2025年5月30日発行
公益社団法人日本青年会議所
2025年度 メルマガアーカイブvol.121
【2025年度 公正な経済推進委員会 中間報告】
日本JC 2025年度 公正な経済推進委員会では、公正な経済が行われる社会を実現するために国の推奨事業である【Park-PFI】に関する課題や成果について、2025年2月から5月にかけて計3回の意見交換会を開催しました。
これらの意見交換会では、行政・民間企業・市民それぞれの立場からの声を直接ヒアリングし、多様な意見や価値観に基づく議論を行うことで、実際の政策や仕組みにどう反映できるかを考える実践的な場として機能しました。本報告は、これまでの実働を振り返り、今後全国の自治体へ具体的な政策提言を展開していく前段階として、成果を整理し共有する「中間地点」としての報告となります。
◆これまでの取り組み
2月から4月に行った第1回・第2回の意見交換会では、公正な経済の構築に向けた課題やPark-PFIにおける現場の声を集めるため、行政・企業・市民の立場を横断した対話を実施しました。その後、各地の代表市民や行政関係者に改めてお集まりいただき、意見交換会の重要性を再認識いただく機会もつくりました。
5月23日(金)には京都JCとの共催により、第3回目となる意見交換会を開催。ゼロからの公園づくりとなる【JCパーク】に関する意見交換会も実施し、多くの市民の皆様にご参加いただきました。当日は、「実際に存在する公園を確認しながらの意見や要望」「新しく作る公園に希望する形」といったテーマのもと行政・市民それぞれの視点から活発な議論が行われました。
◆参加者の声と今後の展望
「自分の意見がまちづくりに活かされるかもしれないという実感が持てた」「行政と市民が対話する場がもっと増えてほしい」など、参加者からは多くの前向きな意見が寄せられ、本活動の社会的意義が強く実感される場となりました。
今後は、これまでの意見交換で得た成果を基に、約50の自治体を対象に具体的な政策提言を行ってまいります。多様な立場の声を反映させながら、公正な経済社会の実現に向けてさらなる前進を図ります。
▼【JCパークプロジェクト】についてはこちらから
2月例会「未来をカタチに!JCパークプロジェクト」
日本JC 公正な経済推進委員会
委員長 新美 慶太郎
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