日本JC公式メルマガVol.306【パラオ共和国フィールドワーク実施報告会】

当日は、現地に参加した高校生･大学生が登壇し、ペリリュー島をはじめとする戦跡を巡る中で｢何を感じ、何を考えたのか｣を素直に語りました。
｢ここで同世代の若者が命を落としたことを知り、平和をつなぐ責任を実感しました｣｢自分の中に留めず、伝えることや行動に変えていきたい｣といった言葉が会場を包み込み、参加者全員が強い共感を抱きました。

さらに、4名の学生がプレゼンテーションを行い、パラオでの学びをどう地域や学校で広げていくのか、自らの行動宣言として発表しました。彼らの真剣な眼差しと力強い声は、会場に集まった協賛企業やメディア関係者の心にも深く響き、社会全体で平和共育を進める意義を共有する時間となりました。

本事業は、多くのご支援をいただいた協賛企業の皆様をはじめ、関わってくださった全ての方々のおかげで実現することができました。心より御礼申し上げます。全国各地での報道を通じ、戦後80年の節目に改めて平和について考える大きなきっかけを作ることができました。

また、12月からは本フィールドワークにもご同行いただいた漫画家･魚乃目三太先生による『戦争めしパラオ編』の連載がスタート予定です。パラオの現地で取材した｢戦争と食｣の物語が、次世代に伝わる形で描かれていきます。ぜひご期待ください。

日本JC 平和共育推進委員会
委員長 土岡 広隆

発行ː公益社団法人日本青年会議所

https://www.jaycee.or.jp/