出しの数が、その人の強さであり、組織の強さだと思います。一個しか引き出しが無いと、それがコロナ前であってもコロナ後であっても通用するなら良いのですが、通用しないならもう空けるものが無い、引き出しを持っていても中身が空っぽなので何も出せない。しかし、しっかり引き出しにしまってあって、この時代に生かせるものなら、どんどん生かして行っていただきたい。
引き出しの中身を増やして行っていただくのが青年会議所の特徴だと思います。一人ひとりの方が光り輝ける状態を作ることが、日本と言う国をより良くしていくのだろうと思います。

 

質疑10)
会頭は忙しい時間の中で、仕事、家族、プライベート、JC活動の時間をどのように使い分けているのか、またどのような視点をもって日々活動しているのか教えて下さい。

 

回答10)
最初は区切りがあると言うか、これはJCをやる時間、これは仕事をする時間、これは家庭の時間と言うのが分断されていた形でした。どんどんJC活動をしていくとお互い、オーバーラップしてゆく感覚になって行って、今では体が居る場所がそれぞれJCをやっている会場であったり、会社であったり、家であったりあるかもしれませんが、私は横浜に住んでいるので、今日の会頭公式訪問を家庭の視点で何か使うかと言うと難しいです。
ただ、47都道府県まわる中、ここに来たのは来年以降の家族旅行の現地調査で来ているつもりであり、今日の会頭公式訪問は家族の時間としても提起出来ると思っています。
仕事の面で言うと、青年会議所の事業であったり活動であったり、少なからず世の中の少しだけ先、もしかすると外れることのあるのですが、少し先の事をやっている、それが世の中の向かっていく方向だと思いながら、企業としてどういったところを用意しておけば良いのか、少なからず仕事にも生かせていると思っている。
仕事だけを頑張ろう、JCだけを頑張ろう、家庭だけ頑張ろうでは無くてそれぞれを頑張ると関連性があると言う受け止め方が出来よう様になってきたと思っています。JCの事は全て仕事に生かせていますし、家庭にも生かしているつもりです。ただ妻にこのような事を言っても理解はしてもらえないと思います。結局家に居ないじゃないかと言われてしまうので、そこは卒業してから時間を掛けて少しずつ返せれば良いかなと思っています。

 

質疑11)
我々、青年会議所として「なぜ」という所に立ち返るのですが、青年会議所の存在意義というものを会頭自信どう思うのか、質問文をそのまま言わせていただくと、私はひとづくり、まちづくりを掲げている団体は類を見ない、それだけで存在意義はあるが具体的なまちづくり、防災・地域活性・子育て支援そういった事業に関しては、特に特化している団体が数多くあるので、青年会議所活動は自己満足で終わるケースが多いと思う。これはLOMの事業構築が浅はかだからかもしれませんが、地域に必要とされる青年会議所を導く術がみつからなく模索している所です。という質問ですが、野並会頭からしてこの青年会議所の存在意義がどういったものなのか、お話しいただけますか。

 

回答11)
短い時間で、この組織の意義を語りつくそうとすると、逆に語りつくせないぐらいあるのがこの組織の魅力と言ったところです。
例えば、今質問の中にあった防災ですが、それだけを切り取ろうとすると、専門にされている所がやった方が効率的だと言う話になります。ただ一方で防災の観点はやる人だけでなんとかなるのか、実はそんな事でも無く、普通の一般市民も知識を持っていた方が良いという視点はありますよね。我々は防災のプロではないが、少しはかじっている。
少しずつ関わる事で自分の守備範囲を広げてゆく、そういった感覚がある組織なのかなと思っていて、単純な成果なら特化した方が良いですが、単年度制である、40歳で卒業すると言う事が弊害になると思う。一方で1年間と言う限られた時間の中で自分に与えられた役職を全うしよう、しかもそれが、学生の時のように調べた事をレポートにして終りという事では無く、調べた事を自分なりに解釈し、実際やってみて、行動に移してみて、それがどういう反響が得られ、フィードバックされるのか。これだけの事をやっている組織は青年会議所しか無いだろうと私は思います。
理想はこの組織のような物が無くなるようになっていた方が、世の中は幸せなのだろうな、明るい豊かな社会を実現した結果、青年会議所は必要なくなりました。と言う世の中が来たらきっと幸せなのだろうと思います。
しかし、そういった世の中は起こり得ないだろうとも思っていて、社会課題はどの時代でも存在し続けるものだろうと思いますし、自己成長、地域の中での問題解決を目指し続ける人間はずっと世の中に存在し続けると思っています。
そうするとこの組織が変わって行く状態と言うのはあると思います。691が減るかもしれない、増えるかもしれない。
地区協議会、ブロック協議会と言う仕組みの中でやってきた部分もありますけど、最初から地区協議会、ブロック協議会があったわけでは無く、こういうものがあったら良いなと思ったから存在しています。しかし必要が無ければ無くしてしまえば良いと、柔軟に考えるべきだろうと言う考え方にも学ぶことが出来る。
青年会議所に入ってなければ、何でこんな組織が必要なのだろうとか考えもしなかった。そういうことを考えるからこそ、自分の会社は何故存在しているのか、自分の子供世代に何かを残せる自分でありたい等、思考の幅が増えるところもある。この組織を一言で言い表すのは難しいと思っています。色々な物が散りばめられているのがこの組織の魅力で、同じ世代で頑張っているからこそ、あいつには負けたくないと仲間が出来たり、あいつと一緒の時間を過ごせたら、すごく楽しい人生になるだろうと思える仲間が出来たり、そう言う所に繋がるだろうと私は思っています。

 

質疑12)
コロナ禍の難しい状況において、特に今年は半分以上緊急事態宣言下でした。京都会議の頃は想定出来なかったと思うのですが、今だから思う2021年度の展望を教えて下さい。

 

回答12)
私は自分が行動で変えられるのであれば、ポジティブな方向に変えて行きたいですが、自分の力では変えられないものは、しょうが無いと思う性分です。自分が変えられるものや、自分で出来ることは何なのかと考えようと思っていて、こういった思考を持つと、皆様の地域においても、これをやろうかなどポジティブに回るのではないかと思っています。一つの考えに固執せず、今やれることをやり一つでも成果を残してくれれば良いと私は思っています。

 

質疑13)
今、この時代の青年会議所運動はチャンスだと思っています。組織改革、新しい手法をどんどん取り入れています。拡大は成功していないのですが盲目の方がメンバーになったりしています。色々なチャンスが動いている中、やはりビジネスの件で色々考えるのですが、JCでビジネスして良いと言うのも違うと思います。会頭が考えるビジネスを教えて下さい。

 

回答13)
ビジネスの基本が何なのかと言うと、人とひとの信頼関係だと思います。この青年会議所での信頼関係とは、仕事で頑張るのは当たり前、お金が関わっているので普通です。ただ、こう言う組織でお金など関係無く頑張れるという部分にその人の素があり、そういう所を持ち合わせているなら、仕事を任せても大丈夫と言う所に繋がると私は思います。

 

質疑14)
ビジネスが先に来ているメンバーにどう伝えれば良いですか、考えをお聞かせください。

 

回答14)
人はメッセージを自分に都合良く受け取るものだと思っています。特にトップになっている方の言葉は変えても良いと思います。例えば朝礼で今日のベストを出しましょう、今日のベストを尽くしたら、明日は、明日のベストを出して下さいと伝えます。形が違っていても構いません。昨日と今日は経験値が違うので、意見を変えても良いと思います。この組織は宣言文でも言っているよう、社会課題を解決していこうと言う組織です。そこにビジネスをからめるとすると、そんなに甘くは無い、組織に所属したからビジネス出来るほど社会は甘くないですよね。この組織で頑張りたいが、続けられない人も居る、そういった所を理解することが必要だろうと思います。

 

質疑15)
オンラインでメンバーも見ています、青年会議所でこれは苦手だったと思う所があれば教えて下さい。

 

回答15)
入会当時、懇親会には行きませんでした、行く理由がわかりませんでした。あとは長い会議が苦手でした、2015年総務の副委員長でJC会館の会議を設える側でした、24時をまわる会議が当たり前の中、私は終電に間に合うように帰っていました。私は自分の価値観はその人に伝えます、ぶつけ合えたからこそ納得する部分もあり、懇親会、長い会議の意味もわかりました。ただ、ぶつける人間を間違えてはいけません。ポジティブなことを返すひとにぶつけることで自分の成長に繋がりました。

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