一般社団法人Hug meは、「自分のココロとからだを大切にできる人を増やす」ことを目的に、性教育の普及活動を行っています。
現在、日本の性教育は「恥ずかしいもの」「伝えづらいもの」といった誤解が根強く、本来育まれるべき自己尊重や他者尊重の土台が十分に育ちにくい現状があります。その結果、自己肯定感の低下や性被害、SNSトラブル、人間関係の課題へとつながっています。
この課題に対し当団体は、性教育を単なる知識ではなく、「いのち・自己理解・他者理解・コミュニケーション」を軸とした“生きる力を育む教育”として再定義し、保育園から企業・自治体まで幅広く展開しています。
これまでに全国13都府県以上で累計200回以上の講演・講座を実施し、延べ8,000人以上に提供してきました。講演はリピート率100%を維持しており、教育機関からの継続導入が進んでいます。
また、講演にとどまらず、3ヶ月講座や認定講師育成、教材開発(ワークブック・パネルシアター等)を通じて、教育現場へ継続的に導入できる仕組みづくりを進めています。
これらの活動により、自己肯定感の向上、性被害の予防、健全な人間関係の構築など、社会課題の解決に寄与しています。
1996年生まれ。2児の母。元保育士。
幼少期から保育士を志し、現場に立つ中で「子どもたちに本当に必要なのは、自分を大切にできる力ではないか」と感じるようになる。しかし、従来の教育の中ではその育て方が体系化されておらず、自ら学びを深める中で「性教育」に出会う。
当初は性教育に対して抵抗感を持っていたが、学びを進める中でそれが「性の知識」ではなく、「自己理解と自己尊重を育てる教育」であることを知り、価値観が大きく変わる。
その後、公立保育園での勤務を通して、現場に性教育の知識が不足していることで起こる課題や、子どもたちが知らないうちに被害に遭う現実を目の当たりにする。
また、自身が母となった経験から「自分の子どもだけでは社会は変わらない」と感じ、性教育の普及を志し独立。2023年に一般社団法人Hug meを設立。
現在は、性教育を“生きる力を育む教育”として再定義し、全国での講演・講座・講師育成を通じて社会実装を進めている。
私たちは、「自分を大切にしていい」という当たり前が、誰にとっても当たり前になる社会を実現したいと考えています。現在の性教育は「妊娠や避妊の話」と捉えられることが多く、本来の目的である自己理解や自己尊重の育成には十分に活かされていません。
しかし本来、性教育とは「自分を知り、自分を大切にする力」を育てる教育です。
誰かを大切にする前に、まず自分を大切にする。
その土台があるからこそ、人との関係性や社会との関わり方が変わっていきます。
私たちは、性教育を“特別なもの”ではなく、“人生の土台として当たり前に学ぶもの”へと変え、子どもから大人までが自分らしく生きられる社会をつくっていきます。
上記の未来を実現するために、現在以下の取り組みを行っています。
・教育機関(保育園〜高校)への講演導入(年間80〜100件)
・企業・自治体向け研修プログラムの提供
・保護者向け講座・オンラインセミナー(月1〜2回開催)
・3ヶ月講座「性教育コミュニケーション学」の運営
・認定講師の育成(年間5〜10名)
・教材(ワークブック・パネルシアター等)の開発・販売
特に現在は、講演だけに依存しない形として、認定講師制度と教材開発を進めており、各地域で性教育を継続的に実施できる仕組みづくりを強化しています。
これにより、個人の活動にとどまらず、全国へ再現可能な形で普及する基盤を構築しています。
講演会の中で「自分のことが好きですか?」と問いかけると、多くの子どもが手を挙げられない現状があります。
しかし講演後には、「初めて自分を好きになれた」「自分を大切にすることが分かった」といった声が多数寄せられ、満足度は90%以上を記録しています。
また、不登校だった小学生が講演をきっかけに自分の気持ちをクラスで伝え、翌日から登校できるようになるなど、行動変容につながる事例も生まれています。
教育現場からは「毎年実施したい」「全学年に導入したい」といった声が多く、講演のリピート率は90%以上を維持しています。
これらの変化は、単なる知識提供ではなく、「自己尊重」と「他者尊重」の土台を育てる教育として機能していることを示しており、安心安全な社会づくりに寄与しています。