
氏名 | 峠 慶太郎 |
所属企業・団体名 | TAO's NATIVE CORPORATION |
所属企業・団体役職 | 代表取締役 |
推薦青年会議所 | |
活動カテゴリー | ビジネス、経済、起業, 青少年育成、世界平和、人権 |
SNS・HP | https://www.facebook.com/profile.php?id=100081840915537 |
活動エリア及び活動内容
私たちは、フィリピンのビサヤ地域における農村の貧困問題を解決するため、農村から食材を直買いする地鶏のレストランを経営しています。
フィリピンの農村部には、1か月の収入が3000ペソ以下、利益はほとんどでていない状況で生活している人が多く存在します。
農業を継続させるため、仲買人からの借金を抱えているがゆえに、売値の交渉もできない状態です。
結果、タンパク質の根源となる魚を買うことができなくなったり、子どもを学校に活かせることができない現状があります。
フィリピンの農村事業者は全体の25%ほどを占めています。
人口増加に比べてインフラの発達が追い付いていない都市部と比べ、農村部では生活コストを抑えて幸福度が高く生活することが可能です。
農村部における収入を増加させることこそが貧困問題解決に直結すると信じ、活動を拡げています。
活動内容写真




経歴 自己PR
2020年
北海道大学水産学部卒業
株式会社ボーダレス・ジャパン入社
2021年
カンボジアで地鶏事業立ち上げに従事
2022年
TAO's NATIVE CHICKEN創業・地鶏の卸売り販売を開始
2023年
地鶏レストランTAO's NATIVE CHICKEN ネグロス店開店
2025年
TAO's NATIVE CHICKENセブ店開店
VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)
私たちは「稼げない農業に終止符を」打つことを目指しています。
フィリピンにおいても日本においても、「食」が生きる上での根源です。
その基盤を支えている農家が、赤字経営を続け、生きていくことが難しくなっているのは、社会全体で変えなければならない問題です。
「安く」「確実に」売ることのできる既存の流通はもちろん大切ですが、それ以外の販路を農家が持つことで、農家の生活はよくなっていくと私たちは考えています。
ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)
私たちは、フィリピンの既存の流通では購入することが困難な「地鶏」に目を付け、レストランを2店舗ほど経営しています。
直接地鶏の買い付けを継続しておこなうことで、必要不可欠な副収入源の提供を実現しています。
2025年内に10店舗、3年以内に100店舗の出店を目指しています。
現在の直営店舗の売り上げを安定させたのち、フランチャイズオーナーの協力を得ることで、店舗展開を加速させつつ、農家からの地鶏買取と生産体制づくりに集中していく構想です。
IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)
私たちは、既存の流通のそとにある地鶏を買い付けることで、農家の収入向上を実現しています。
現在は5農家と契約を実現し、継続的な副収入を提供しています。
現状、私たちの飲食店の原価率は40%ほどです。
今はとても些細な額にとどまっていますが、フランチャイズオーナーを含めて多くの人を巻き込み、10億・100億の事業になった際、その4割(4億・40億)を農村に流していけることは大きな意義があると考えています。
今後は、より大変な状況にある貧困農家が参加できるスキームを作りこんでいく予定です。
副収入が得られる契約農家数を100世帯・1000世帯へと拡げていくことを目指しています。