申請内容

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事業名称 防災都市仙台確立事業 学生防災サミット~108万人の思いやりが溢れるまち~
申請部門 継続部門
申請LOM 公益社団法人 仙台青年会議所
理事長名 熱海 秀宗
申請担当者 佐々木 拓也
携帯番号 090-6222-0656 メールアドレス freedom613@hotmail.co.jp
事務局TEL 022-222-9788 事務局FAX 022-222-9786
事務局住所 宮城県仙台市青葉区本町2-16-12 仙台商工会議所ビル8F

事業詳細情報

本事業の参加者 会員数 74名 参加率 43.27% 関係者数 63名 一般参加数 3000名
事業実施に至った背景 未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発災より7年が経過し、災害対策に対する地域の取り組みへの支援を通じて、防災と環境を基軸とした未来を創るまちづくりが推進される中で、災害から得られた教訓や復興の知見を継承する取り組みとして、公助はもとより、防災面で地域のすべての関係者が主体として自助・共助を担う地域づくりが求められています。私たちは、防災の観点から、市民一人ひとりの地域やひとへの思いやりをもった行動をもとに、市民が協働して実現する仙台(まち)の発展に向け、本事業を実施しました。
事業の目的 仙台青年会議所メンバー向けの事業目的
・会員一人ひとりが、防災・減災意識を高める。
・防災を通じた市民意識の変革による仙台(まち)の発展を牽引する意識を高める。

仙台青年会議所メンバーを除く対外参加者向けの事業目的
・市民の防災・減災の取り組みに対する参画意識を向上させ、防災環境都市の確立に向けた推進力を高める。
・市民一人ひとりが、防災・減災意識を高めるとともに、主体として取り組む地域防災の重要性を認識する。
事業の概要 本事業は、全国的に防災意識が高まる東日本大震災発災前日、当日の2日間に亘り、地域防災事業を推進する学生にご協力いただき開催しました。3月10日は、学生を対象に震災遺構「荒浜小学校」見学を通じて、震災の風化防止と防災への理解を深めるとともに、震災復興の現状に触れていただきました。また、「防災の取り組みへ対する市民参画」をテーマに、学生対談「3・10防災学生サミット」を開催し、防災文化の重要性と現状課題をまとめ、行政とともにメディアを通じて広く発信しました。
3月11日は、「3・11防災学生サミット」として、キャンドルナイト2018内にブースを出展し、地域防災・自主防災対策を紹介することで、市民一人ひとりの防災意識と災害対応力を高めました。
仙台市と市民防災事業を協働し行うことで、今後起こりうる災害に対し、公助・自助・共助が織り込まれた108万市民共通の「防災文化」として、震災予見地域の行政担当科や防災コミュニティに広く発信・報告し、防災環市都市仙台の確立に向けた推進力を高めました。
開催期間・
タイムスケジュール
2018年3月10日~2018年3月11日
開催場所 (3月10日)TKPガーデンシティ仙台勾当台ホール5、(3月11日)仙台市青葉区 勾当台公園市民広場 
事業区分 継続
公益・共益区分 公益事業
事業総予算・収支 予算総額は79万円です。
法人会計繰入を20万円にとどめ、それ以外を補助金収入39万円、広告料収入20万円で賄う計画としました。
主な支出は、参加学生の交通、宿泊費として約36万円、3月11日に実施された「キャンドルナイト」に出展した地域防災・自主防災対策の紹介のためのブース設営にかかる費用として約43万円となっています。
SDGs 3.すべての人に健康と福祉を
5.ジェンダー平等を実現しよう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体
共催 仙台市
協賛 広告協賛:8社
後援
その他 一般社団法人東北地域づくり協会(事業支援として防災支援事業費(支援金)を受領)
事業対象者 仙台市関係者、事業参加学生(宮城県の高等学校2校、大学1校、兵庫県の大学1校、熊本県の大学2校)、一般市民、仙台JCメンバー
行動(ACTION TAKEN) 東日本大震災翌年以降2017年まで、毎年3月11日に追悼行事としてキャンドルナイトを仙台JCが主催してきましたが、2018年より外部団体に移譲し、新たな取り組みを行うこととなりました。2017年10月には仙台市との打合せを、12月からは市民団体、参加学生を交えて打合せを実施し、学生を主体として、「防災の取り組みに対する市民参画」をテーマに、防災に関する情報発信を行う事業を実施する運びとなりました。
 3月10日、11日の2日間にわたり実施しました。3月10日は、「3・10防災学生サミット」と題して、大震災を経験した3地域の学生を主体に防災文化の重要性と現状課題について協議し、また,東日本大震災の遺構である荒浜小学校を訪れるエクスカーションを設えました。翌11日は、世界防災フォーラム・防災ダボス会議@仙台2017にて自主防災活動を発信した経験を持つ学生らの協力を得て、キャンドルナイトの催事として、学生事業発信ブースを出展し、今後起こりうる災害に対し、「公助」、「自助」、「共助」の精神によって行う地域防災・自主防災対策を紹介しました。
結果(RESULT) 1.メンバー向け、対外参加者向けに掲げる事業目的のいずれについても,十二分に達成することができました。
2.事業2日目に行ったキャンドルナイトにおけるブース出展については、LOMによる事前の告知や報道機関を通じたPR以上に、偶然来場した方が多く驚きました。そして、そのような方たちも含めて実施したアンケートにおいて、「自身の防災・減災意識を高めることができたか」との質問に100%の方が「はい」と回答していただきました。「3月11日」という日が特別な日であることを再認識させらました。
3.本事業に参加した学生及び一般来場者への当日アンケート、事業に参加した学生への事後のヒアリング調査を実施しました。
4.初日である3月10日に開催した「3.10学生防災サミット」については、テレビ1社及び新聞2社に取り上げていただきました。これにより学生らが能動的に防災・減災に取り組む姿を通じて、市民の防災・減災に対する参画意識を高めることに寄与できたと考えられます。また、2日目である3月11日の事業について行ったアンケートにおいて、防災・減災意識を高めることができたかとの問いに対して「できた」「まあまあできた」が99%、地域防災・自主防災の取り組みの必要性を認識できたかに対して「できた」「まあまあできた」が100%と回答を得ました。これらのことを踏まえると、目的を達成することができたと評価することができます。
地域社会への影響 ・震災から学んだ他者を慮る気持ちと震災の経験を伝える責務を市民一人ひとりに再認識いただき、防災都市仙台としての都市ブランド力と「防災文化」を育み、仙台の持続的な発展に寄与するための基礎を築きました。
・仙台市民だけではなく東北・日本国民全体が心をひとつにし、3月11日という日の持つ意味を再認識する機会を創出し、震災を知らない世代の防災・減災意識を高めるとともに、防災文化の発展と震災の風化防止に寄与するための基礎を築きました。
・震災の経験と知見の発信を通じた国際的な防災文化の発展に寄与し続け、仙台まちの知名度向上とともに国際的な情報発信力を強化し、国際力豊かな仙台まちの発展に繋げる礎を築きました。
・事業参加校を含め地域が行う防災事業効果の拡大に向けた協議を行う中で、事業参加学生一人ひとりが、市民意識(防災の取り組みに対する参画意識)の必要性に気づき、本質的な防災課題を啓発し続け、持続的な防災コミュニティの発展に寄与する礎を築きました。
LOMへの影響 ・本事業は各地の学生や仙台市民が積極的・能動的に参加していただいたことで成功しました。LOMメンバー各人にとっては、防災・減災に対する学生や市民らの潜在的な関心の高さを強く認識するとともに、自身の防災・減災への意識を高める機会となりました。
・本事業では、「3月11日」という特別な日に仙台JCが行う防災・減災への取り組みを各種報道機関・通信社を通じて広く発信することができたのみならず、仙台市民をはじめとする地域の方々から仙台JCの運動に対する共感を多く得ることができました。これにより、仙台市をはじめとする公共団体や市民とともに展開していく予定である防災都市仙台の確立を目指す運動の土台が形成されるともに、今後の運動の可能性を大きく拡げることができました。
事業の長期的な影響 大震災を経験した各地の学生が集い、実体験や防災に関する取組みを共有したうえで、全国各地に防災に関する情報を発信することにより、仙台市民だけでなく、東北地方ひいては日本国民全体に対して,東日本大震災を風化させてはならないという認識を新たにしていただくとともに、これからの防災の在り方を問いかける機会を提供することができました。これにより、市民一人ひとりの高い防災・減災意識が維持されるとともに、各地で持続的な防災コミュニティが形成ないし発展していくことが見込まれます。
また、本事業を通じて複数の地域の学生が交流し意見を交わす機会を得たことで,さらなる交流の環が拡がり、被災地以外の地域においても防災・減災意識が高まり、市民を主体とする安心なまちづくりが全国的に促進されることが見込まれます。
考察や推奨 本事業を通じて、市民の防災・減災意識を高めることができました。引き続き防災・減災意識を高い水準で維持することが求められることはもちろんですが、防災都市を確立するにあたって、より具体的な施策を展開し、市民を導いていくことが必要になります。
仙台JCにおいては、既に「黄色いハンカチプロジェクト」と題して、有事の際に他者に無事を伝える黄色いハンカチを作成、配布し、地域の小学校における啓蒙活動などを実施しています。防災・減災を足がかりとして、コミュニティ形成に必要不可欠となるひとづくり・地域づくりを目指すプロジェクトですが、今後は有事を未然に防ぐ,あるいは有事に備えるアイディアも必要になります。「自助」のみならず「共助」「公助」という観点からアイディアを募り、住み暮らす地域をより安心で安全な地域とする一助となるべく活動を展開する必要があります。
改善点 本プロジェクトは、震災翌年から前年まで3月11日に仙台JCが主催者として実施していた「キャンドルナイト」を外部団体に委譲して、初めて実施した事業でした。前年の予定者段階から担当会議体において事業計画を構築していたものの、3月という比較的早い時期に開催する事業ということもあり、仙台市など外部の団体との事前の打合せが難航した時期がありました。
未曽有の震災を経験した東北地方を主導するLOMであるという強い自覚を持ち、会議体・委員会の垣根を越えてLOM全体が一丸となって企画について早期に決定することが求められていたと考えます。次年度以降も継続して行うことが予定されている事業ですので、本年の事業を超えるた事業を展開するために、より早期の計画立案と協議を行うことが必要であり、この点が改善点であるということができます。
JCI活動計画の推進 IMPACT
地域の防災課題に向き合い、課題解決に向けた検討内容を仙台市民に向けて発信したことで、防災文化の構築という、地域社会が持続可能なプログラムを推進しました。
MOTIVATE
仙台市内の学生を中心に時代の地域発展を担う若者に働きかけ、仙台市民の防災・減災に対する意識改革を促したことで、地域によりよい変化を促進する環境を提供できました。
INVEST
本事業は、東日本大震災翌年から前年まで3月11日に「キャンドルナイト」と題して主催してきた事業を外部団体に移譲し、キャンドルナイトの実施に合わせ新たに実施した事業です。予算の2分の1以上を外部からの支援金や広告料収入で賄っており、長期にわたり事業を継続することが可能といえます。
COLLABORATE
本事業は、仙台市や各地の学生、外部団体などの多くの協力のもと実施しました。これにより報道機関が多く本事業を取り上げるに至るなど、より大きなインパクトを生み出しました。
CONNECT
本事業では、全国各地の学生の参加を募り実施しました。仙台JCメンバーと参加した学生や学生同士の交流など地域を超えた継続的な交流が見込まれ、今後もインパクトが継続して起きる可能性を秘めているものといえます。
JCI VISIONの推進 日本は世界的にみても自然災害の多い国であるが、そのなかでも稀有な大災害に見舞われた地域という特性を生かして、全国の各地域における防災・減災の課題とその課題解決に向けた取組みを国内外を問わず広く情報を発信していく機会として本事業を実施しました。仙台JCは、東北地方を牽引する地域のリーダーとして、防災・減災への取組みを積極的に発信する責務を負っています。本事業は、そのような責務を果たしつつも、国際的な防災文化の発展や、仙台の知名度向上とともに国際的な情報発信力を高めることに寄与するものとして展開しました。
JCI MISSIONの推進 本事業は、市民の防災・減災への意識向上・変革が眼前の目的ではありますが、その先には、本事業が市民の意識変革に寄与することによって、仙台JCメンバーの地域を牽引する意識を高めることにあります。
各地の学生が能動的に参加する姿勢を示したことで、彼らを牽引する、次代を担う若者の代表としての自覚を意識をより強くする機会をなりました。また、地域の防災・減災というテーマを足掛かりとすることで地域コミュニティの発展に寄与し、地域のリーダーとしての意識を醸成する機会をなりました。
JCI申請の意思確認 検討している
その他 本事業は、震災が発生した翌年から前年である2017年度まで毎年実施し全国的に取り上げられていた「キャンドルナイト」を他団体に移譲してから初めて、同事業に代わるものとして実施したものです。
市民が経済活動を行い、豊かな社会を実現する根底には、安心して生活することができる基盤や地域コミュニティの存在は必要不可欠です。予算規模こそ小さいものの、各地で自然災害が多発し、全国的に防災・減災意識が高まっている昨今において、仙台市に限らず全国各地に大きなインパクトを与える事業であると確信しています。
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