
氏名 | 久保田 徹 |
所属企業・団体名 | 一般社団法人 Docu Athan |
所属企業・団体役職 | 代表理事 |
推薦青年会議所 | 一般社団法人 横浜青年会議所 |
活動カテゴリー | 文化, 青少年育成、世界平和、人権 |
SNS・HP | https://www.torukubota.com/
https://www.docuathan.com/ https://www.facebook.com/torukubota23 https://www.instagram.com/torukubota23 |
活動エリア及び活動内容
映像作家として日本、タイ、ミャンマー、イギリスにて活動。それにとどまらず、アジアにて弾圧される映像作家やジャーナリストを支援する団体を立ち上げ、タイ国境にスタジオを設立。現地の表現者と協力しながら活動を展開する。SNSやクラウドファンディングを活用し、資金調達を行う。現地では、機材の無償レンタル、スキル向上ワークショップを行うことで、表現の自由を奪われたクリエイターの制作支援を行う。
活動内容写真




経歴 自己PR
慶大法学部在学中の2016年にロヒンギャ難民に出会ったことをきっかけに、映像制作を開始。以後、NHK,BBC, Al Jazeeraなどにて活動。
2018年 最年少でYahoo!個人の認定クリエイターに。
2020年 NHK BS1『東京リトルネロ』ギャラクシー奨励賞 。
2023年 三井グループ350周年事業「チャレンジャーズオーディション」選出。
2024年 NHK BS『境界の抵抗者たち』監督・撮影・編集。
VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)
アジアにおいて自由な空間を想像したい。私は撮影中にミャンマー軍に拘束され、禁錮10年の判決を下された経験がある。幸いにも111日間の収監の後に解放されたが、自由を奪われることの意味を身をもって実感した。ある香港人アーティストは言った。「自由とは空気のようなものだ。水に溺れるまでそのありがたみに気がつかない」。水に溺れたことのある者にしかできないことを表現し、実現したい。
ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)
アジアにおける表現の自由を拡大するための団体、DocuAthan(ドキュ・アッタン)を開始。アッタンはミャンマー語で「声」を意味する。三井グループの支援を受け、2024年よりタイ-ミャンマーの国境地帯に事務所「Docu Athanスクエア」を開設。軍による弾圧を逃れたミャンマー人クリエイターの制作支援を行う。200以上のプロジェクトにカメラを貸与するだけでなく、自身も映像制作の講座を開始。
IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)
Docu Athanプロジェクトではクラファンや助成金を通じ、1000万円以上を調達。Docu Athanスクエアではわずか半年で200以上のプロジェクトに撮影機材を無償で提供。中国や台湾出身のアーティストも集い、自由を求める表現者たちにとっての重要な拠点となっている。久保田による映像作品は国内外で高い評価を得ており、社会実践型の映像作家として多くのアーティストに影響を与えている。