「JCと仕事」
【JCに入って仕事は増えるのか?】
 よく意見が分かれるテーマです。私なりに考えをまとめてみました。これはどういった「時間軸」で考えるのか、誰を「顧客」として考えるのかによって答えは変わると思います。

【どういった時間軸で考えるのか】写真3
 JCに入会しても短期的には仕事に繋がらない人が多いと思います。JCは会議や事業が多いです。役職を受けていくにつれてどんどんJCに使う時間は多くなっていきます。本来なら仕事ができる時間にJCをすることで仕事ができない、仕事が遅くなる、自分以外の社員に仕事を任せることになる、睡眠時間が短くなるなど、限られた時間をJCに使うことで、短期的には仕事に支障がでる人も多いと思います。20歳~40歳という仕事で最も成長をしていく必要がある過程で、
仕事以外の時間が多くなるのはマイナスかもしれません。一方で、JCに「時間」を使うことで、「考え方」や「行動力」「人の巻き込み方」を身に着けることができると思います。自分たちの住むまちをよくしていこうというポジティブな人たちに揉まれて視野が広がります。どうやったら社会課題を解決できるのかといった考え方を学びます。毎月の例会や大きな対外事業などを実行することで実行力、行動力が身に着きます。給与を払うような雇用関係がない中で、メンバーと活動をしていくことで、人の巻き込み方が培われます。こうした資質は必ず仕事に役立ちます。仕事だけをしていれば身に着けられないものもあります。ですから長期的にみればJCは仕事に繋がると考えています。
 この時間を「使う」という言葉は、「投資」する、「消費」する、「浪費」するに区分されると思います。「投資」にはリターンがあります。「消費」ならJC以外のことに時間を使っても同じであり、単なる「浪費」の時間になってしまえば、他のことに時間を使った方がいいです。JCを「投資」の時間として、みんなが高い意識をもって会議や事業に取り組むことでリターンが大きくなります。

【誰を顧客として考えるのか】写真1
 JCメンバーを顧客にして仕事を増やそうと思って入会した人にとっては、JCに入っても仕事に繋がらないと感じるかもしれません。JCに入ったからすぐに仕事がもらえるということは少ないでしょう。JCメンバーも自社の仕事を任せるならJC内外を問わず信頼できる人に任せたいのが当たり前です。そうではなくて、上に書いたような「考え方」や「行動力」などJCで培ったものを自社に生かすことで、新しい顧客を開拓するなど、会社をよくしていこうという発想が大事だと思います。JCメンバーを顧客にするのではなくて、JCの考え方を自社に生かすということです。そしてJC活動を通じて得た信頼や、共にJC活動に取り組んできた異業種の仲間達の存在は、時には困ったことを助け合える、時には相手の広報マンにもなれる、自社の成長にとって大きなプラスになることでしょう。短期的な目先の利益を求めるのではなく、長期的な成功を求めれば必ず仕事に繋がると思います。
 JCに入ればたくさんの機会があるから成長できる、だから会社も伸びる、それがJCではないでしょうか。以上が私の考えです。長々とお読みいただきありがとうございました。写真2
※掲載させていただいております写真につきましては、コロナ禍以前の活動写真になります。