【グローバルピースサミット開催報告】

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2025年8月5日発行
公益社団法人日本青年会議所
2025年度メルマガアーカイブvol.233

7月26日(土)、広島にて「グローバルピースサミット」が開催されました。

日本JCでは、戦後80年の節目である本年、平和に対する意識を育むことを目的としたさまざまな事業を展開しています。
本事業「グローバルピースサミット」では、次代を担う若者たちが海外の同世代と一堂に会し、それぞれの国や地域における多角的な視点から平和について議論を行いました。対話を通して、より広い視野で歴史を捉え、世界の平和に寄与する人財としての第一歩を踏み出すことを目的としています。

今回のサミットには、日本の中高生に加え、ドイツ、アルゼンチン、インドネシア、台湾、フィリピン、ハワイからも学生たちが集まりました。国や背景の異なる次世代の若者たちが一堂に会し、それぞれの国における歴史的な視点や世界平和について共に学び、語り合うことは、参加者にとっても非常に意義深い機会となりました。

各国の参加者の間には、歴史の受け止め方や価値観に違いがあり、時に意見の相違も見られましたが、互いの考えや経験を尊重しながら議論を重ね、多角的な視点を養うことで、新たな気づきや理解を得ることができました。

また、開催地である広島は、1945年に人類史上初めて原子爆弾が投下され、多くの尊い命が奪われた場所です。戦争の歴史を象徴するこの地で本事業を実施できたことは、国内外の参加者にとって、机上では得られない実感を伴う学びの場となりました。

本事業は、平和共育の要素に加え、活発な国際交流の場ともなりました。日本の参加者だけでなく、海外の学生たちも互いに助け合いながら通訳をし、自分たちの想いを懸命に伝え合う姿が非常に印象的でした。言葉や文化の壁を越え、対話を通じて理解を深めようとするその姿勢に、未来への大きな希望を感じました。

今回のサミットを通じて、参加者がそれぞれの国と国をつなぐ懸け橋となり、自ら率先して平和に寄与していく人財へと成長していくことを心より願っています。

日本JC 平和共育推進委員会
委員長 土岡 広隆

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