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ガイド

6.空港から市内へのアクセス

●新ウランバートル国際空港(チンギスハーン国際空港)

チンギスハーン国際空港は、モンゴルの首都ウランバートルに位置する主要な国際空港で、モンゴルへの玄関口となっています。
2021年7月に新たに開港されたこの空港は、最新の設備と広々とした施設を備えており、快適な旅のスタート地点となるでしょう。
ウランバートル市内から約50kmの距離にあり、空港から市内へのアクセスも良好です。

●タクシー移動

ウランバートル空港から市内へのタクシー移動は、初めてモンゴルを訪れる観光客にとって最も一般的かつ便利な手段の一つです。
特に、時間を気にする旅行者や、荷物が多い場合にはタクシーの利用が最適です。

■所要時間
通常30分から1時間程度かかります。交通量の多い時間帯や悪天候時には、さらに時間がかかり2時間前後になる場合もありますので、時間には余裕を持って行動することをおすすめします。
■料金
料金の目安としては、通常のタクシーで80,000₮(モンゴル・トゥグルグ)から150,000₮程度です。時間帯や渋滞の状況により、追加料金がかかる場合もあります。特に深夜や早朝の移動では、割増料金が適用されることが多いため、事前に確認しておくと安心です。
■正規タクシーと白タクの違い
ウランバートル空港には、正規タクシーと非公式の白タクが混在しています。
正規タクシーはメーター制で料金が明確なため、安心して利用できます。一方、白タクは個人が運営しており、料金は交渉制です。
正規タクシーは、空港のタクシーカウンターや公式のタクシーアプリを使って予約できます。白タクは空港の外で声をかけてくることが多いため、こうした個人タクシーには注意が必要です。

※要注意※
メーター付きのタクシーを選びましょう。
乗車前に料金を確認し、ドライバーに行き先を正確に伝えることも重要です。英語が通じない場合があるため、行き先を紙に書いて見せるとスムーズです。
運転手が親切かどうかや、車の状態にも気を配りましょう。安全に快適な移動をするためには、信頼できるタクシーを選ぶことが大切です。

●バス移動

ウランバートル空港から市内までの移動手段として、バスはタクシーに比べて節約できる選択肢です。
特に、限られた予算で旅を楽しみたい旅行者にとっては、バス利用が魅力的です。

■空港から市内へのバス運行状況
ウランバートル空港から市内中心部へのバスは、運行本数が限られているため、事前にスケジュールを確認することが大切です。
バスは乗客が集まり次第、出発するスタイルが一般的で、混雑状況によっては出発まで待たされることもあります。
特に祝日やピークシーズンでは、渋滞や乗客の降車場所により、到着まで時間がかかることがあるため、余裕を持って行動することをお勧めします。
■バスの料金と乗り方
空港から市内へのバスの料金は非常にリーズナブルで、通常約30,000₮(約1,200円)です。バスチケットは空港内のバス受付カウンターで購入可能で、現金またはクレジットカードで支払うことができます。乗車券を手に入れたら、空港を出てすぐ左側のバス待機エリアに向かいます。バスに乗り込む際、大きな荷物は前方に置くスペースがあり、乗車もスムーズです。
節約を重視する旅行者にとって、バスはタクシーよりも断然安い移動手段です。バス料金はおよそ30,000₮で、タクシーの半分以下の費用で済みます。

■バスのルール
乗客の希望する降車場所に応じてバスがルートを調整するため、少々時間がかかることがありますが、目的地近くまで連れて行ってくれるため便利です。

●その他交通情報

近年急速な都市化と人口増加に伴い、首都ウランバートルでは現在深刻な渋滞問題に直面しています。特に朝夕の通勤時間帯は交通量が増え、市内の主要道路では大渋滞が発生します。自家用車の所有率が増えた一方で、道路や交通インフラの整備が追いついていない状況です。

近年急速な都市化と人口増加に伴い、首都ウランバートルでは現在深刻な渋滞問題に直面しています。特に朝夕の通勤時間帯は交通量が増え、市内の主要道路では大渋滞が発生します。自家用車の所有率が増えた一方で、道路や交通インフラの整備が追いついていない状況です。