2033年には3軒に1軒が空き家になると予想されるほど、日本の空き家問題は深刻です。 また地震や台風など自然災害が多発する国でもあります。
この「地域課題となっている空き家」を「地域課題を解決する防災拠点」へと活用してい
ます。
使える状態になった空き家を提供するのではなく、地域や産官学民を巻き込み、拠点の活用方法を一緒に考え、DIYでリフォームします。
作る段階から参画してもらうことで拠点を知り、地域とつながる機会となり、想いを共有しながら利用してもらうことで地域に根ざした拠点になります。
太陽光発電設備や耐震シェルターなどを導入する拠点は、平常時は町内会館的なコミュニティスペースとして地域住民やcrewが利用する「つながりの場」、災害時には防災機能を
発揮します。
この新たな「つながりの場」を、自分たちでつくり、更なる地域課題を地域ビジネスで解決する拠点とすることで、SDGsゴール12 「つくる責任つかう責任」を通したSDGsゴール11「住み続けられるまちづくり」の達成を目指しています。
また各地の拠点が、その地域の特色を活かした地域循環共生圏の拠点化、関係人口の創出につながります。
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