羽田 知弘さん

氏名

羽田 知弘さん

所属企業・団体名

株式会社点々

所属企業・団体役職

取締役

活動カテゴリー

ビジネス、経済、起業

SNS・HP

コーポレートサイト https://tenten.fun/

Instagram https://www.instagram.com/
tenten_chisha/

note https://note.com/
hadatomohiro

活動内容および実績

株式会社点々は、1300人のむら・岡山県西粟倉村を拠点に平飼い養鶏を軸とした地域循環型の事業を展開する。20世帯40人の集落の耕作放棄地を再生し平飼い養鶏を通して有精卵を販売する。輸入飼料に依存せず、規格外の米や麦、産業廃棄物となる米ぬかやおからなど、地域の未利用資源を活用した自家配合発酵飼料を鶏に与えている。資源循環から生まれる鮮やかなレモンイエロー色の黄身をもつたまごのすっきりとした味わいが評価されており、ミシュラン・ガイド掲載の星付きレストランをはじめ、全国50店以上の食料品店に納品する。また、鶏糞を肥料活用した米や、猟師自ら捕獲するジビエを販売し、地域資源を循環させる商品開発に取り組む。

◯受賞歴
ICCサミットKYOTO 2025 フード&ドリンクアワード準優勝
POTLUCK AWARD 2025 グランプリ
岡山イノベーションコンテスト 2025 グランプリ及びオーディエンス賞
NIKKEI THE PITCH SOCIAL 2025 準グランプリ
◯メディア掲載
日本経済新聞、山陽新聞、NHK WORLD、フジテレビ、テレビせとうち、KSB瀬戸内海放送、NewsPicks 他

活動内容写真

経歴 自己PR

1989年生まれ愛知県津島市出身。三重大学卒業。住友林業フォレストサービス㈱を経て、2015年に㈱西粟倉・森の学校(現㈱エーゼログループ)に参画。事業部長として木製品の開発販売、観光型いちご農園やレストラン&ショップなど新規事業の立ち上げを担う。2022年に合同会社セリフを創業。2024年に株式会社点々を共同創業。2025年に西粟倉事業協同組合を設立、副代表理事に就任。くくり罠の猟師。

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

希望ある地域を増やすことが私のビジョンです。そのために地域での仕事づくりに取り組み、暮らし続けることを諦める人をなくしたいです。そして、その仕事は地域の資源を生かし伝えつなぐものでないといけません。
私が生活する西粟倉村はコンビニすらなく、中学校までしかありません。必然的に進学をきっかけに離村する子どもがたくさんいます。私には2歳の息子がいるので、彼らが15歳になり村を離れた後のことをいつも考えています。子どもたちがまた戻ってきたいと思える村であるためには、給与条件はもちろんやり甲斐も含めた魅力的な仕事=雇用が必要です。その仕事づくりの一つが資源循環型の平飼い養鶏です。

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

地域資源を編集して生業をつくることが私のミッションです。ミッションを実現するためいま注力しているアクションが平飼い養鶏を起点とした雇用創出です。
2024年に村で初めて新規就農者に認定され、鶏舎1棟600羽で事業をスタートしました。現在は1年半が経ち鶏舎5棟2400羽体制に拡大中です。
地域にある一見価値がないと思われがちな資源(未利用資源や耕作放棄地)と人(養鶏は軽労働が多く、シニアやママの雇用を生みます)を組み合わせ、コンビニすらない村に雇用を生み出します。そして、生み出された商品が全国や世界で認められることで地域の誇りにつながることを目指しています。
地域の主要な農業である稲作では、一反(田んぼ1枚1000㎡)あたりの売上が年12万円ほどですが、同じ面積で平飼い養鶏に取り組んだ場合、年1200万円が見込めます。稲作には適さないと見捨てられた耕作放棄地を再生し、米より収益性が高く雇用を生み出す平飼い養鶏を通して、農業に取り組むことを諦めない地域づくりを実現します。毎日鶏がたまごを産むので休みがありませんが、逆に言えば毎日売上が立ち雇用を生みやすい農業とも言えます。

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

私は日本一美味しいたまごを生産したいがために平飼い養鶏に取り組んでいるわけではありません。金無し土地なし経験なしの移住者が耕作放棄地を再生しながら地方創生に取り組む起業物語を伝えたいわけではありません。私が取り組む資源循環型の平飼い養鶏は、地域の未利用資源をアップサイクルし、高品質な動物性タンパク質へと生まれ変わられる未来の小さな循環インフラを全国展開するプロジェクトです。今はまだ国内1%しかない平飼い養鶏の市場を広げ(国内はケージ飼育が99%)、全国の中山間地で再現できる食料生産の仕組み構築を目指しています。まずは全国10拠点での展開を目指し、現在は2地域の展開準備をしています。未利用資源を飼料化する過程を通して、地域の課題が地域の強みに切り替わります。例えば、規格外の果物や市場流通しない未利用魚を飼料化することで、地域のごみを減らすだけではなく、たまごの味わいが特徴づけられ付加価値になることが挙げられます。

過去の受賞者

2022年 準グランプリ 土屋 望生さん

2022, その他

JCI JAPAN TOYP2022 受賞者 青山 裕紀 さん

2022, ビジネス・経済・起業

JCI JAPAN TOYP2022 受賞者 高野 沙月さん

2022, ビジネス・経済・起業, 倫理・環境, 文化

JCI JAPAN TOYP SEED部門 2025 準グランプリ 宮田 あかりさん

2025, ビジネス・経済・起業

JCI JAPAN TOYP2021 受賞者 田中 麻莉絵さん

2021, 倫理・環境, 医療革新