事業名称

Sen Deli Eats(センデリイーツ)

申請LOM

公益社団法人 川内青年会議所

事業に至る背景

 2020年1月、中国・武漢市にて発見された新型コロナウイルスCOVID-19は、瞬く間に世界中に感染拡大し、同年3月にはWHOが「世界的なパンデミック」と宣言する事態となりました。日本においても感染者は増加し続け、政府による緊急事態宣言が全国に発出されました。国民は不要不急の外出を避け、極力自宅に留まり様々な活動を自粛することを余儀なくされています。
そんな中、鹿児島県内においては4月20日現在、発表されている感染者は8名に留まり、他県と比べると未だ感染者は少ないとも言えます。しかしながら当ウイルスには潜伏期間があることや、感染力の高さ、または現状の県内の感染者の少なさからの県民の油断が、いつ集団感染を引き起こしても不思議ではありません。従って、県内においても全国の都道府県と足並みを揃えて、不要不急の外出を控え、集会等を避ける必要があります。
薩摩川内市およびさつま町においては、現在感染者は確認されておりません。しかし、先述した通り県内でも自粛の必要性があることから、ほぼ全ての集会は中止または延期となっております。この状況において、現在最も影響を受けている業種の一つとして飲食業があげられます。不要不急の食事会が中止・延期となることで、飲食業の売上が激減し、このままでは経営も危ぶまれるという声も聞こえます。
明るい豊かなまちづくりを目指す川内青年会議所としては、この危機的状況において我々に何ができるか、考動する必要があります。そこで、店舗に出向かなくても自宅で様々な飲食店の食事を楽しむことができるサービスを構築し運営します。そうすることで、地域の飲食業者の負担を少しでも軽減し、市民の皆様においては、自宅に居ながら様々な地元の食を楽しむことができるだけでなく、事態収束後の飲食店の選択肢を増やすことで、地域の活性化にも繋げます。

事業の目的

対外
新型コロナウイルスの感染拡大により売上が減っている地域の飲食店業者と、不要不急の外出自粛を求められている市民の皆様との架け橋となり、相互の需要「売上を上げたい」、「外食をしたい」を少しでも満たします。また、市民の皆様が当事業により様々な飲食店を新しく知ることで、事態収束後の地域活性に繋げます。
対内
緊急事態宣言が発出されている今、地域のために、市民の皆様のために、我々川内青年会議所に何ができるのかを考えて実行することが重要です。青年会議所はそういった活動をすることができる団体であるということを再認識していただきます。
また、「すでに都市部で運営されている新しい仕組みを地方に取り入れる」といった意味で、良いモデルケースとなります。今回の事業構築・運営に携わることで、今後の様々なJC運動・活動に繋げます。

事業概要

・旧川内市内の飲食店と連携を取り、飲食宅配代行サービス「SenDeli Eats」を運営します。

・薩摩川内市市街地の飲食店10店舗(開始時)にご登録いただきます。

・配達員を10名(開始時)選定し、登録していただきます。(メンバーでも対外者でも可)

・WEBサイトについて
①SenDeli Eats専用のWEBサイトを作ります。((株)O’scompany提供)
②事前に登録店舗から頂いた情報を掲載し、メニュー等を見れるようにします。
③ご注文はWEBサイト上の注文フォームから入力していただくか、店舗に直接電話していただきます。

・WEB注文から配達までの流れ
①WEB注文
WEB上のメニューを見て、注文フォームより注文していただきます。
②LINEで注文
SenDeli Eatsから飲食店へビジネス公式LINEで注文をします。飲食店には、注文を確認後、料理完成時間をビジネス公式LINEで返信していただきます。
③LINEで調整・配達指示
SenDeli Eats配車担当は、料理完成時間と当番の配達員の状況を把握し、おおよそ何分でお届けできるかを計算し、お客様のご希望時間に添えない場合は、何時頃のお届けになるかをお客様へ電話で連絡します。その後配達員へLINEで配達の指示を出します。
④商品受取・支払
配達指示を受けた配達員は、該当の飲食店へ行き、商品代金を立替えて支払いを済ませ、商品を受け取ります。この時に配達員は店舗から領収書をお預かりします。
⑤商品配達・領収
お客様へ商品をお届けし、代金をいただきます。この時に店舗からお預かりしている商品代金の領収書をお客様へお渡しします。

・電話注文から配達までの流れ
①電話注文
WEB上のメニューを見て、店舗へ電話で注文していただきます。その際に、氏名、住所、電話番号、注文内容、配達希望時間は必ず聞いていただきます。また、300円の梱包費がかかる点と、ご希望の配達時間に添えない場合は改めてその旨電話連絡しますと伝えていただきます。
②ビジネス公式LINEで配達依頼
店舗からSenDeli Eats受付担当へビジネス公式LINEで配達依頼をしていただきます。同時に料理完成時間を伺います。依頼を受けたSenDeli Eats受付担当は、注文フォームから注文を入力します。この場合は、重複を避けるため、店舗へのビジネス公式LINEでの注文配信は行いません。
③LINEで配達指示
SenDeli Eats配車担当が、料理完成時間と当番の配達員の状況を把握し、おおよそ何分でお届けできるかを計算し、お客様のご希望時間に添えない場合は何時頃のお届けになるかをお客様へ電話で連絡します。その後配達員へLINEで配達の指示を出します。
④商品受取・支払
配達指示を受けた配達員は、該当の飲食店へ行き、商品代金を立替えて支払いを済ませ、商品を受け取ります。この時に配達員は店舗から領収書をお預かりします。
⑤商品配達・領収
お客様へ商品をお届けし、代金をいただきます。この時に店舗からお預かりしている商品代金の領収書をお客様へお渡しします。

・登録店舗について
①事業開始時は最低10店舗の飲食店に登録していただきます。日頃より川内青年会議所の活動や趣旨をご理解いただいているので、ご協力していただきやすいのではないかという理由で、川内青年会議所メンバーが経営している店舗や、YEGメンバーが経営している店舗を中心に声がけを行います。事業開始後も登録店の募集は続けます。
②ご登録は無料です。
③SenDeli Eatsを利用して配達をする場合は通常の商品代金に加えて、食品梱包費として1件につき300円を請求していただきます。事前にWEB上にその旨を掲載いたします。
④WEB注文受付後は、SenDeli Eats受付担当からビジネス公式LINEで注文の配信をします。注文を確認後、料理完成時間をビジネス公式LINEで返信していただきます。
⑥その後配達員が店舗に伺いますので、商品代金の支払いを済ませていただきます。この時に配達員に商品代金の領収書を渡していただきます。
⑦商品を配達員に渡していただきます。商品の梱包は飲食店にてするものとし、衛生面も飲食店の責任とします。また、車両で運搬する際にこぼれたりしないように梱包していただきます。
⑧SenDeli Eatsにて食器の回収は行いません。食器は使い捨ての物か、店舗にて自己回収をしていただきます。
⑨SenDele Eatsの利用は1000円以上(消費税、梱包費含む)とさせていただきます。

・配達員について
①総計22名に登録していただきました。実働は人員数を臨機応変に変更しました。
②配達はボランティアで行っていただきます。
③希望を伺い、SenDeli Eatsにて調整をしてシフトを組みます。
④当番の配達員には、こちらが指定する駐車場((株)linglоw提供)にて待機していただきます。
⑤欠番等が出た場合は他の配達員の方に相談して、常時対応可能人数が待機できるようにします。
⑥当番の日には代金の立て替え費用と釣銭を準備していただきます。準備が難しい場合は、SenDli Eatsで準備します。
⑦配達車は配達員の方に用意していただきます。燃料費は配達員の負担とします。
⑧配達終了後に店舗とSenDeli Eats配車担当に確認のLINEを入れていただきます。

・支払いについて
①現金またはpaypayのみとし、クレジットカード使用は不可とします。

・衛生面について
①配達員には常にアルコール消毒スプレーを携帯していただき、商品に触れる前は必ず手を消毒していただきます。
②配達員には常にマスクを着用していただきます。
③配達員には毎日(当番じゃない日も)、朝と晩に検温をしていただき、報告をしていただきます。
④WEB上の入力フォームに「※配達方法等でご希望があればご記入ください」と記載し、希望者には配達員が2m以内に近づかないように、商品を玄関先に置き、代金も置いてもらうといった方法で受け渡しを行います。

・プレオープンについて
①5月1日をプレオープンとし、事前に協力を依頼したメンバー、またはメンバーの知り合いからの注文のみを受付け、本番同様に運営を行い問題点がないか等の確認を行います。

・その他
・6月20日(土)・6月21日(日)の2日間、父の日プレゼント企画を実施しました。
・登録店舗に、薩摩川内市プレミアム付商品券の登録店舗になっていただくよう促し、WEBサイト上でも商品券の利用を斡旋しました。
・各店舗からの提案で、店舗毎の半額キャンペーン等を実施しました。

結果・影響(LOM、社会)

総注文件数:1540件
総売上高:¥5,757,505
【対内】
事業目的に達した点:
緊急事態の最中で、地域のために、市民の皆様のために、我々川内青年会議所に何ができるのかを考えて実行することで、青年会議所はそういった活動をすることができる団体であるということを再認識することができました。
また、今回の事業構築・運営に携わることで、WEBやSNSを駆使した新たな手法を学ぶことができ、今後の様々なJC運動・活動に役立つ知識が身に付きました。 

事業目的に達しなかった点:
多くのメンバーに協力していただき実施できた事業ですが、急遽実施した事業のため、疎外感を感じたというメンバーの声もありました。メンバー全員を巻込むことはできなかったと感じます。

【対外】
事業目的に達した点:
新型コロナウイルスの感染拡大により売上が減っている地域の飲食店業者の売上を上げることができました。不要不急の外出自粛を求められている市民の皆様に、自宅にいながら飲食店の料理を食べられるという楽しみを提供することができました。
また、市民の皆様が当事業により様々な飲食店を新しく知り、コロナ収束後には店舗に行ってみたいという声も聞く事ができました。

事業目的に達しなかった点:
配達の遅延、料理の不具合、梱包不足等の理由により、お客様に不快な思いをさせてしまったケースもありました。

協力団体

FMさつませんだい:事業告知ラジオ出演
(株)O’scompany:WEBサイトの提供
合同会社crypvo:ボランティア事業アドバイザー
(株)linglоw:駐車場提供
山元酒造(株):父の日企画焼酎の提供
(株)オーリック東向田店:父の日企画焼酎の提供
(有)寿印刷:ユニフォーム提供

事業風景Sen Deli Eats(センデリイーツ)-1