山名 洋一朗

氏名 山名 洋一朗
所属企業・団体名 山名酒造株式会社
所属企業・団体役職 代表取締役
推薦青年会議所 一般社団法人 丹波青年会議所
活動カテゴリー 文化
SNS・HP Instagram アカウント: @yamana_sake_brewery

活動エリア及び活動内容

1716年創業の老舗酒蔵の12代目当主。江戸時代より酒造職人「丹波杜氏」を輩出するまちとして発展した「丹波」最古の酒蔵にて、日本酒製造事業を経営。2020年の代表就任以降、醸造理念「Renaissance(ルネサンス=再生・復興)」を掲げ、江戸時代の丹波地域のアナログな酒造りへの回帰を進めるとともに、「人(醸し技)、土(水・米)、蔵(微生物)」を追求し、地域の個性溢れる商品を生み出し続けています。

活動内容写真

経歴 自己PR

① 学生時代に海外約40か国を放浪。その他住居建設ボランティアに参加するなど、海外で貴重な経験を得ました
②大学卒業後は大手食品企業の営業マンとして4年間働きました。
③大手食品企業を退職後、家業を継承。現場経験は全くなく、当初は経営の仕事のみに取り組んでいましたが、酒造りの面白さに魅了され、今では一日のほとんどを醸造現場で過ごしています。

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

「100年先の丹波地域で、オンリーワンの酒造りに若者が取り組む未来」が私の夢です。製造に取り組む私たちだけでなく、地域住民の皆さまが誇りを持てる「まちのみんなの酒」をこれから時間をかけて造り上げ、地域で生まれ育つ若者に志していってほしい。そのような環境を繋いでいく「襷」のような会社になりたいと思っています。

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

未来を実現する上で大事なものが「伝統」です。伝統とは「やってきたこと(過去)」ありきじゃなくて、「受け継ぐ人(未来)」により紡がれるもの。そのため、誇りを持てる仕事と働きやすさを両立することを目指しています。手作業を圧倒的に増やし造り手の感性を活かしたかつての醸造法に回帰しながらも、醸造以降の設備投資により工程の自動化・最適化をすすめ、働き方改革(就業時間短縮・年間休日の増加)にも着手しています。

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

代表就任以降、地域を中心に若者の採用を進め、醸造現場の平均年齢は60代から30代前半まで若返りました。(現在では半数以上の醸造スタッフが30歳以下)また、国籍や性別を問わない多様な人材で醸造に取り組んでいるのも特徴です。若者の人口流出が進む地域において、若者が働きたくなる会社に成長したいと考えます。また、地域の個性を追求した商品が海外で評価されるようになり、アジアや欧米を中心とした輸出も好調です。