現在の日本は少子高齢化時代を迎えています。これから劇的に出生率が高まり、現在進行している人口減少社会を劇的に変える特効薬もなく、来る国難ともいえる時代に憂いているばかりです。未来を切り開くべき若者世代ですら、変化する為の挑戦ではなく、目前にあるこの国難の中をどう生き残るかということばかり考えています。明るい未来に向けて語り、挑戦する今を生きる人たちが少ないということこそが最大の国難かもしれません。

そこで社会保障制度委員会では2つの点に着目し、運動を展開してまいります。1点目は地域に即した社会保障制度と地域の在り方を考え、議論、追及、共有していくということです。少子高齢化により社会保障費を生み出す力が増えないにも関わらず、年金受給者、医療費の増加による支出は増える一方です。広島県の医療費は全国10位以内に入るほど高額です。医療保障問題を中心とした社会保障制度について議論する場を作ってまいります。2点目は多子社会の実現へ向けた議論を展開するということです。出生率が減少している点は、現代の女性を取り巻く社会環境の中では必然ともいえる状況です。現代社会でかつてのベビーブームを再び興すことは難しいかもしれませんが、誰もが望む時に子供を産める環境整備を行い、出産、子育てをしやすい社会にしていくことは、この日本の未来を次の世代に託すという点で避けては通れない道です。民間でも実現可能な取り組みを中心に議論を展開し、多子社会実現の一歩と致します。そして多子社会の実現を進めることができれば、先に述べた社会保障制度の問題点の改善にも大きく影響してくると考えます。

未来は我々青年の手にかかっています。現状に危機感をもち、この国難から日本を救うために、地域に即した社会保障制度と地域の在り方の議論を尽くし、多子社会実現へ向けた運動を推進することで、子供たちに託す日本の未来を明るい未来に変えてまいります。