
氏名 | 森野 巧巳 |
所属企業・団体名 | 特定非営利活動法人とても敦賀すきすき |
所属企業・団体役職 | 理事長 |
推薦青年会議所 | 一般社団法人長浜青年会議所 |
活動カテゴリー | 文化, 青少年育成、世界平和、人権 |
SNS・HP | https://www.instagram.com/totemotsurugasukisuki?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
https://www.city.tsuruga.lg.jp/smph/about_city/shiminkatsudo_npo/npo_katsudo_dantai/bunya_dantai/bunka/totemotsurugasukisuk.html?fbclid=IwY2xjawIauGRleHRuA2FlbQIxMAABHQ_KOiGVKhgu6zxRgGSztPX3tHw6Knzl-wlOL4uDdm5o6TW5LXpuBprkEw_aem_vhczG85KwkdpDy-7EdbDBA https://www.facebook.com/p/-100086390496794/ |
活動エリア及び活動内容
福井県敦賀市を中心に、民謡・新民謡の保存・継承を行い、地方創生を行う活動をしています。現在衰退の一途を辿っているこの分野ですが、衰退の原因を探らず、抜本的な意識改革をせず、保存するにも只踊るだけのことが多いです。これでは、商業主義的な現代社会では淘汰され、その土地々々に生きる人々のアイデンティティである文化・歴史が失われることになってしまいます。それを防ぐために、新たな視点から活動を行っています。
活動内容写真




経歴 自己PR
"私が活動をする上でのモットーは「自分にしかできないことをする」です。この活動も私でなければ目をつけることはなく、消滅してしまいます。この様に、自らの社会に於ける役割を客観的に判断し、能動的に、積極的に活動できます。また、どんな活動でも何十年先を見つめています。今はまだ価値が明るみ出ていないものにスポットライトを当て、ファーストペンギンになることができるのです。
第721回「小さな親切」実行章 受章"
VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)
"「誰もが愛郷心に溢れる未来」を実現したいです。現在地方では人口流出が深刻化し、力を失いつつあります。働き口や子育て等の課題に取組むことも重要ですが、前提として「愛郷心」を育むことが重要です。何故なら好きでなければ関わることすら考えないからです。実際問題、地方では人口流出は止まっていないどころか深刻化しています。もし、ある地方の町がそのような政策で人口流出に歯止めをかけることができ、人口が増えたとします。しかし、それはほかの町から移住した人たちで増えただけで鼬ごっこになってしまい、本質的な解決とはなっていないのではないでしょうか。そこで考えたのが、「愛郷心の醸成によるUターン」なのです。地元に「好き」という気持ちを芽生えさせ、大学進学を機に離れたとしても帰ってくる選択肢に含めることができるのです。
では、なぜこれを民謡・新民謡を通して実現することができるのかというと、「人との繋がり」が愛郷心の醸成には重要な中で、これを容易に作ることができるからです。「地元が好き」といっても、自治体は無人格です。好きになるのはその土地の人々との繋がりなのです。それがなければ、その土地にいる必要がないのです。民謡・新民謡は老若男女問わず、言葉の壁すら乗り越えて楽しめる、心から繋がれる稀有なツールです。「誰もが愛郷心に溢れる未来」を創り、地方創生を図りつつ、文化を護り繋ぐ。これを私は実現したいです。"
ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)
福井県で初の高校生によるNPO法人を設立し、主に3つの活動を行っています。敦賀市内は基、福井県内外で踊りを披露し、好評を得ています。また、行政と協力して市内小・中学校等へ出前授業に出向き、民謡踊りの若い世代への普及を図っています。「すきっず」という独自の講習会も開催しており、延べ70人程度の子どもたちが参加してくれています。今まで民謡・新民謡の存在すら知らなかった若い世代へ浸透を図ることができており、興味を持ってくれる人を増やすことができています。そして私が中心で資料を蒐集したり、論文やレポートを執筆したりして、アカデミックな方面でも認めていただけるよう取り組んでおります。これらの活動のおかげもあり、敦賀市では敦賀まつりの民謡踊りの夕べにて史上初となる自由参加枠を設けたり、小中学校への出前授業への積極的な働きかけなど動きが変わってきています。
IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)
文化・歴史の保存・継承を前述の様な新たな視点から捉え直すことで、新たな価値を見出し、多くの人々に受容されるものにできます。昔からあるから何となく大切だという考え方では、利益を産まない無駄なものとして消されてしまいます。そこに新たな価値、つまり地方創生を見出すことで多くの人々の利益となり、保存・継承を確実に図ることができ、日本の活性化もできるのです。これは前衛的で、多方面に好影響を与えると考えます。このような考え方、取組の成功事例としてなんとしても成功させ、日本社会全体に新たな潮流を創りたいと考えています。