森本 陽加里

氏名 森本 陽加里
所属企業・団体名 一般社団法人Focus on
所属企業・団体役職 代表理事
推薦青年会議所
活動カテゴリー ビジネス、経済、起業, 青少年育成、世界平和、人権, その他
SNS・HP 会社HP:https://focuson-app.com
アプリFocus onHP:https://focuson-app.com/app
森本X:@Hikari_Focuson
森本インスタグラム:hikari_focuson
Focus on公式X:@Focuson_office
Focus on公式インスタグラム:focuson_share

活動エリア及び活動内容

活動地域(MTG等)は基本的にオンラインで行っています。講演活動やその他アプリのモニター運用等は依頼があった地域で行っておりますが、主に東京・京都・愛知での活動が多くなっています。活動内容は、“普通”を頑張るあなたの毎日を支えるアプリFocus onの開発・運用、講演会事業です。アプリFocus onは共有するセルフケアアプリで、その意義や活用方法などについて幅広く知っていただくためにも、最近は、講演活動をはじめとする広報活動にも力を入れています。

活動内容写真

経歴 自己PR

自分自身が通常学級に在籍していた発達障害の当事者で、小中と不登校を経験しました。自分自身が“普通”を頑張る当事者だからこそ、自分を含め同じ障害・困難を抱える方々が周囲に適度にヘルプを出しながら社会生活を送り続けられるようにと、現在は、高校時代に立案したアプリFocus onを開発・運用しています。個人的には、「過去の自分や自分のような子どもたちが学校に通い続けられる環境づくり」をすることが人生の目標であり、将来的にアプリFocus onが学校現場に導入されることを目指しています。現在は大学に通いながら、一般社団法人Focus onの活動を行っております。2023年には、アプリの開発費を集めるためのクラウドファンディングを行いました(300万円達成)。

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

"私の「普通」が伝わる社会の実現を目指しています。私自身、発達障害の当事者で“普通”に見えてしまうがゆえに困りごとやその程度が伝わらないという経験をしてきました。私だけでなく、社会には、人それぞれの多様な「普通」があるからこそ、お互いの世界を「覗く」感覚で、お互いに分かり合おうとできる未来を実現し、その結果としてその人固有の「普通」が伝わり、その上で折り合いをつけ合える社会の実現をしていきたいと考えています。
また、そのような社会を実現するため、アプリFocus onは単なるセルフケアアプリではなく、「(ドラえもんの)ほんやくこんにゃく」のような存在へ育てていきたいとも考えています。"

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

現在は、お互いの世界を「覗く」体験を、たくさんの人にしてもらうための活動をしています。2024年2月にリリースしたアプリFocus onは、目に見えない困りごとを持っている人たちや「普通」を頑張っている人たちの感覚や困りごと、疲れを可視化し、それを周囲に伝えたり、周囲の人がアプリユーザーの感覚を追体験できたりするようなツールです。アプリFocus onを通して、目の前の人の世界を「覗く」体験を広げていきたいと考えています。
また、アプリFocus onの運用・広報活動と並行して、講演会事業も行っています。これは、発達障害当事者の私の世界・感覚の話を聞いてもらうことを通して、参加者に他者(現在の講演会では森本の)世界を覗いてもらう体験をしてもらうことを目指しています。実際に参加者からは、「自分の子どもが何を感じ、何を思っているのか想像する良い機会になった」などと感想をいただいています。

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

アプリFocus onはリリースから1年が経過したこともあり、続々とユーザー様のお声が届いている状況になります。まだまだ少数ではありますが、「自分の子の見ている世界を見られたようです」といった、我々が届けたい体験についての感想もいただいています。小学生のお子さんとご両親の間でご使用いただくことで、お子さんの感じている世界や出来事に対する解釈についてより深く知ることができ、家庭内での理解促進につながっているようです。また、「気持ちの整理ができた」「自分の疲れの波に気づけた」など、知らなかった自分に出会う体験についても多く感想が寄せられています。アプリFocus on,講演会事業を通して、障害名で相手を理解しようとするのではなく、「目の前の人はどう感じ、どう考えているのか?」について考えようとする人が増えていくのではと感じています。