私は、地方における若者の機会不足と企業の人材課題をつなぎ直すために活動しています。
その原点の一つが、佐賀大学硬式野球部での活動です。私は同部で選手兼任監督としてチームを率い、創部7〜8年という若い組織の中で、競技力向上と組織づくりの両立に挑戦してきました。その結果、九州インカレ準優勝という成果を残すことができました。
しかし、私が向き合っていたのは競技の勝敗だけではありませんでした。地方では、高校卒業後に有望な選手や若者が県外へ流出しやすく、地元に挑戦の場があっても十分に伝わっていない現実があります。私は、「佐賀で野球をしたい高校生が、大学進学でも佐賀大学を選ぶ流れをつくりたい」という思いで、競技面だけでなく、チームの価値向上や地域との接点づくりにも力を入れてきました。
また、大学スポーツが抱える資金難という課題にも直面し、学生自ら地域企業へスポンサー依頼を行うという異例の取り組みに挑戦しました。その過程で多くの経営者と出会い、地方企業が抱える採用難、情報発信不足、人材定着といった課題を知ったことが、起業のきっかけになりました。
その後、佐賀大学在学中に株式会社HiBeeを創業し、現在は九州大学法科大学院に進学しながら経営を続けています。HiBeeでは、県内企業に対するSNS運用、動画制作、採用広報支援、イベント運営、IT開発などを通じて地域課題の解決に取り組んでいます。さらに、学生向けアルバイト・実務機会創出事業「バイカチ」や、外国人材の職場定着を支援する日本語教育事業「ツナギテ」を展開し、地域企業・若者・外国人材をつなぐ仕組みづくりを進めています。
また、私は学生に対して、単なるアルバイトではなく、営業、撮影、編集、SNS運用、イベント運営、Web制作、IT開発補助など、実践的な仕事の機会を提供することも大切にしています。地方にいながら高度な実務経験を積み、自分の可能性を広げられる環境をつくることも、私の重要な活動の一つです。
主な実績として、GSEA(世界学生起業家アワード)九州・沖縄ブロック優勝、日本大会出場、唐津スタートアップピッチコンテスト優勝などがあります。私は、スポーツ・事業・地域活動のすべてを通じて、地方の中に挑戦の循環を生み出そうとしています。
私は、目の前の課題を「仕方ない」で終わらせず、自分が動いて仕組みに変えることを信条にしてきました。
佐賀大学硬式野球部では、選手兼任監督としてチームを率い、創部7〜8年で九州インカレ準優勝という結果を残しました。しかし、私が本当に大切にしてきたのは勝敗だけではありません。地方では、多くの若者が進学や就職を機に地元を離れていきます。その中で私は、佐賀で野球をしたい高校生が、大学進学でも佐賀大学を選べるような流れをつくりたいという思いで、組織づくりと環境づくりに向き合ってきました。
また、大学スポーツが抱える資金難に対して、学生自ら地域企業へスポンサー営業を行うという前例の少ない取り組みにも挑戦しました。この経験を通じて、地域企業が抱える多くの課題を知り、在学中に株式会社HiBeeを創業しました。
現在は、九州大学法科大学院で学びながら、株式会社HiBeeの代表として、SNS運用、動画制作、イベント運営、IT開発、学生人材活用、外国人材支援などを通じて地方課題の解決に取り組んでいます。また、自分が挑戦するだけでなく、学生に営業や制作、エンジニアなどの機会を提供し、次の挑戦者を育てることも大切にしています。
GSEA九州・沖縄ブロック優勝、日本大会出場、唐津スタートアップピッチコンテスト優勝といった経験をいただきましたが、私が本当に目指しているのは、賞を取ることではなく、地方でも本気で挑戦できることを証明する存在になることです。
スポーツでも、事業でも、地域活動でも、私はこれからも佐賀から挑戦の連鎖を生み出していきます。
私が実現したいのは、地方に生まれた若者が、地元に希望を持ち、自分らしく挑戦できる社会です。
地方では、能力や意欲のある若者ほど都市部へ流出しやすく、地域企業もまた人材不足や採用難に苦しんでいます。一方で、地元には魅力ある企業や、本気で打ち込める環境、挑戦できる余地が数多く存在しています。ただ、それが十分に知られておらず、若者と地域がうまくつながっていないだけだと感じています。
私は、野球部監督としても、佐賀で野球を続けたい高校生が大学進学でも佐賀を選べる未来をつくりたいと考えています。それは単に競技人口を守る話ではなく、若者が「地元に残る」「地元に戻る」「地元で挑戦する」理由を増やすことだと思っています。
さらに、今後の地方社会においては、外国人材の活躍も不可欠です。しかし、言語や文化の壁によって、本来の力を発揮できない人も少なくありません。だからこそ私は、若者も外国人材も地域企業も孤立せず、互いに支え合いながら成長できる社会をつくりたいと考えています。
私の目指す未来は、地方だから機会が少ないのではなく、地方だからこそ挑戦できる社会です。佐賀から九州へ、そして全国へ、地方発の持続可能な挑戦のモデルを広げていきたいと考えています。
私は現在、主に4つの軸で行動しています。
1つ目は、地域企業の魅力を発信し、採用力や発信力を高める支援です。
株式会社HiBeeとして、佐賀県内企業を中心にSNS運用、動画制作、採用広報支援を行い、企業の想いや現場の魅力を若い世代へ届けています。単なる制作ではなく、誰に何をどう届けるかまで設計し、企業価値を見える化しています。
2つ目は、学生に実践の機会を提供することです。
私は学生を単なる働き手ではなく、地域課題の解決に関わる実践者として育てたいと考えています。そのため、「バイカチ」や自社事業を通じて、営業、撮影、編集、イベント運営、SNS運用、Web制作、IT開発補助など、学生が社会に近い距離で仕事に挑戦できる環境をつくっています。
3つ目は、外国人材と地域企業をつなぐ支援です。
「ツナギテ」では、外国人材に対する日本語教育やコミュニケーション支援を行い、職場定着や相互理解の促進を目指しています。単なる語学教育ではなく、地域で安心して働き、暮らしていける環境づくりに挑戦しています。
4つ目は、スポーツを通じた地域人材育成です。
佐賀大学硬式野球部監督として、競技力向上だけでなく、若者が佐賀で本気で打ち込める環境づくりに力を注いでいます。創部間もないチームを九州インカレ準優勝へ導いた経験を活かし、勝てる組織づくりと、人が育つ組織づくりの両立を目指しています。野球を通じて、佐賀に人を残し、佐賀に人を集める流れをつくることも、私の大切なアクションの一つです。
これらに加えて、佐賀青年会議所での地域活動や、法科大学院での学びも並行しながら、現場・経営・制度の3つの視点から課題解決に向き合っています。
私の活動は、地方における人材・情報・機会の分断を解消することにつながっています。
まず、地域企業に対しては、SNS運用や採用広報支援を通じて、これまで十分に伝わってこなかった魅力や価値を可視化し、採用や認知拡大、企業ブランディングの強化に貢献しています。地方企業が「知られていないから選ばれない」という状態を変えることは、地域経済の持続性にも直結します。
次に、学生に対しては、営業や制作、運営、エンジニアリングなどの実務機会を提供することで、地方にいながら高いレベルの経験を積める環境をつくっています。これは単にアルバイトの機会を増やすことではなく、若者が自信を持ち、自分の可能性や進路の選択肢を広げることにつながっています。
さらに、佐賀大学硬式野球部の監督としては、佐賀で野球を続けたい高校生に対し、進学後も地元で挑戦できる選択肢を示すことに取り組んでいます。創部7〜8年で九州インカレ準優勝という成果は、地方大学でも本気で挑戦できることの証明であり、地域に若者を引きつける一つの力になると考えています。
また、「ツナギテ」を通じて外国人材の日本語教育や職場定着支援を行うことで、地域企業の人材不足解消と、多文化共生の土台づくりにも挑戦しています。
つまり私の活動は、地域企業を元気にし、若者に挑戦の場を与え、スポーツと仕事の両面から地域に人が集まり育つ循環を生み出していることに社会的意義があります。