活動内容及び実績
中学生の頃から、英語力を身につけ、将来は日本から出て世界で活躍したいと思い、留学を目標に学習を重ね、高校1年時に、熊本県のくまもと未来創造基金アップルシード奨学金奨学生として合格し、2024年8月から2025年6月の1学年間、アメリカモンタナ州での交換留学を経験した。留学中に感じたアメリカと日本の普通科高校教育の違いに着目し、帰国後は地元熊本で学生団体KUMAGUIDESを9月に発足しました。KUMAGUIDESとは、熊本県内の、高専生と高校生7人によって構成された学生団体で、教育的プラットフォームの創生を目的に活動している。アメリカの高校のように、自分の学びたい分野について実践し、クラスには自然に同じことを学びたい人が集まってくるプラットフォームがある環境が欲しい、その願いを叶えるために日々活動している。最初に、高校生が外国人観光客に対して行う、ガイドプロジェクトを行った。目的は、高校生の生きた英語力の獲得と、日常生活で得られないような、外国人との交流を通した新しい価値観や考え方の獲得である。このプロジェクトにおいては、ビジネスの知識が全くない状態からスタートしたため、学生団体設立直後から、熊本市の起業支援施設、XOSSPOINT.において伴走支援とメンタリングを半年間受けられる事業に申し込みを行い、採択された。第一回プロジェクト実行後は、費用や安全面の課題解決のため商工会議所に出向くなどの営業も行った結果、活動が注目を集めるようになり、市のラジオ出演や、教育的イベント登壇もさせていただけるようになった。3月に九州大学で行われた中高生探求フォーラムにおいては、ポスターセッションや口頭発表において評価を受け、優秀賞を受賞した。また、この学生団体活動外でも、TedX Kumamotoにボランティアとして参加し、P2Pやプラットフォームという考え方の提唱をされている星合隆成教授と交流し、KUMAGUIDESのみんなで交流させていただく機会を作るなど、自身の知見を広げるイベントに多々参加している。現在は、新しいプラットフォーム、「高校生サミット」開催に向けて取り組んでいる。ここでは、県内外から集まった高校生が二日間かけて交流し、その先に、新しい事業を作り、コンテストを行う、という事業である。各地で頑張る高校生達を繋げ、さらに、メンターとして事業家や起業家を呼んでさらに繋げることで、孤独感を軽減し、前向きな活動に繋げようという私たちチームの想いから発案された事業であり、すでに、応援したいという企業からの協賛や場所の提供をいただいており、7月11日12日の開催が決定している。
2007年生まれ、18歳。熊本県上天草市出身。小中を地元で過ごし、高校からは熊本市の高校に通うため、下宿生活をしている。部活は薙刀をしていて、県大会での優勝経験やインターハイ、全国選抜大会への出場経験もある。2024年9月から2025年6月まで、熊本県の、「くまもと未来創造基金アップルシード奨学金」奨学生として1学年分、10ヶ月間をアメリカモンタナ州で過ごした。そこで見つけた教育システムの違いに感動して、帰国後に教育を変えたいという思いで、高専生の友達を誘い、学生団体KUMAGUIDESを2025年9月に立ち上げた。同時に熊本市のスタートアップ支援施設XOSSPOINTにて半年間の伴走支援とメンタリングを受け始め、2026年2月に初ピッチを行った。その間には、Kumamoto Education Weekでの登壇や、市のラジオ出演、TedXのボランティアなど、自分の知見や人脈を広げるために活動してきた。3月には九州大学で行われた中高生探求フォーラムにて優秀賞を受賞し、研修費を獲得。将来は日本の教育を変えるイノベーターになるため、大学は海外大学受験も視野に入れている。
私が実現したいビジョンは、高校生が15~18歳という若い時代に、自分の小さくも大きくもある興味に飛びつきやすい、そして、その思いや興味、ワクワクを実践に、行動に移すことが容易な「プラットフォーム」が十分にある地域社会である。例えば、将来、中学生の時の私のように世界で活躍したという、ぼんやりとしたビジョンを持っていて、英語上手くなりたいな、と思う高校生が、その情熱が冷めないうちに、英語力を試して、できなさを実感したり、逆に英語が喋れなくてもコミュニケーション能力の方が大切だなと気付いたりする場所が近くにある地域コミュニティ構築を目指す。
私が学生団体のみんなとプラットフォーム創生を行っていき、これがまずは熊本で普通のことになることが必要である。今の私を取り囲む環境で、学生団体を立ち上げてやりたいことに挑戦することは本当に大変で、親や先生に心配されたり、反対されたりした。それは確かに自分を成長させてくれたくれたが、この行動力を皆が持っているわけではない。だからこそ、私が挑戦のハードルを下げるプラットフォームを作っていきたいのだ。そのために、具体的には英語力を上げたり、新しい価値観を獲得することができるガイドプロジェクトの立ち上げや、高校生サミットの実現に向けた活動を行っている。
ガイドプロジェクトを通しては、メンバーの高校生達やガイドを行った観光客観光客に事後アンケートを行なった。観光客からは、ユースカルチャーの印象が変わった、高校生との交流が特別な思い出になったという感想をいただいた。高校生達は、1日を通してそれぞれ大きな成長が見えた。意外と英語が話せないんだ、学校の英語の教え方で一生懸命勉強してきたけど、これじゃダメなんだ、というのを実感した子もいれば、逆に、コミュニケーション能力や通訳アプリの運用能力、笑顔やジェスチャーの大切さやそれだけでも会話が成り立つんだという気づきを得た子もいた。1日かけて皆疲労していたが、楽しかった、とても充実した1日を過ごせたという感想を得ることができ、次の台湾インターン生へのガイド事業へ向けて、運営側もボランティア達も意欲を持つ機会に繋がった。また、私たちが創り上げた台湾インターン生へのガイドでは、商工会議所との連携によって、継続的な交流機会を作っていく予定である。地域企業・地域団体・外国人観光客・地元高校生をつなぐシステムを創った。また、私がこの学生団体を立ち上げたことが、私の周りの高校生や、チームメンバーの価値観や行動に影響を与えていることを実感している。具体的には、彼らは、主体的に新事業を発案したり、学校外での地域のイベントに翻訳ボランティアとして呼ばれて参加したりと、活躍の場を広げている。また、高校生が半年で学生団体を立ち上げて事業を行って評価を受けている、ということに感心されることが多い。実際に、これまでの活動を、2月に熊本市のピッチイベントでの登壇で紹介したり、3月には九州大学で行われた中高生探求フォーラムにて発表を行い、優秀賞を受賞した。これは、高校生のポテンシャルを示し、活躍機会を増やすきっかけとなった。