2022年7月18日(月・祝)に、三原市の中央森林公園にて第8回JCカップU-11少年少女サッカー全国大会広島ブロック予選大会(以下、JCカップ)が開催されました。
JCカップは年に1度開催されており、「グッドルーザーの精神」を子供達に伝えることを目的とした事業です。47都道府県全てのブロックで予選大会が行われ、地区大会、そして福島県で行われる全国大会へとつながります。
広島ブロック予選大会では県内各地から全12チームが参加表明し、大会当日は熱戦を繰り広げました。
今年度は、広島ブロック協議会の川崎委員長率いる総務広報委員会が企画・運営を行いました。前日までの予報では天気が不安視されておりましたが、当日は大会終了まで雨が降ることもなく子供達が元気にボールを追いかける姿を見ることができました。
予選は3チーム4ブロックに分かれてリーグ戦を行い、リーグ戦を勝ち抜いたチームが決勝トーナメントを行います。見事優勝を果たしたチームは岡山県にて行われる地区大会へ出場を決めることができます。
また、本予選大会独自の設えとして、県内各地会員会議所の理事長チームと子供達が対戦する「フレンドリーマッチ」、各チームの優秀選手のみで対戦を行う「ドリームマッチ」をご用意し、参加者同士で交流を行えるアトラクションを行いました。
大人と子供、そして勝ち負けに関係無く、サッカーを通じて交流をすることができたのではないかと思います。参加者のみならず、観戦者も皆笑顔でアトラクションを楽しんでいたのが印象的でした。
惜しくも予選敗退してしまったチームは決勝トーナメントに上がることができませんでしたが、「トレマッチ」という名目でチーム同士の練習試合を用意いたしました。
「サッカーが上手くなりたい」という子供達の想いが伝わってくる、練習試合とは思えない真剣な試合をしていたと感じました。
そして忘れてはならないのが、JCカップ最大の特徴でもあるグッドルーザーの精神を伝える「アフターマッチミーティング」です。
アフターマッチミーティングは、試合の直後に対戦したお互いのチームを集め、相手チームの良かったところ、上手だったところを発表し合い、お互いを称え合う場です。
たとえ負けてしまっても、勝ったチームに「いい試合だった、次も勝てよ」と言葉をかけ、相手を称えることのできる心、すなわちグッドルーザーの精神を養うことを目的としています。
アフターマッチミーティングを繰り返す度にどんどん成長していく子供達は、とても頼もしくも見え、全員が優秀なサッカープレーヤーになることを予感させるようでした。
決勝トーナメントを終えた結果、順位は以下のようになりました。
優勝 コスモ東広島FC
準優勝 安芸府中SSS
第3位 広島ユナイテッドFC
地区大会へ進出を決めたチームも、残念ながら惜しくも敗れてしまったチームも、全力で戦い抜いており、そして「グッドルーザー」になれていたと思います。
事業に参画してくださったチームの皆さま、そして運営を行った広島ブロック協議会のと各地会員会議所のメンバー、そして総務広報委員会のメンバーに感謝を申し上げ、JCカップ事業の報告とさせていただきます。
JCカップは来年以降も続く継続事業です。次回も是非JCカップにご参加くださいませ。
引き続き広島ブロック協議会へのご支援とご協力をお願い申し上げます。