2021年度 公益社団法人日本青年会議所 関東地区 群馬ブロック協議会

意見書

【会長意見書】

2021年度 群馬ブロック協議会
会長 栗原 弘充

新型ウイルスCOVID-19の影響で青年会議所どころではない。青年会議所活動に対する迷いを感じている会員の方もいらっしゃると思います。私もこの状況で立候補することに躊躇いを感じることもありました。しかし、戦後間もない中1949年9月3日「新日本の再建は青年の仕事である」の一文から日本に青年会議所が誕生しました。当時の先達は青年の使命を自覚し、不屈の闘志で立ち上がったのです。立候補にあたり感じた迷いも、青年会議所を続けることを改めて考えたことも、総じて迷うということは道を知ることだと思います。青年会議所に入って良かった。2011年度に入会以降、今日に至るまで変わらずに思う率直な気持ちです。青年会議所はより良い変化の機会を青年に与えてくれます。青年会議所とは【青年】という一人称が集まり【会議】をする【所】です。青年の個性を磨き、組織を学ぶ機会を通じて、地域をより良く変化させるために、青年期を過ごす場所として青年会議所は有益な組織です。これまでに培ったことを糧にし、県内12会員会議所と共に群馬という【個性】を磨き、協議会という【組織】がより良く変化していくことにチャレンジします。かっこいい姿勢を示してくれた沢山の先輩諸兄姉、共に青年会議所で活動し時間を共有する会員の皆様に感謝し、公益社団法人日本青年会議所群馬ブロック協議会2021年度会長立候補にあたり私から青年会議所への意見を述べさせていただきます。

青年会議所の素晴らしさは目に見える対価が伴わずとも会員間で人と人との繋がりを大切にするところです。これは時代に関係ない本質です。しかし、COVID-19をきっかけに時代変化への適応スピードが速まり、未来へ続く青年会議所となれるのか試練の時期が訪れたと同時に大きな問題点が青年会議所に浮き彫りになります。現在の群馬県内各地会員会議所の年齢、在籍年数構成比は平均年齢35歳、在籍平均年数3年目未満が過半数を占める現状となっております。満20歳~満40歳、会員期間最大20年間の組織としては偏りが生じており、決して良い現状とは言えません。無論、20代、30代の会員が満遍なく入会、在籍し卒業を迎えていくといった新陳代謝が伴えば、自ずと組織は改革されていき時代変化に適応していきますが、現在の状況では変えようにも入会から卒業までの期間が短く、変える施策を実行する量が足りずに卒業を迎える会員が多く、卒業生、退会者が新入会員数を上回る状況が続いています。このままでは会員の活動に偏りが生じることが懸念され、より良い変化の機会損失を招きます。多様化するライフスタイルの中で、青年会議所は好きだけれど時間的な制約で参加が難しくなっている会員も多いのではないでしょうか、貴重な会費を財源として付託収益を得る協議会だからこそ会員のより良い変化の仕組みを再構築するべく、意思決定に至るプロセスの効率化、集中的な予算投入による事業展開で LOM の余白や行間を補完する人材育成を出向や事業参加を通じて協議会が実践していきます。時代変化に適応していく青年会議所運動が県内各地に行き渡ることが、青年会議所の更なるブランディングに結びつきます。

県内12会員会議所理事長就任時の平均在籍年数は2016年度9.3年から2020年度は7.5年となっており、組織のトップの早熟化が浮き彫りとなっています。また、県内の会員拡大対象年齢人口数に関しては、2019/2009年比―20.41%、103,880人減375,339人(20歳~39歳)となっているのが現状です。即ち、会員拡大対象年齢層が人口減少している背景を認識しなければなりません。群馬ブロック協議会もここ数年は会員数純減となってしまっておりますが、内から外へ増やす会員拡大、内から内へ減らさない会員拡大を実践するには入会後に伝播する経験の少なさも起因していると考えます。また、入会候補者へ会員拡大運動を実践するにしても、対内の職務に追われて、拡大活動に手が回らないといった現状もあると思います。今だからこそ、これまでの手法と併せて WEB の力を活用し、拡大活動に関するノウハウや意識醸成を各 LOM に提供するべきです。また、女性会員数に関しては増加の一途を辿っている側面もあることから、伸びしろとして女性の力をもっと活用していくことで、女性会員数の増加が見込め、性別関係なく会員数増加のきっかけになるかもしれません。このような現状を分析した上で拡大運動を各地12会員会議所へ提案することが、LOMの会員拡大運動支援となり、群馬ブロックが担う協議会としての機能性が高まると見込みます。

県内人口数1,930,002人(全国第19位)、都心から100km圏内に位置し、上毛三山から流れる多くの河川と県内を縦横断できる道路交通インフラは群馬県の大きな特徴です。総人口は大きく減少していき、年齢構成比も生産年齢人口が減少し高齢者層が増加していく日本ですが、地方はその傾向が顕著に表れると見込んでいます。令和元年度県政県民意識調査アンケートでは、県民の満足度は、地域医療、水や自然環境への満足度が高くなっていることに対して、地域のにぎわいへの不満度が最も高くなっている。また、在住人口の内訳は県内にずっと住み続けている人が52.1%、県内に産まれ、県外に転出したが再び転入が27.4%であり、群馬県に在住すれば79.5%の県民が暮らし続ける高い割合となっている。どのような地方の機能を群馬県は持ち合わせていくべきなのか、青年という若者が議論し地域へ提案していくことで、現在から未来へ続く持続性の高い群馬県が実現できるはずです。

一人ひとりの力は小さい。しかし、それぞれ多様な背景を持ち合わせながらも青年会議所を通じて一つになれば大きな力になる。公益社団法人日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会の先輩諸兄姉が不連続の連続で築いてこられた歴史に心より敬意を表し、よりよく変化する群馬の青年会議所を牽引する気概と覚悟を胸に、群馬県内各地会員会議所会員の皆様へ新たな成長の機会を提供することを誓い、立候補にあたっての意見書とさせていただきます。

PAGETOP
Copyright © 群馬ブロック協議会 事務局 All Rights Reserved.