高尾 明香里「独自の農園直送システムを開発し、作る人も、食べる人も、幸せな流通を」

氏名 高尾 明香里
所属企業・団体名 株式会社Japan Fruits
所属企業・団体役職 代表取締役
推薦青年会議所 公益社団法人坂出青年会議所
活動カテゴリー ビジネス、経済、起業
SNS・HP Japan Fruitsホームページ
高尾明香里Instagram

活動エリア及び活動内容

活動エリア: 香川県

活動内容: 作る人も、食べる人も、幸せな流通を創ることをビジョンに経営を行っています。日本のフルーツは世界一美味しいです。
しかし、それを生産する農家では赤字及び過剰労働が続いています。
生産者が儲かり、食べる人も喜ぶ世界にする為、自社独自の農園直送BtoB受発注システムを開発し、全国の農園より「今まで破棄されていた規格外のフルーツ」を全国のケーキ店やコンビニエンスストアなど約800社へ安定供給しています。

活動内容写真

経歴 自己PR

実現したい未来に対して決して諦めない、負けず嫌いな性格です。
学生時代は、マラソン大会での優勝やバスケットボールの県代表選手選出など、結果を出す為に最大限の努力をしてきました。
幼馴染からは、「自分にとって大切な人が困っていると、何がなんでも助ける性格」と言われます。
私は、人と愛を持って接し、愛の循環を広げる事を志して生きており、生産者と消費者が互いに思いやれる流通を創る為、全力を尽くします。

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

作る人も、食べる人も、幸せな流通を創ります。
その為には、生産者が公正な報酬を得て過剰労働から解放される事、そして消費者が安心して美味しいフルーツを楽しめる事が重要です。
流通の過程を可視化し、作り手と消費者が双方の事を考えられる流通を目指し、まずは廃棄されがちな規格外フルーツを有効活用し食品ロスを削減すること、また生産者の業務負担を軽減し収益性を高めることで、持続可能な農業へ一歩づつ近づけます。

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

①toB向けの独自システムで廃棄ロスゼロの持続可能な流通構築
卸先の基準に合う農園をマッチングし、全国の農園から安定供給。提携農園は2024年現在280件、卸先は約800社です。

②儲かる農業を実現するシステムの開発
産直やオンライン販売など様々な取引先への販売が可能になった反面、顧客対応や受発注管理などの業務が増え、売上が増える代わりに可処分時間が激減。
これらの業務を代行するシステムを提供しています。

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

生産者の手取り増加と、可処分時間の創出をしています。
市場で価格がつかない規格外フルーツは、市場の約30%で約200億円
生産者の労働時間は日本平均の約1.5倍

規格外フルーツを個人に出荷する場合、手間がかかる割に儲かりません。大ロットで必要としている企業へ、複数農園で産地リレーを組み安定供給する事で、農園と卸先両方に喜んで頂いています。
取引3年目の農園は、売上1900万円→4000万円へ成長しました。

TOP