2025年JCI JAPANグローバルユース国連大使としての経験を基に、仙台市・多賀城市を拠点に、平和啓発活動を行っております。戦後80年を迎え平和を享受している私たちが今、「学ぶべきこと」「気づくべきこと」について、SNSでの発信、企業訪問、JC例会での講演、学校や塾での体験型授業を通じて、対話形式で平和について考える機会を提供しています。特に重視しているのは双方向の学びであり、事前・事後アンケートを実施することで、一方通行ではなく参加者と共に考えを深める場を作ることに努めております。
内容は、広島や長崎で拝聴した被爆体験、ドイツで学んだホロコーストの歴史、靖国神社をはじめとする戦争遺構や資料館での学びに加え、活動を通じて諸先輩方から教えていただいた多様な知見をもとに構成しております。主眼は「多角的に物事を見ること」の重要性と難しさです。同じ事象でも立場や背景によって見え方は異なり、正解は一つではありません。「自分だけが正しい」という考えは対立の要因になり得るため、他者を理解するためには多面的な視点が不可欠であることを伝えています。
この半年間で300名以上の小中高生や多くの大人の皆様にお伝えし、その際日常の中で小さな優しさを持つこともお願いしております。身近な場面での思いやりが小さな平和を生み、それが積み重なれば世界平和に繋がると信じております。
さらに、ネイチャーポジティブの理念に賛同し、絶滅危惧種IA類であるシジュウカラガンの復活プロジェクトにもボランティアとして参画しております。自然再興を目指すこの取り組みは、日米露の共同研究と保護活動を基盤としたものであり、大国同士が平和のために協働できる実例でもあります。こちらも私の多角的な世界平和へのアプローチの一つです。今後も「小さい」活動を積み重ね、多くの共感と小さな平和を広げてまいります。
2009年宮城県出身、東京・インドを経て現在に至る。
2016年10月~2019年3月「3代目うえのパンダ大使」として活動し、ネイチャーポジティブの片鱗に触れる。
親子の日絆コンクール「作文の部」において2年連続審査員特別賞受賞。
海外子女文芸作品コンクール「作文の部」優秀賞受賞。
2025年度JCIグローバルユース国連大使に選出され、自ら訪れた「しょうけい館」での取材が新聞掲載に至る。
国連大使としての研修後は、宮城県知事・仙台市長、仙台市議員への表敬訪問、JCI例会各所ではスライド発表、在籍校、母校・通っていた学習塾では200名以上の生徒達へ相互参加型授業を行う。
昨年10月、教育をテーマに東北大学准教授とのパネルディスカッションに登壇。
「シジュウカラガン復活プロジェクト」においては「蕪栗沼・周辺水田ラムサール条約湿地登録20周年祭」にて「研究報告・パネルディスカッション」に登壇し大崎市長への「ユース宣言」「市長への進言」を行う。
「よみがえれ シジュウカラガンふるさとの仙台へ!」パネルディスカッションにおいては学校代表として唯一参加。
「仙台経済界」2026年3~4月号、対談掲載。
2023年から現在まで、仙台市民図書館にて英語絵本読み聞かせボランティア継続中。
今夏より1年間カナダに交換留学生として留学予定。あえて、アメリカではなくカナダを選び大国の隣に位置する国民が平和に対してどの様な考えを持っているのか、考え方の違いは何かを自分のテーマとして学んでくることとしている。
私は自身の活動を通じて、「平和を想像し、世界平和を創造できる未来」の実現を目指しています。平和を軸に多角的な視点から人々と対話を重ねる中で、「戦争のない世界」は本当に実現できるのか、そして平和とは何かを問い続けてきました。完全に戦争のない世界の実現は容易ではないものの、対話と相互理解によって戦争の可能性を減らすことはできると考えています。そのためには、物事を多面的に捉え、小さな優しさや身近な平和を積み重ねることが重要です。世界平和は特別な人だけ(大国のリーダーなど)の課題ではなく、私たち一人ひとりが未来に対して責任を持つべきものです。平和の形は人それぞれですが、私にとっては国家間の争いがなく、経済的に安定し、誰もが不自由なく暮らせる社会を指します。誰もが無意識のうちに平和を思い描き、行動できる未来を築きたいと考えています。
私は主に二つの方法で活動しています。一つ目は体験・対話型授業です。同世代や小学校、塾で事前・事後アンケートを活用し、対話を通じて共に学ぶ場をつくっています。戦争体験を語れる高齢世代と、その話を直接聞ける私たち世代という「ラストジェネレーション」同士を繋ぎ、被害・加害双方の視点と記憶、意思を次世代へ継承することを重視しています。同世代には多角的思考や言語化する力を育み、自身の中の平和を表現できるようになる活動を行っています。二つ目はネイチャーポジティブを軸とした活動です。「シジュウカラガン復活プロジェクト」に参加し、生物多様性の回復と人と自然の共生を目指す理念を広めています。パネルディスカッションなどを通じて国際協力の事例を紹介し、多角的思考からなる平和に向けた協働の重要性を伝えています。
私の活動は、多くの人に平和について主体的に考える機会を提供するものです。戦争体験を語る世代と学ぶ世代を結び、世界平和の礎となる意思を次世代へ継承するとともに、その実現に向けた具体的な方法をお伝えしています。多角的思考は世代を問いませんが、若い世代には戦争の歴史や背景から平和を捉える視点を示し、上の世代にはネイチャーポジティブや国際協力といった現代的課題を通じて「知ること」の重要性を共有しています。対話を重ねながら、一人ひとりの小さな気づきや行動を積み重ね、その小さなインパクトを将来の大きな平和への一歩へとつなげていくことを目指しています。