2020年度 東京ブロック協議会 公式ホームページ

会長意見書

公益社団法人 日本青年会議所 関東地区
東京ブロック協議会 2020年度 会長意見書

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公益社団法人 日本青年会議所 関東地区
東京ブロック協議会 2020年度
第49代会長 齋藤 祥文

東京ブロック協議会の存在意義とは何なのか。

私の答えは“LOM支援”この一言に尽きる。

しかし「必要のない、一方的なLOM支援」を求めるLOMなどあるはずがない。

我々は「必要とされる、共感されるLOM支援」を提供できなければ価値がない。

だからこそ我々は徹底的に「LOM支援」を追及していく。

私の考える最高のLOM支援、それは“気づきを与える”ことである。人は学んで知っただけでは変わらない。大きな衝撃を受け、気づきを得た時に、始めて行動が変わる。
人の行動が変わればLOMが変わる。LOMが変われば社会も変えられる。これこそ本当のLOM支援ではないのだろうか。

我々の使命は、東京ブロック協議会内24全てのLOMがより良くなる機会を提供し、各地の青年会議所が躍動することで、東京をより一層活性化させることである。

一人ひとりが幸せを実感することのできる東京の創造を目指して。
今しかない、この瞬間を、共に熱狂しよう。

【ビジネス×SDGs】

青年会議所は青年経済人の集いと言われるが、長年ビジネスの話をすることはタブーとされてきた。そのような中、2018年(公社)日本青年会議所の定款に「ビジネスの機会」が明記された。そもそも地域の経済成長がなければ、地域は発展しない。我々は、青年経済人と自負しているのであれば、社会貢献活動だけに尽力するのではなく、社業を成長発展させ、地域経済を動かしていかなければならないはずだ。ただ、間違えてはいけないのは、JCでいう「ビジネスの機会」の本質はビジネスマッチングではないということである。JCを通じて魅力的な情報、最新の情報を得ることができる。そして、その情報をもとにJCで築いた幅広い人脈を活かし、新たなビジネスモデルを創り上げることに挑戦をする。これこそJCでいう「ビジネスの機会」であると私は考える。JAYCEEである以上、単純な利益追求型ビジネスモデルを考えるのではなく、社会貢献を利益に転換していくことを考えるべきだ。そこで、ビジネスモデル構築の指針となるのがSDGsではないだろうか。持続可能な世界を目指し、検討課題に取り組むことで経済を発展させる。これこそ現代において我々青年経済人に求められていることだと私は確信している。「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。(二宮尊徳)」 私たちはボランティア団体、イベント屋ではない。青年経済人として価値ある組織を創り上げることで、青年会議所の価値を向上させLOM支援に繋げていく。

【国際性×ITリテラシー×ビジネス】

2020年、東京ではオリンピック・パラリンピックが、横浜ではJCI世界会議が開催される。これほど日本国内において、我々が国際性の機会を得られることは、希有なことではないだろうか。我々はこの千載一遇のチャンスを傍観するのではなく、いかにして自らの地域とLOM、自らのビジネスに繋げていくことができるのか、しっかりと考え行動に移していく必要があるはすだ。お祭り雰囲気で盛り上がるだけでは意味がない。オリンピック開催前後の景気動向を考え、経済状況、訪日外国人旅行者数、雇用誘発数などに目を向け、真の青年経済人として正しい情報をもとに行動を起こしていこう。そしてJCI世界会議では、主体者意識を持って積極的に参画していこう。平成の時代、インターネットの普及により、いつでも容易に世界中の人と繋がりがもて、世界中の莫大な情報にアクセスすることが可能となり、全てのモノがインターネットと接続されるようになった。そして令和の時代、5G通信革命とAI革命により社会は変わり、人間に求められる価値も変わる。我々の多くは突出した能力のある異人ではない。それでも、デジタル革命という現実から目を背けるのではなく、デジタル革命を正確に理解することができれば、JCで培った創造力と多様な仲間で、世界に新たな価値を創造することができるはずだ。2020年は教育改革の年でもある。我々も、今の時代に適したグローバルな青年経済人として学び成長していこう。

【災害をリアルに捉える】

日本は世界有数の地震多発国である。世界で起こるマグニチュード6以上の地震の2割が日本周辺で発生していると言われている。我々が住み暮らす東京も例外ではなく、首都圏で起こるマグニチュード7クラスの地震が発生する確率は30年以内に70%程度と評価されており、最大死者数23,000人、全壊および焼失棟数61万棟と言われている。どれだけの都民が当事者意識をもっているのだろうか。東京都でも地震につよいまちづくりや災害対策、インフラ整備などに力を入れているものの、最終的には、自分の命は自分で守るしかない。自らの命を守るためには都民一人ひとりが避難力と減災意識を高めておく必要がある。災害リスクを認識し、心構えをもって、自然災害発生時の減災と避難について正しい知識を持つことが自らの命を守る上で不可欠である。我々は最悪の事態を想定した、よりリアルな災害に対する意識を持つことができる場を提供することで、減災のための行動を起こす人材を創り上げることに挑戦をする。そして、被災地には積極的に支援に行くことを約束する。学び知っただけでは行動は変わらない。キレイごとだけを言っていても価値はない。自分達に出来ることはなんでもやる。被災地の災害支援に行くことでリアルを知ることができる。そこできっと大きな衝撃を受け、気づきを得ることができる。その経験が地域を守る人材を作り、東京を守る集団、団体を創っていくことに繋がっていくはずである。

【ダイバーシティ】

少子高齢化が進展しているなかで、安心して子供を産み育てられ、健やかに成長できる環境を創り、多子社会を目指すことはとても大切なことであるが、それは一朝一夕で成し得るものではない。少子高齢化が社会に与える影響として、大きく上げられるのが社会保障支出の増加である。我々は国に頼らず高齢者を支え、高齢者が安心して暮らせる社会の在り方についても考えるべきではないだろうか。そして2020年は東京でパラリンピックが開催される。ダイバーシティを目指す都市として、障がい者がいきいきと暮らせる社会、誰もがスポーツに親しめる機会を積極的に推進することに挑戦をする。2019年参院選挙の投票率は48.80%で24年ぶりに50%を割る結果となった。今回の投票率低下には様々な要因があるようだが、国民の政治参画意識の低さが一番の問題ではないだろうか。決して投票率を高めることが目的ではない。しっかりと政策を理解した上で、地域の未来を託す一票にしなければならない。そのためにも有権者の政治参画意識を向上させる主権者教育を行っていく。

【ブロック大会】

東京ブロック大会には「主管益」「地域益」「参加者益」「主催者益」の4つの益を求められるが、この4つの益を得るためにはどのように考え、事業を構築すれば良いのだろうか。私は大前提として、東京ブロック大会は地域益を最優先にしなければならないと考えている。地域益につながらないことをいくらやっても何も意味はない。地域から共感を得られない限り参加者益にも主管益にもつながらず、当然に主催者益も得ることはできない。東京ブロック大会は、主催者であるよそ者、若者、ばか者が関わるからこそ、地域に大きなインパクトを与え、独りよがりではない、社会から共感を得られる新たな地域価値をデザインし、地域の魅力向上につなげなければならない。東京ブロック大会はイベントではない。地域の未来に向けた更なる活性化の足掛かりであり、東京ブロック協議会内24LOMに対し、自身の地域の活性化に、明るい社会の実現に繋がる“衝撃的な気づき”を与えることができる場を実現することに挑戦する。

【広報×拡大】

日本青年会議所全体のメンバー数が減少の一途をたどる中、東京ブロック協議会内の多くのLOMにとっても、会員拡大は最重要課題ごとであることは疑いようがない事実である。私の理想とする会員拡大とは、青年会議所運動に共感し、志を同じうする者が自然と集まってくる状態である。そのためには共感を得られる事業と、効果的な広報が必要となる。ただ単純にJCの事業をSNS等で発信するだけでは、ほとんど意味がない。都民目線に立った共感を得られる事業を実施し、ターゲットを定めた戦略的な見せ方が必要である。まずは東京ブロック協議会が青年会議所をブランディング化し、24LOMが共通したテーマで発信していくことで、LOMメンバーに広報の必要性と在り方に対する“気づき”を与え、24LOMが本気で楽しみながら、一体となって青年会議所のブランディング化に挑戦をする。そうすることで地域の垣根を超えた相乗効果が発揮され、今まで以上に青年会議所の認知度が広がり、人が自然と集まってくる環境を作ることで新たな会員拡大の仕組構築が実現され今までにない会員拡大の在り方を築くことに挑戦する。

【唯一無二のアカデミー研修】

アカデミー研修は東京ブロック協議会において、唯一人材育成だけを目的とした委員会である。アカデミー研修に求められている人材育成とはどのようなものなのか。社会人・組織人としてのリーダーシップ研修は、世の中に溢れるほどある。またJAYCEEとしてのスキル向上であれば、日本JC公認プログラムも多数用意されており、研鑽を積まれたトレーナーのもと日々全国各地で開催されている。そのような環境下でも、我々は独自の特性を活かし、東京ブロック協議会アカデミー研修でしか得られない価値を、アカデミー生に対し提供していかなければならない。私の考える東京ブロック協議会アカデミー研修の特性の一つ目は、2月から10月までの8ヶ月間という中期的な時間軸で行う研修であるということ。二つ目は入会から3年未満のメンバーが対象であるということ。そして3つ目は、アカデミー生は皆、東京ブロック協議会内のLOMメンバーであるということ。一見すれば至極当然のことを言っているだけであるが、今一度この3つの特性に向き合い、その特性を最大限活かした、東京ブロック協議会でしか得られない“多くの気づき”を与えられるプログラムを構築する必要がある。そしてアカデミー生を即戦力JAYCEEへと必ず導くことでLOM支援へと繋げることに挑戦をする。

【おわりに】

私は東京ブロック協議会に心から感謝している。

私を変えてくれたのは、私が成長するきっかけを与えてくれたのは、紛れもなく東京ブロック協議会であった。

だから、私は東京ブロック協議会に恩返しするために、この重責を担う覚悟を決めた。

私の志はただ一つ。
「LOM支援」これに尽きる。

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