2025年7月9日発行
公益社団法人日本青年会議所
2025年度 メルマガアーカイブ vol.196
日本JC 2025年度 地域共創会議では、「アドバイザーマッチング事業」を通じて、JCI JAPAN TOYPや価値デザインコンテストの受賞者など、専門性の高い人財と各地青年会議所を繋ぎ、地域課題に即した運動設計を支援しています。
今回ご紹介するのは、東京JC港区委員会と、2024年度JCI JAPAN TOYPグランプリを受賞した清水 映輔 氏(株式会社OUI)とのアドバイザー連携事例です。
港区委員会では、高校生のアントレプレナーシップ(起業家精神)を育むことを目的に、「ユニコーンプロジェクト」と題した教育事業を企画・実施しました。6月に実施された事業当日には、清水 氏を講師として招き、地元の高校生約80名、青年会議所メンバー40名を対象に、学生時代からの起業ストーリーやその背景にある思いを語る講演を行いました。
また、6月の事業を中心に、前後の期間でも継続的な交流の場が展開されており、5月にはTOYP最終選考会で、7月には開催予定のサマーコンファレンスで、TOYP受賞者と高校生による白熱した意見交換の機会が設けられています。
TOYPは「青年版国民栄誉賞」とも称され、ビジネスの成果だけでなく、それを生み出した人物の生き様に焦点を当てたコンテストです。人間性を軸としたプレゼンは、社会人経験のない高校生にとっても深く心に響くもので、平均満足度は10点満点中9.7という非常に高い評価を得ました。
今回の取り組みにより、清水 氏をはじめとするTOYPグランプリ・準グランプリ受賞者との連携が深まり、今後は行政および地元の3つの私立高校と協力しながら、教育事業を継続・発展させていく方針が固まりました。地域に根ざした持続的な教育プログラムとしての定着が期待されています。
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【こんな効果があります!】
・若者と社会課題を繋ぐ「共感型教育」の実現!
・高校生が自ら考え、社会と関わるきっかけを創出!
・実体験に基づく起業家の話が、リアルな気付きを提供!
・地域における若年層の社会参画を促進!
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【アドバイザー連携】とは
「JCI JAPAN TOYP」や「価値デザインコンテスト」の歴代受賞者が、各地青年会議所とアドバイザーとして関わり、事業設計・企画支援・講演登壇等を通じて、地域課題に即した運動の質と可能性を高める、日本JCの取り組みです。
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【お問い合わせ】
日本JC 地域共創会議
副議長 馬場 宏平
日本JC 地域共創会議
議長 深田 良介
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