波平 雄翔「日本の宝が残る人口1000名弱の島で、文化経済の循環をめざす」

氏名 波平 雄翔
所属企業名 多良間島観光コンシェルジュ
所属団体名 一般社団法人宮古青年会議所
推薦青年会議所 一般社団法人宮古青年会議所
活動カテゴリー ビジネス、経済、起業、青少年育成、世界平和、人権、ボランティア
SNS・HP 多良間島観光ホームページ
波平雄翔Instagram

活動エリア及び活動内容

活動エリア: 沖縄県 人口1,000名弱の島「多良間島」

活動内容: 日本林業遺産に登録された「フクギと琉球風水集落の景観」、450年以上受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定された「豊年祭・八月踊り」など日本の宝が残る島です。「文化経済の循環」をキーワードに、観光コンテンツを造成。経済活動から得た価値を文化の保全、人財育成に再投資される仕組をつくり、島の文化や自然を守り次世代に引き継いでいく活動を展開。

 

活動内容写真

経歴 自己PR

多良間島出身。高校時代を宮古島、大学時代を沖縄本島で過ごし、学生時代にNPOを設立。離島学生のキャリア教育支援に取り組んだ。卒業後、離島に移住。特別行政職として島民と共に観光や特産品の開発を手掛け、プロモーションを手掛ける広告制作会社などで経験を積み、32歳で愛する故郷へUターン。観光業をはじめ、養蜂、小学校の教員などとして活動。青年会長として、エイサーや地域の景観保全・青年交流活動にも取り組んでいる。

 

VISION(この活動を通してどのような未来を実現したいか)

文化経済の循環を通して、一人ひとりが輝く社会づくり、平和で持続可能な島(国)づくりを目指します。人口減少の一途をたどる予測が高まる中、多様な交流・関係人口を増加させ、幸せに暮らし続けることのできるコミュニティを形成。未来に豊かな島、豊かな日本を引き継ぐため、開発や成長一辺倒ではなく、自然環境に、そして人や動植物に優しい経済基盤を作り、暮らし・環境・経済が調和する島(国)づくりを推進します。

 

ACTION(ビジョンを実現するために今行っている具体的な活動)

「伝統文化の担い手」として、450年以上続く豊年祭や神を祀る旧暦の神事へ参画し、文化の継承・保全活動を行なっている。また、島民と連携し「文化を五感で体感できるコンテンツ」を来訪者に提供することで、地域活性化と同時に、島民が文化価値を再確認する機会を創出。収益の一部を教育活動に還元し、15歳で島を旅立つ学生らに方言カレンダーを寄贈するなど、人財育成活動を行うことで「文化経済の循環」の仕組みを構築している。

 

IMPACT(あなたの行っている活動は社会にどのような影響を与えているか)

文化を保全・活用することで観光振興や地域活性化につなげ、その経済効果が文化振興や人財育成に再投資される好循環をうむ。島文化の発信による「多良間島ファン」獲得、関係人口との特産品の開発など、更なる経済効果の発現につながる。また、観光コンテンツは中学校の授業にも活用され、次世代を担う若者たちの郷土愛を育み、新たな担い手をつくり、伝統文化の継承・保全・活用が促進され、持続可能なコミュニティが形成される。

 

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