Guide

ガイド

13.モンゴルのルール

■治安
モンゴルは比較的安全な国ですが、都市部など観光客が多い場所ではスリや置き引きに注意が必要です。
夜の外出は避け、夜間の路地などをあまり一人で歩くことはお勧めしません。
貴重品はホテルのセーフティボックスに保管するなど、安全対策をしましょう。
■マナーとタブー
ゲルでは、清潔さが重要視されます。ゲルの中に不潔なものや汚れた靴を持ち込むことは避けましょう。また、ゲルの中央部分は家庭の神聖なスペースとされており、無闇に通ることは避けるべきです。ゲルを訪れる際は、周辺を歩くように心掛けましょう。

食事中に肉の骨にナイフを当てることはタブーとされています。
骨を割る際は、手で行うか、骨にナイフを当てずに行います。

モンゴルでは犬をハットグと呼び、犬は家庭を守る守護神とされています。
そのため、犬を侮辱する行為は避けるべきです。

モンゴルでは、酒を断る際は、一口だけ飲んでから断ることが一般的です。また、酒を注ぐ際には、右手でグラスを持ち、左手で腕を支えることがマナーとされています。

■チップ
一般的にチップの習慣はありません。高級店での飲食費やホテル宿泊費などにはあらかじめサービス料が付加されています。
特別なサービスを受けたときや、無理を通してもらったときには気持ちで渡しても構いません。
(目安は簡単な食事ができる2000~5000Tg程度)
■トイレ
ウランバートルにある公共施設のほとんどのは洋式の水洗トイレです。
扉も日本と同じく、全面隠れていますが、紙を流すことができません。モンゴルでは紙を流すと詰まってしまうため、トイレには必ず、クズかごが用意されています。紙はクズかごへ捨てることが義務づけられています。

モンゴルにはトイレの扉に数字のゼロ2つ(00)が扉に書かれている場合があります。モンゴル語でトイレのことをノイル(日本語でゼロの意味)といいます。どうも、体をもとの状態(ゼロ)に戻すというところからきています。