申請内容

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事業名称 青少年事業「Boys be ambitious」~みんな同じ空の下~
申請部門 人財育成部門
申請LOM 一般社団法人 出雲青年会議所
理事長名 影山 晃司
申請担当者 園山 優樹
携帯番号 090-4575-9458 メールアドレス info@izumojc.com
事務局TEL 0853-22-3700 事務局FAX 0853-22-3701
事務局住所 島根県出雲市塩谷有原町1丁目44番地

事業詳細情報

本事業の参加者 会員数 50名 参加率 84.00% 関係者数 139名 一般参加数 78名
事業実施に至った背景 先行き不透明と言われる昨今の社会では、若年層の主体性の低さや自己肯定感の低さが問題視されています。この問題は、若者たちの、命の尊さ、重みに対する意識の低さによって、懸命に生きようとする意志の弱体化が一因であると考えられます。このままでは、多文化共生社会が進む出雲市の未来を担う人財の活力が失われ、社会の発展の可能性を萎めてしまいます。よって、若者たちに、懸命に生きる人々の姿を通して、命の尊さ、生きることの大切さを考えさせ、日本とは異なる文化を持つ人への相互理解とともに、主体的で活力漲る人財を育成する必要があります。
事業の目的 【対内対象】
①学生とともに、命について学ぶことで、学生の成長から、このまちの未来を担う人財を育成する力強い意識を抱き、そして、自らも力強く生きる覚悟を身に付けることを目的とします。

【対外対象】
①参加者に命の尊さ、命の力強さを伝え、生きていくことへの力強い意志を醸成し、そして広く発信することで、主体的に行動でき、相互理解を深めた人財を育成することを目的とします。
事業の概要 2017年7月から約3カ月に亘り、「力漲る自主自立した次世代の育成」を方針とした事業を実施致しました。
はじめに、プログラムⅠとして、担当の委員会メンバーがパートごとに一から内容を構築し、「命の力強さ」「命を見つめる」「命を考える」の3本仕立てで、ワークやグループディスカッションを行い「命の尊さと命のもつ力強さ」についてセミナーを実施致しました。その後、「貧困と共に生きる子供たち」を演題にフィリピンの現状を学びました。参加高校生には命の尊さと命の持つ力強さを考えていただき、プログラムⅡに向けて何を目的にフィリピンへ行くのか課題を持たせました。
プログラムⅡとして、4名の高校生をリーダー・サブリーダーとして2班に分け、持参したお菓子の仕分けやバス内での点呼、現地訪問時の先導など主体的に取り組ませることによってスモーキーマウンテンやマザーテレサの施設などにおいて命の尊さ、懸命に生きる大切さを当事者意識をもって考えました。また、2日目・3日目の夜、渡航者全員で一日の振り返りを行い、何を感じたのか、何を思ったのかを発表し、それぞれの心の動きや変化を共有しました。そして、各々が現地の子供や大人と交流することで命の尊さ、命の力強さを考え、懸命に生きる大切さを実感しました。
プログラムⅢとして、プログラムⅠ・Ⅱの振り返りを行う中で、経験したことを思い返し自身の想いを確固たるものとしていただき、青年会議所メンバー、同世代の高校生、保護者、学校の先生を前に報告発表しました。また、参加学生の発表を聞いて来場者をグループ分けしてディスカッションを行うことで、フィリピンでの経験で学んだこと、大切なことを共有し、命と生き方について考えました。
開催期間・
タイムスケジュール
2017年7月2日~2017年9月3日
開催場所 プログラムⅠ:一般社団法人出雲青年会議所 事務局 JCセンター図書館・プログラムⅡ:フィリピン共和国・プログラムⅢ:学校法人永島学園 出雲西高等学校
事業区分 新規
公益・共益区分 公益事業
事業総予算・収支 (収入の部)
登録料収入    180,000円
事業費繰入収入  948,753(クラウドファンディング:648,753円)
合計 1,128,753円
(支出の部)
会場設営費    40,108円
企画・演出費  122,590円
本部団関係費  140,000円
報告書作成費      324円
旅費交通費   748,160円
保険費      20,560円
通信費         700円
合計 1,072,442円
(収支差額) 56,311円は出雲青年会議所本会計へ返却

【予算上の工夫】
 クラウドファンディング「ReadyFor」にて、全国から寄付金をいただき事業を実施させていただきました。使用用途としては、主にフィリピンへの渡航費用に充てました。また、マニラ市内の学校にて子供たちへプレゼントするお菓子や文房具にも充てさせていただきました。日本のお菓子が現地の子供たちに大変喜んでいただきました。そして、貧困地区の子供たちや学校の先生と交流の機会をいただき、日本との格差や勉強への姿勢・将来の目標等、日本とは違う環境・生き方を学ばせていただきました。
SDGs 10.人や国の不平等をなくそう
協力団体
共催 SYD(公益財団法人修養団)青年部
協賛
後援
その他 東武トップツアーズ東京法人西事業部
事業対象者 出雲市内在住の高校生4名(女性3名、男性1名)
行動(ACTION TAKEN) 【事業の調査】
事業構築にあたり、文部科学省への聞き取り、出雲市教育委員会への聞き取り、出雲市内9つの高等学校の進路指導の先生とお話をさせていただく中で事業実施に至る背景の構築を行いました。その中で、懸命に生きる大切さ・日本が恵まれた環境にあることなど、今の学生はあまり自覚が足りないことや、感謝・一生懸命に目標に向かって努力することが少ないというお話をいただきました。それらを踏まえ、背景・目的の構築を行いました。手法としては青年会議所事業で実施された、過去の海外渡航事業を調査しました。また、他団体・教育機関で実施された海外渡航プログラムを調査・聞き取りを行いました。
【立案】
2016年9月の予定者段階から調査・聞き取り・打ち合わせを重ねるとともに、現地のフィリピンへのコネクションを模索しました。その中で、2017年3月にフィリピンマニラ市において第23回JCIASPACセネターズゴルフ大会の開催を知り、参加と同時に事業開催候補地の視察を行いました。以降、外務省やニュースで現地の治安状況を把握しながら、協力団体、ツアー会社と打ち合わせを重ねました。
【会議の流れ】
担当の青少年委員会では、まず事業背景として、今の出雲市の若い世代の主体性が低くなっているのかどうかについて議論を重ねました。その後、高校生をフィリピンに連れて行って何を見せるのか、何を体験させることが目的達成につながるのか議論を行いました。次に安全対策について議論を行うとともにクラウドファンディングの周知、参加者の募集について議論を行いました。
【実施活動について】
6月に保護者説明会を行い、事業の目的とスケジュール、安全対策、注意事項について共有をしました。7月のプログラムⅠにおいて、担当の青少年委員会メンバーによる手作りセミナーを行いました。その後、SYDの講演を行いました。
プログラムⅠ~プログラムⅡの間の期間に、青年会議所メンバー向けの安全対策研修を行うとともに、保護者の方に電話連絡を取り、子供様の姿やフィリピンへの渡航について安全性の情報共有を行いました。8月のプログラムⅡでは、1日目の夜にマニラ市内のホテルに到着しお菓子の仕分け作業を行いました。2日目はパヤタス地域の貧困地区を訪問し、現地の生活環境を視察させていただきました。その後、現地の学校を訪問し、一緒に昼食や交流・家庭訪問をさせていただき日本とは違う環境を目の当たりにしました。3日目はスモーキーマウンテンや学校を訪問し交流と生活環境を視察させていただきました。その後、中間層が暮らす都市部に移動し、貧富の差を体感しました。最後にマザーテレサの施設を訪問しました。2日目・3日目の夜には参加者全員で一日の振り返りを行いました。4日目は出雲に帰国しました。9月のプログラムⅢでは、参加高校生が経験したことを自身の想いを乗せ報告発表をしました。最後に9月24日の記念式典の場にて記念事業発表を行いました。事業終了後は、各関係者に御礼と感想文をまとめてお渡ししました。
結果(RESULT) 1.目的がどのくらい達成できたか 
【対内対象】
①プログラムⅠでセミナーと講演を通し、参加高校生と共に命について学び、グループワーク等を通じてそれぞれが学び感じたことを共有し合うことにより、「生きる」ということを意識する機会となりました。
②プログラムⅡでは、自らも命と生き方について考えるとともに現地の様子や感じたことを青年会議所メンバーや家族に伝える意識を抱きました。
③プログラムⅢでは、高校生が堂々と自分の考えや想いを発表する姿を通して、プログラムⅠからの成長を感じていただくことができました。高校生が見違えるように変わった、自分も力強く生きていきたい、青少年事業を見て青少年の育成の意義を感じたなどの意見からも、このまちの未来を担う人財を育成する力強い意識を抱き、自らも力強く生きる覚悟を身に付けることに繋がりました。

【対外対象】
①プログラムⅠでディスカッションやワークを行いながら命について様々な視点から考察するとともに、フィリピンの現状を学んだことにより、人生における幸せや豊かさの意味を考える機会となりました。
②その意味をプログラムⅡで、貧困地区の生活環境や現地の子供たちとの交流、都市部との貧富の差を目の当たりにする中で考えました。高校生は力強く幸せに生きている現地の人々の姿を通し自身を省みることで、毎日を懸命に生きる意志、笑顔を忘れないこと、家族や周囲の人への感謝の心を育むことができました。
③プログラムⅢでは、一般市民を前に経験したことを自らの考えや想いを言葉にして発表したことで、主体的に行動する意志を向上できました。事業後各学校の先生からも、積極的に行動するようになったとご意見をいただいたことからも主体性が向上したと判断します。

2.上記の結果の想定外の結果 
①参加者の募集について
プログラムⅡは、テロや病気など、日本と比較するとデータ上でも発生率の高いフィリピンということもあり、保護者からの断りの連絡が多々ありました。学生からは参加の要望はありましたが結果的には4名の高校生となりました。

3.上記の結果の確認方法
事前に参加者アンケートの実施、その後、参加高校生も交えての保護者説明会を実施し、その際に本事業のしおりを配布致しました。そのしおりにプログラム終了後に感想の記入をいただきました。また、プログラムⅠとⅡの間にアンケート、ⅡとⅢの間にアンケートを行うことによって、参加高校生の心境の変化や自身を振り返ってもらうようにしました。

4.検証結果
【対内対象】【対外対象】とも目的は達成しました。
地域社会への影響 本事業で、クラウドファンディングを行ったこと、海外渡航事業を実施したことなど、出雲市内において青年会議所の存在価値を幅広く知っていただくことができました。また、参加高校生がボランティア活動への参加を積極的にするようになり、将来、教育の道を目指す高校生もおりました。そして、多文化共生社会が進む出雲市において、自分たちとは異なる文化を持つ人々に対しても相手を理解しようとする思いやりの精神で共生することができ、出雲の明るい豊かな社会が実現すると考えます。
LOMへの影響 ①会員数が少ない、事業費を増やしたいなどのケースで、補助金や助成金だけでなく、クラウドファンディングの手法は有効であるとことが実証できました。
②海外渡航事業を実施したことにより、事業内容の可能性が幅広くなりました。
③海外渡航事業は子供たちの変化、意識の変化を感想文などの文章のみではかるのではなく、保護者からも話をいただくなど実感することができました。
④他の国の人々の生活や生き方を学んだことによって、青年会議所活動のみならず社業においても懸命に行動する意志を醸成することができました。
事業の長期的な影響 参加高校生が、毎日を懸命に生きることにより、どんな困難なことがあっても乗り越えることができると考えます。そして、参加高校生に共通して期待できることは、「将来貧しい人が一人でも少なくなるようにボランティアや教育の道を目指したい」との感想があり、出雲だけでなく、日本の今後を担ってくれると期待しております。
考察や推奨 出雲市内で、海外から学生を招くことはあっても、自らが海外に行く機会はほとんどないので事業を構築する上では必ずニーズがあります。よって、開催に至れば学生の参加を見込むことができるとともに、座学や動画・画像では学べない原体験こそ、今の若い世代に必要なことであると考えます。
改善点 ①安全対策(※渡航先によって危険レベルは異なるので、その時のニュースや現地情報、外務省などから情報収集に務める必要があります。)
②費用(※渡航先によって、費用が異なります。今回クラウドファンディングによって渡航費を軽減することができましたが、今後主催者側の負担が必要になりますので、補助金や助成金をとりやすくする仕組み、協賛などの仕組みを構築する必要がると考えます。)
JCI活動計画の推進 青年会議所が出雲市内の学生を、海外に連れて行こうとすること(影響力)
自身が求めれば様々な可能性を手に入れることができること (意欲)
地域のニーズがある部分に対して継続的に事業を構築する上で仕組みを確立すること (投資)
出雲市内の行政や教育機関、まちづくり団体などへ青年会議所の活動を知っていただけたこと (協力)
県外の団体や企業に協力いただいたことにより、今後の協力関係の構築ができたこと (つながり)
JCI VISIONの推進 出雲青年会議所メンバーが、出雲市内でも見ない海外渡航事業を実施したことによる企画力と遂行力を行政や各団体に示すことができたこと。
JCI MISSIONの推進 現在の出雲青年会議所メンバーにとって海外渡航事業、クラウドファンディングなど、はじめての取り組みであるため、青年会議所のステージで実証できたことは全メンバーにとって貴重な財産であります。誰もやったことがないことに取り組むことができたので出雲青年会議所にとって発展、全メンバーにとって成長の機会になったと考えます。
JCI申請の意思確認 検討している
その他 本事業実施にあたり全国の青年会議所メンバー、先輩諸兄、各種団体の皆様にご協力をいただき実施することができました。改めまして感謝を申し上げます。そして、出雲青年会議所メンバーの皆様のご理解とご協力があって無事に終えることができました。ありがとうございました。
また、参加高校生も初めて会った時と、3か月後の姿がまるで別人であり、お互いに絆を強くしただけでなく将来への目標・今自分にできることを真剣に考えてくれました。また、保護者の皆様同士も子供の変化を共有する中で、親交がもてたことは何よりも嬉しい限りであります。
そして、2017年は出雲青年会議所創立60周年の年でもあり、記念式典の場において、4名の参加高校生が堂々と自らの感想を発表してくれた姿にはとても感動致しました。さらに、サマーコンファレンス2017において、クラウドファンディングの成功事例として発表の機会をいただき誠にありがとうございました。今後多文化共生が進行する中で、日本人だけでなく他の国籍の人と共に仕事をする機会や交流する機会が増えて参ります。その時に今の若い世代が懸命に自らの道を切り開いてくれることと、そのための機会や道を青年会議所が地域とコミットし、時に境界を越えて連携を取り、より良い社会を創造できるように青年会議所活動に取り組んで参ります。
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