申請内容

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事業名称 商品選択から始まる国際貢献!クールでホットなNAGOYAを創造する8-shiboru(エシボル)プロジェクト
申請部門 組織間協働プロジェクト部門
申請LOM 公益社団法人 名古屋青年会議所
理事長名 山本 一統
申請担当者 木下 智靖
携帯番号 090-6468-1230 メールアドレス akazonae19831003@yahoo.co.jp
事務局TEL 052-221-8590 事務局FAX 052-202-0464
事務局住所 名古屋市中区栄1丁目15番24号

事業詳細情報

本事業の参加者 会員数 360名 参加率 50.80% 関係者数 0名 一般参加数 5823名
事業実施に至った背景 グローバル化が進み、日本国内でも海外から安価な服や食品などの商品が流通するようになりましたが、それらの商品は価格を維持するために、商品を生産・流通する段階で大幅なコストの削減が敢行されています。洋服についていえば、価格を商品購入の基準とすれば、安さという恩恵を受ける一方で、商品価格を下げて貧困問題を抱える途上国の原材料生産者が不当な負担を負わされます。これは貧困に喘ぐ人々が低水準な教育環境や劣悪な労働環境から抜け出すことができないという事態につながります。そこで、成熟した都市に住まう市民は、途上国と先進国の間におけるフェアトレードを実現し、より良い循環を世界に生み出していく道義的な責任を自覚し、価格のみを消費の選択材料とするのではなく、その商品の生産過程も考慮し、倫理的な選択をしていく必要があります。
事業の目的 本事業の目的は以下の3つになります。
①市民に対し、フェアトレードの理念・仕組みを発信すると共に、フェアトレードによる製品を購入することで国際貢献ができるということを周知すること
②フェアトレードの理念・仕組みを理解した市民が、実際にフェアトレードによる製品を購入することで国際貢献を始めること
③市民一人ひとりがフェアトレードによる製品を継続的に購入することを通して製品の原材料を生産している発展途上国を支え、その結果、発展途上国に産業が根づかせて、継続的な経済発展につなげること
事業の概要 本事業では、カンボジアからオーガニックコットンをフェアトレードで輸入をして、名古屋の伝統工芸である有松絞の技術を用いて、トートバック・ポーチといった製品を開発・販売しました。製品の販売にあたっては、名古屋のシンボル(市章)である「8」と有松絞の「シボリ」を掛け合わせて「8-shiboru(エシボル)」というロゴを開発して、ブランディング化を図ると共に、インフルエンサーとも協力してフェアトレードの意義を広く社会に発信しました。
開催期間・
タイムスケジュール
2017年4月1日~2017年9月30日
開催場所 愛知大学名古屋キャンパスグローバルコンベンションホールほか
事業区分 新規
公益・共益区分 公益事業
事業総予算・収支 本事業は会場設営費に若干の誤差がありましたが、概ね予算どおり執行されました。その内訳は以下のとおりになります。
会場費         1,000円
会場設営費     186,440円
 内訳:講演会設営関係      177,800円
    製品販売ブース設置関係    8,640円
講師関係費   1,501,200円
資料費     1,523,000円
内訳:製品開発費        685,000円
   製品PR関連       838,000円
広告宣伝費     772,000円
 内訳:インフルエンサーに対する製品開発・PR協力
SDGs 1.貧困をなくそう
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
16.平和と公正をすべての人に
協力団体
共催
協賛
後援
その他 株式会社チーム・オーリス(オーガニックコットンの輸入協力)、興和株式会社(インドにおける現地調査・オーガニックコットンの輸入協力)、IST(有松絞のデザイナー職人団体、生地のデザイン・製品開発協力)、株式会社熊谷(製品販売協力)、NPO法人NSCJ(カンボジアにおける現地調査)、株式会社Wtokyo(商品プロモーション協力)、名古屋市環境局環境課企画部環境活動推進課(商品販売協力)
事業対象者 市民
行動(ACTION TAKEN) 本事業のおける行動は以下のとおりになります。
①名古屋市環境局との協議を通して、日本で2番目のフェアトレードタウンである名古屋市におけるフェアトレードへの取り組みについて調査を実施しました。
②オーガニックコットンの生産地であるカンボジアを訪問し、オーガニックコットン栽培の問題点を調査しました。その結果、輸送コストが高いため、カンボジアから海外にオーガニックコットンの輸出ができないという問題点を発見しました。
③名古屋市民を対象にして、フェアトレードによる製品の開発・販売を行っている山口絵理子氏を講師に迎え、フェアトレードによる製品を購入することにより、発展途上国の生産者支援につながるという講演会を開催しました。
④生地輸入業者と協力をして、オーガニックコットンの生産者に対して利益がより還元されるルートを選択して、オーガニックコットンを輸入しました。
⑤有松絞の職人と協力して、有松絞の技術とオーガニックコットンを掛け合わせることで斬新な生地をデザインし、トートバックとポーチを90個製作しました。
⑥名古屋市のイベント・インターネットを通じて製品を販売し、フェアトレードの意義を発信しました。
結果(RESULT) このプロジェクトの社会的影響については、SNSにおける閲覧数・講演会でのアンケートにより測定しました。
①SNSにおける閲覧数は以下のとおりであり、広く市民に対してフェアトレードによる製品を購入することで国際貢献が可能であることを周知すると共に、実際に製品の購入につなげることができました。
・製品紹介のホームページ閲覧数      3,342名
・製品紹介のFacebookいいね      301名
・製品紹介のInstagramフォロー数 2,180名
・製品の販売数                 90個(完売)
②講演会参加者に対するアンケート結果によれば、広く市民に対してフェアトレードによる製品を購入することで国際貢献が可能であることを周知することができました。
・講演会参加者の84.9%が発展途上国の生産品の売買について問題があることを認識しました。
・講演会参加者の92.1%がフォエトレードのよる製品を購入して国際貢献をしたいと回答しました。
地域社会への影響 製品購入者のうち、本事業実施前において、消費の選択によって国際貢献ができると理解していたのはわずか2%でした。しかし、本事業によってすべての製品購入者が消費の選択によって国際貢献が可能であると認識いただきました。また、本事業に協力をいただきました名古屋の繊維商社と有松絞の若手職人に対しても、同様に認識を持っていただきました。これにより、名古屋において消費の選択によって国際貢献ができるという輪が広がっていくことが期待できます。
LOMへの影響 会員の中にも国際貢献といえば仰々しいという意識を持った者が多くいましたが、本事業を通して、消費の選択という誰でも、すぐにでも可能な手法によって、国際貢献ができるということを理解いただくことができました。また、これまでつながりが存在しなかった名古屋とカンボジア・インド、繊維商社と有松絞の職人といった地域・団体に新たなつながりを構築するという経験を通して、名古屋青年会議所が軸となって他団体を結びつけて社会を変えていくという活動の意義を体感いただきました。
事業の長期的な影響 本事業実施前において、市民の多くは消費の選択によって国際貢献が可能であるといった認識は持っておらず、国際貢献といえば仰々しいものという意識を持っていました。しかし、本事業を通して、市民一人ひとりが消費の選択という、誰でも、すぐにでも取り組むことができる手法で発展途上国経済発展を支援することが可能であるということを認識いただきました。その結果、市民は消費の選択にあたって、積極的にフェアトレードによる製品を選択するようになり、製品の原材料を生産している発展途上国において産業が定着し持続可能な経済成長へとつながります。
考察や推奨 本事業を通して、消費の選択による国際貢献という手法を広く市民に発信することができましたが、フォエトレードによる製品を広めていくためには、行政とさらなる連携が必要になります。本事業で開発した製品については、名古屋市から名古屋城のお土産売り場で販売したいというお話をいただきました。ところが、名古屋市が設置するフェアトレード基準に合致したものではなければ販売ができないとのことであり、本事業においては製品販売までは至りませんでした。行政を巻き込んだ運動を展開していくにあたって、当初より、行政が持っている基準に適合した形で製品開発をすることで、フェアトレードによる製品をさらに周知することができると考えます。
改善点 本事業にあたっては、オーガニックコットンの輸入ルートの開拓が限定的にしかできませんでした。その結果、オーガニックコットンの輸入量が制限されることとなり、生産できた製品の総数は90品にとどまりました。十分な量のオーガニックコットンを輸入することができたならば、製造・販売する製品数をもっと増加させることができ、その結果、より広く、フェアトレードによる製品の周知、フェアトレードの意義、そして、フェアトレードによる製品を選択することが発展途上国の発展を支える国際貢献となることを発信できたと考えます。
JCI活動計画の推進 本事業はフェアトレードによる製品の製造・販売を通して、広く市民に消費の選択が発展途上国の経済発展を支え、持続的な経済発展につながるということを発信しました。また、製品開発・販売にあたっては繊維商社・有松絞の職人集団・インフルエンサーをはじめ多くの団体・個人に協力をいただき、名古屋を挙げてフェアトレードの意義を発信しました。このように市民一人ひとりが、また、諸団体が協力して発展途上国の経済発展を支えるという点は、JCI行動計画の「COLLABOLATE」と合致します。
JCI VISIONの推進 本事業において、フェアトレードによる製品の開発・販売を通じて、名古屋とオーガニックコットンの生産地であるカンボジア・インドのつながりを構築できました。また、本事業を通じて名古屋青年会議所が中心となって、製品開発に協力をいただいた繊維商社・有松絞の若手職人・インフルエンサーを結びつけて、消費の選択による国際貢献の実施に向けて主導的な役割を果たしました。
JCI MISSIONの推進 本事業実施前においては国際貢献といえばどこか仰々しいものであって自分とは無関係なものであるという意識が広まっていた中で、本事業を通して、日本国内にいたとしても、消費の選択という誰でも、すぐにでも可能な手法で国際貢献が可能であるということを理解いただく機会を提供しました。また、本事業において、他団体と協力してフェアトレードによる製品開発・販売をすることで、これまで馴染みが薄かった国際貢献を身をもって体感する機会を提供しました。
JCI申請の意思確認 検討している
その他 名古屋市が主催します環境デーなごやのメインステージにて8-shiboru(エシボル)商品の告知紹介をいただいたほか、名古屋市から名古屋城のお土産売り場で8-shiboru(エシボル)の販売をするお話をいただきました。結果としては、名古屋市のフェアトレードの基準に合わなければ製品の販売ができなかったこともあり、製品販売には至りませんでしたが、行政からも本事業に対して高い評価をいただくことができました。
当日のストーリー
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