
氏名 | 松本 拓朗 |
所属企業・団体名 | 東北大学眼科 |
所属企業・団体役職 | 大学院生 |
推薦青年会議所 | 公益社団法人 仙台青年会議所 |
活動カテゴリー | 医療革新 |
SNS・HP | https://www.facebook.com/takuro.matsumoto.10 |
活動エリア及び活動内容
東北大学を拠点に、AI技術を活用した眼科診療の自動化デバイスを開発しています。宮城県内の高齢者施設や在宅医療現場で実証実験を行い、誰でも簡単に検査と診断が可能な仕組みを構築しています。また東北地方初となる訪問オンライン眼科を自ら設立し、地域の訪問診療医向けに勉強会を開催するなど、眼科診療の重要性を啓発しながら、全国および海外展開を目指しています
活動内容写真



経歴 自己PR
"私は現役の眼科医であり7年の臨床経験と東北大学大学院でAIデバイスの開発に携わっています。学生時代の留学の中で社会を変えるのはビジネスだと確信し、日本の優れた研究成果を社会実装すべく起業家への道に進むことを決心しました。
①宮城ピッチ2025優勝(宮城県知事賞)
②JETROのシリコンバレー派遣採択(スタンフォード大学d.school3週間)
③第77回日本臨床眼科学会学術展示優秀賞"
VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)
AIを搭載したデバイスと遠隔診療プラットフォームを活用し、眼科医療が届きにくい地域や在宅環境においても、いつでもどこでも誰もが眼科診療を受けられる社会を実現します。また、目は細かな血管や神経を直接観察できる唯一の臓器であり、心臓や脳など様々な病気の早期発見にもつながることから、目を通じて全身の健康を見守る新しい医療の仕組みづくりを目指しています。
ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)
眼科の在宅診療を現場目線で進めるために、自ら訪問オンライン眼科を設立し、高齢者施設や在宅診療の現場でプロダクトの実証と改善を重ねています。また、事業推進に必要な仲間や資金獲得のため、アクセラレーターやビジネスピッチに積極的に参加しています。在宅診療医を対象とした眼科勉強会も開催し、現場での眼科診療の必要性を啓蒙しています。
IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)
高齢者の視力が低下すると、転倒リスクは14倍、認知症リスクも2.4倍に増加します。転倒や認知症による介護負担は、身体的・経済的に社会の大きな課題となっています。本活動を通じて高齢者の視力低下を防ぎ、健康寿命を延伸することで社会的負担の軽減に貢献します。また高齢化先進地域である東北のモデルを国内外へ展開し、日本の高齢化課題を世界に通じるチャンスに変えます。