今年で60回目を迎える京都会議は、毎年1月に開催される日本青年会議所のスタートを象徴する会議です。
通常総会をはじめ、理事会、フォーラム、会頭所信演説などが行われ、1年間の組織全体の方針が共有される場であり、運動が動き出すきっかけとなります。
1966年11月、JCI世界会議が日本で2番目の地として京都で開催され、日本で最初の国立の会議施設である京都国際会館が完成したのも同年の5月でありました。翌1967年に社団法人日本青年会議所（当時）の通常総会が京都で開催されて以来、日本青年会議所の新年度のスタートとなる諸会議及び各委員会が京都で開催されるようになり、やがて一年の新たなスタートを切る場として定着し、この会議を総称して「京都会議」と呼称するようになりました。その後、各地の青年会議所メンバーも多数集う場にもなったことから、フォーラムやセミナーが開催されるようになり、学びの機会も設けられるようになりました。
「TRUE MIND TRUE HOPE」
それは日本青年会議所が掲げる2026年度の方向性を、全国の会員が共有し、一斉にスタートを切るためのテーマです。
“真の心”とは、ありのままの自分を表現し、他者のために親身に尽くす姿勢を指します。自分を偽らず本質に向き合い、誰かの幸せや地域の未来のために行動する。その心からこそ、新たな希望が生まれ、その希望をもって地域の未来を動かしていく。そんな意思が込められています。全国の仲間が京都に集い、想いを合わせ、未来を動かす第一歩を踏み出す。京都会議は、その始まりの場所となります。
各フォーラム・セミナー・公開会議・公開委員会への参加や、幸せフォトスポット巡りをしてスタンプを獲得しましょう。3個以上のスタンプを集めてご応募いただいた方の中から抽選で、新年式典の優先席券をお渡しします。なお、各地区から1LOMが抽選され、全10LOMの方を優先席にご案内します。当選LOMには1LOMにつき、優先席を5席ご用意します。
2026年度の日本青年会議所が掲げる政策と運動の方向性を発信し、全国の青年経済人がリーダーとしての一歩を踏み出す契機となる各種フォーラムを開催します。青年会議所メンバーだけでなく、一般の方もご参加いただけます。
国家フォーラム「The First Step to Action～幸せは日常から始まる～」は、幸せとは何か、どのように幸せを育んでいけるのかを、科学的知見と実体験の両面から考えるフォーラムです。田中理恵氏と前野隆司氏が登壇し、「幸せの正体」や「日常の中で幸せを育てる方法」について語ります。全国メンバーの幸福度調査の結果や「幸せハックプロジェクト」の紹介を通じて、日常や組織で活かせる行動のヒントを共有します。
地域フォーラムでは、「カーボンニュートラル」や「脱炭素」をテーマに、何から取り組めばよいのかを考えます。2名の専門家が登壇し、身近な行動が地域や未来にどのような影響を与えるのかを、具体例を交えて分かりやすく解説します。日常の中で実践できる取り組みを通じて、カーボンニュートラルを自分ごととして捉えるきっかけを共有します。
日本青年会議所の会議体・委員会が専門的な知見やスキル等を共有し、全国のメンバーが地域で実践できる学びの場を提供します。
1月22日から25日までの4日間にわたり、総会・理事会・フォーラム・新年式典など、2026年度の青年会議所運動の幕開けを飾る各種プログラムを実施します。
