公益社団法人 日本青年会議所
九州地区協議会

九州地区協議会について

九州地区協議会 会長

公益社団法人日本青年会議所
九州地区協議会

2026年度 会長

𠮷行 輝真 君

(公益社団法人日本青年会議所九州地区協議会)

会長意見書

公益社団法人 日本青年会議所 九州地区協議会

2026 年度 会長意見書

一般社団法人 小林青年会議所 吉行 輝真

【スローガン】

輝 かしい未 来 を切 り拓 き 希 望 溢れる幸せな九州 へ

【はじめに】

「その国の未来を知りたければ、その国の青年を見よ」 この言葉のように、この国、地域の未来を担っているのは我々青年であり、我々が動かなければ未来は変わらない。だからこそ、未来や子どもたちのために幸せな九州を創造しようではありませんか。

私が青年会議所という学び舎の門を叩き、冒頭に書かせていただいた言葉を聞いた時、我々がこの国、この九州、この地域の未来を担っている重責があるのだと感じさせられました。国や地域を創るのは「人」であり、これからの九州を担う「人」を育てることのできる青年会議所が未来を担うのだと思っております。そして、青年会議所には出向という機会を自ら掴み取ることができます。

私も九州地区協議会へは2022年から出向の機会をいただき、多くを学び、九州内で活躍する同志との出会いを得ることができました。我々が多くの選択肢から選び、九州に運動を起こすことができるのも九州地区協議会というブランドが確固たるものだからであると考えます。青年会議所及び九州地区協議会というブランドを、これまで創ってこられた先輩諸兄姉のご尽力には感謝と敬意の念が絶えません。これまでのブランド力を活かし、我々の運動をともに協働する仲間をさらに増やすためにも、我々現役が尽力していかなければなりません。

歴史を創ってこられた先人たちの想いを紡ぎ、九州内76LOMメンバーとともに九州の明るい未来を築くために1年間挑んでいきたいと考えます。 私には愛する妻、そして未来を輝かせる3人の子どもがいます。この子どもたちに明るい九州を見せてあげたい。不安が無い地域の未来を創ってあげたい。そういう想いで私はJC活動をしております。我々の体験してきた時代と違い、デジタルツールの発達やデジタルを通してのコミュニケーション、AIを利用した生活など、時代が目まぐるしく変化を重ねております。こんな時代だか1 らこそ、これまで未来を示してきた先人達のように、我々青年経済人が青年会議所というツールを使い、次世代を担う子どもたちに対し道しるべとなるべく邁進していかなければなりません。 九州内でも多くの問題を抱えております。外国人の社会増に反し日本人の減少、消滅可能性都市の増加、物価高、南海トラフ巨大地震など、未来を揺るがす問題が山積しております。こんな時代だからこそ、青年の英知と勇気と情熱を持って未来を創り出すという我々の使命を全うするために、動こうではありませんか。我々青年が動かねば、未来は変わらない。 未来を輝かせる子どもたちのために我々青年から輝かしい九州を創造しようではありませんか!

「誰かがやるのではなく、俺がやる!」そういった覚悟で突き進んでまいります。

 

【九州地区協議会の意義】

時代が変わっていく中においても不変なことは、「人と人が支えあい、繋がることの大切さ」です。全国各地で青年会議所が設立していく中で1951年に各地青年会議所の連絡調整機関として日本青年会議所が設立されました。九州地区内においても1951年に九州で最初の青年会議所が設立されたのをきっかけに九州各地で青年会議所が設立され、1953年に日本青年会議所と九州地区内の会員会議所の橋渡しとして発足したのが九州地区協議会になります。九州地区協議会の意義とは、九州地区内のブロック協議会、LOMがそれぞれ連携することで、各地域における問題・課題を解決していくこと、また九州というブランドを力強く全国に発信していくことだと考えます。 九州には国土交通省より国土形成計画(九州圏広域地方計画)が発表されております。令和6年12月に最新の素案ができ2050年までに九州圏の今後を展望し、圏域の形成・発展に関して重点的に取り組むべき基本的な対応方針等を明らかにする計画であり、青年会議所は単年度制ではありますが、九州で活動する青年経済人としてこの計画を基に活動を展開することで、九州内の青年会議所以外も巻き込み未来への行動は加速できるのではないかと考えております。英知と勇気と情熱を持った青年だからこそできる運動を起こし、九州の未来を創ってまいります。 2026 年の九州地区協議会は、改めて「九州はひとつ」というキーワードを軸に事業、運動を展開してまいります。

 

【九州の挑戦】

九州地区協議会のエリアには7県あり、人口規模は1256万人(2023年)で全国と同じように減少傾向を示しております。さらに2050年には243万人減少し、離島、半島、中山間地域では人口が50%以上減少すると統計が発表されております。また、多くの地域が消滅可能性都市として格付けされております。このまま人の力だけを頼っていては、新たなアクションを起こす労力が足りなくなってくるのではないかと感じております。 2 昨今は、AI技術が急激に飛躍しており、様々なコンテンツや機械にAIが搭載されるなど我々の生活にとっても必要不可欠なものとなってきております。我々の年代にとっては、まだまだアナログ志向が強いかもしれませんが、これからの子どもたちは生まれた時からAI技術が身近にあり、それらが当たり前になる時代が近い将来必ずくるはずです。我々も、過去にとらわれることなく、この時代の変化を受け入れ、新たな挑戦をしなければならないのではないでしょうか。これまで人がおこなってきたことを、AIができる部分はAIに任せるなど、我々が時代に沿った運動を起こすためにも、最新の技術の新たな使い方を模索しなければならないと考えます。多くのデジタル、AIツールがある現代において、それぞれの会員会議所が目指すビジョンに数歩でも近づけるように九州地区協議会として、新たな可能性を見出し九州地区内の困ったを解決するツールを提供してまいります。 また、九州に住み暮らす青年経済人として新たな可能性を模索してまいります。日本では過去に道州制の議論が過熱した時期がありました。現在の地方は、政策形成が国からの請負型になっているのではないかと私は感じております。時代の移り変わりの速さ、災害の激甚化等、これまで以上にスピード感を持って取り組まなければなりません。九州のさらなるポテンシャルを引き出すためにも新たなる可能性を調査、研究することも必要です。 そして、九州地区協議会が2025年より行動を起こしているソーシャルビジネスの開発運動が、2026年はLOMメンバーの事業に落とし込み自走させる段階となります。ソーシャルビジネスは、様々な企業や個人を巻き込みおこなう事業であり、社会に対し大きなインパクトを与えられる事業だと思っております。九州の社会課題を解決し、個々のミッション達成に向けてサポート体制の構築及びプラットフォームの運営をおこなってまいります。 さらに、日本では2016年に公職選挙法等の改正がおこなわれ、満18歳以上が選挙に参加することができるようになりました。しかしながら、令和6年の衆議院選挙における年代別投票率を見ると10代では39.5%、20代では34.6%という結果が出ております。それとは反し、50代では59.2%、60代では68%と年代による差が顕著に表れております。諸外国と比較しても若者の政治参画意識は非常に低いという現状があります。地域で活動する青年会議所として、若者に対し地域の課題解決を社会の構成員の1人として主体的に担うことができる力を身につけさせることも重要だと考えます。そのために、主権者意識向上の一助を担うべく政策甲子園を九州内でおこなってまいります。

 

【九州の新たな可能性】

九州は日本の南西部に位置し、地理的にみてもアジア大陸に最も近い場所にあり、アジアの玄関口(ゲートウェイ)に位置付けられております。外国人延べ宿泊者数は2019年までは増加傾向でありましたが、新型コロナウィルス感染症の流行により減少しておりました。九州内の最も新しい統計によるとコロナ前の2019年の870万人と比較すると2024年は約1150万人で約30%の増加を達成しています。しかしながら、九州各県でみると回復度合いに大きな差があり需要の偏在傾向がみられる結果が出ております。訪日外国人の九州の認知度は27%となっており、東京3 の認知度と比べると30%の差が開いている現状にあります。また、九州内は東アジアからの来訪者が約76%を占める結果も出ております。 それとは別に、アウトバウンドでみると九州内から海外旅行者数は2019年には2000万人を超える数字でありましたが、2024年の推定統計によると1500万人程となっており、回復には至っていないのが現状です。さらに、九州内のパスポート取得率は各県ともに全国平均を下回っているのが現状であり、県によっては平均より10%以上も差が開いている状況となっております。 このような結果を踏まえ、未来の責任を負う青年経済人である我々が76LOMのメンバーとともに九州内のインバウンドをさらに活性化するとともに、積極的に国際の機会に触れ地域単位での密接な関係が必要であると考えております。そのためにも、地域の資源を自ら発信できる人財を生み出す観光教育など、インバウンドの受け入れ態勢を強化する教育が必要であると考えます。九州内では日本人が減少し、外国人労働者が増加しているという現状も踏まえ、地域単位でグローバルな価値観を醸成し、文化・宗教・多様性を理解し、未来を見据え新たなコミュニケーションネットワークを創り出すことのできるグローバル人財の育成が必要不可欠です。すぐには結果がでないのかもしれませんが、幸せな九州を創造するために国際的な視野を手に入れる未来に繋がる運動を展開してまいります。

 

【九州のつながり】

九州では自然災害の激甚化、頻発化し平成29年7月九州北部豪雨や令和4年台風第14号の被害が過去に発生しています。また、南海トラフ巨大地震をはじめとする災害リスクの切迫は近々の課題となっており、内閣府の被害想定では大分、宮崎、鹿児島を中心に死者数最大3.3万人、建物被害数最大11.7万棟とされております。九州地区協議会として青年会議所のネットワークを最大限発揮するために各市町村の社会福祉協議会との連携をサポートし、各県の連携における空白地をなくし地域防災力の強化をおこない安全に暮らすことのできる九州をつくっていくために有事に備えた災害ネットワークの強化に関する調査をおこなってまいります。また、九州内では九州地方知事会議が開かれており、南海トラフ巨大地震に備えて対策本部を国の想定で被害が比較的少ない熊本県に原則として設置し、広域で支援にあたるとされております。青年会議所としても我々のネットワークを最大限に発揮するために、行政及び社会福祉協議会等と連携を密にし、迅速な災害復興、支援にあたらければならないと考えております。 そして、災害時には物資の搬入やボランティアの受け入れが必要不可欠となります。九州内の交通網は依然として弱く、高速道路の未開通区間・船舶や飛行機を除くと九州外と繋がるには関門海峡しかない等の問題があるのが現状です。主要都市や地域を結ぶ高規格幹線道路の早期開通に引き続き声をあげてまいります。これらをおこなうことで、九州のレジリエンス強化とともに前述したインバウンドの周遊課題も解決するのではないかと考えております。

 

【九州の未来を切り拓く】

急速なデジタル化に伴い、子どもたちのコミュニケーションのかたちがひと昔前とは大きく変化しております。人との関りは薄れ、対面での他者とのコミュニケーションが減少しているのが現状です。他者の感情の理解や自分の感情をうまく表出することなどの力を学ぶ機会が必要であると考えます。九州の幸せな社会の実現には、地域の未来を担う子どもたちが、挑戦や失敗から学ぶ“グッドルーザー”の精神を育み、道徳心を備えた自立した人財を育成するとともに、文化や価値観の多様性を理解し尊重する必要があります。そのために、九州内の人々が互いに思いやる社会を実現し自助・共助の精神を強化していくために、スポーツの力を通じ、協力し合う必要性と他者への思いやりの大切さを兼ね備えた人財の育成をおこなってまいります。 九州地区協議会として、U-11少年少女サッカー大会を通し九州に住み暮らす子どもたちへ意識の醸成をおこなうとともに、大会を通じ地域間の交流人口を増加促進させることで、コミュニティが活性化し、魅力ある地域発展を目指します。 【九州の発信と連携】 2026 年度の九州コンファレンスは大分ブロック協議会内公益社団法人中津青年会議所が主管することが決定しております。2020年に発生したコロナウィルスにより人々の繋がりが薄くなった時が戻りつつある現在、青年会議所では入会3年未満のアカデミーメンバーが九州内約2800名中1400名となっており実に50%を超えております。このアカデミーの数は昨今の拡大状況を見ても、今後ますます増加傾向にあると思っております。だからこそ、九州コンファレンスを通じ九州内の連携がさらに強固になる大会を、主管を務める中津青年会議所とともに創りあげてまいります。 また、九州地区協議会での活動・運動を通し培った能力を九州内メンバーに発信し九州の秘めたる可能性を掘り起こしてまいります。2026年の九州コンファレンスを通し、この大会の意義、目的及び地域益、主管益、参加者益、主催者益、社会益の5益を伝え、2027年以降も持続可能な九州コンファレンスにしてまいります。

 

【未来に繋がるご縁】

青年会議所では、入会し様々な機会に触れ合うことで多くのメンバーやステークホルダーとのご縁をいただけます。先述した通り、現在では入会3年未満のアカデミー会員数が半数を占め、LOMでの理事経験や日本JCに出向したことないメンバーが数多くいると思います。現に日本青年会議所を最も身近に感じることのできるブロック協議会でさえも、出向者輩出の悩みが絶えず、キャピタルLOMや中核LOMから多くのメンバーを輩出してもらう形になってきております。 また、会員数においては九州全体で2022年からすると200名ほど減ってきているのが現状です。各地会員会議所内でも多くの問題があるかと思いますが、会員拡大が成功すれば解決できるのかといえばそうではないと私は考えております。人は人でしか磨かれない。多くの機会や出会5 いを繰り返しおこなうことで個人の成長に繋がり、それが各々の活動する地域の成長に繋がると信じております。個人や地域が成長すれば、自然にまちは盛り上がり、青年会議所活動は活発になると私は信じています。九州地区協議会としても、アカデミーメンバーや出向未経験者と意見を交わし、約2800名のメンバーに出向の機会におけるメリット、地区というスケールメリットを伝え、多くのメンバーに出向の機会を提供します。そして、九州地区協議会がおこなうLeader’s Academy により、各ブロック協議会や各会員会議所で役職に就く可能性があるメンバーに対し高度なリーダーシップスキルと広い視野を身につける事業をおこなってまいります。それにより、個人の成長に繋がり、九州地区協議会の活動で学んだ情報を持ち帰ることでLOMの成長に繋がると私は信じております。

 

【結びに】

私は2016年1月に青年会議所という学び舎の門を叩きました。友達ができればいい、楽しく飲めればいい、そのような利己的な気持ちで入会したことを今でも覚えております。入会の動機は人それぞれでいいと私は思います。青年会議所は意識変革団体でもあるからです。私自身も、青年会議所活動を通し、多くの機会と多くの同志と出会うことができました。その経験や出会いが今の自分を創っているといっても過言ではありません。青年会議所に入り、一番変わった点と言えば未来を考えるようになったこと。この変化を感じられることこそが、青年会議所の良さではないでしょうか。 また、青年会議所では他責にすることなく自発的に動くことの大切さも学ばせていただきました。他人による様々な評価というものがあるかもしれませんが、行動を起こした人にしか見えない景色というものもあるはずです。だからこそ、我々が手を取り合い、青年として様々な可能性に主体的に挑戦し、愛する九州の未来を変えていかなければなりません。 地域の未来を明るく輝かしたい、九州をもっと輝かしたい、そういった覚悟を持って挑む所存です。

誰かがやるのではなく、俺がやる!

基本理念・基本方針

公益社団法人日本青年会議所 2026年度 基本方針
九州地区担当常任理事 𠮷行 輝真
担当する地区の

幸せな社会

新たな可能性を見出し 幸せな九州の創造

九州地区は、アジアのゲートウェイとしての発展が見込まれる地域であること、そして近年日本人の減少に対し外国人の社会増加という結果が出ていることから、国際交流による観光や宿泊などの新たな産業が発展することと、そのなかで多様な国々の方々と理解しあいながら、これまでの伝統、文化や歴史を大事にしながらも共生することができる地域にしなければならないと感じております。また、南海トラフ巨大地震や台湾有事等を抱えている地域でもあることから、自助、共助、公助の精神をさらに育んでいき九州の幸せな社会を実現しなければならないと感じます。

地区協議会の役割 地区協議会は広域な視点を持ち、県あるいは国を跨いだ調査研究により、その地域一つひとつにとって 有益で、良質な情報の提供を行うとともに、九州地区内のブロック協議会、LOMがそれぞれ連携することで、各地域における問題や課題を解決していくことで明るい豊かな社会の実現を目指します。また、九州というブランドを力強く全国に発信していくことで、九州の各地域の認知度を向上させます。さらに、大規模災害発災時に迅速な復興支援と連絡調整を担い、広域な支援を行うことで、有事の際に迅速な復旧、復興に繋げます。地区内のメンバー同士の交流と連携を促進し、より推進力を高める役割を果たします。
地区連携事業

(政策手法)

1. 有事に備えた災害ネットワークの強化に関する事業の企画・実施
2. 第4回全国高校生政策甲子園に向けた地区予選の企画・実施
3. JCカップU-11少年少女サッカー大会に向けた地区予選の企画・実施
4 Leader’s Academyの実施
地区独自の

事業

1.九州内のインバウンド受け入れ強化の企画と運動の実施
【背景】

九州はアジアの玄関口(ゲートウェイ)に位置付けられております。コロナ前からすると外国人延べ宿泊者数は30%増加しておりますが、各県で見ると回復度合いに大きな差があり需要の偏 在傾向が見られます。また人口減少が続く九州において、外需獲得型経済の構築が必要不可欠です。未来の責任を負う青年経済人である我々が76LOMのメンバーとともに九州内のインバウンドをさらに活性化するとともに、積極的に国際の機会に触れ地域単位での密接な関係が必要です。

【目的】

グローバル人財の育成及び九州のインバウンド受け入れ態勢の強化を目的とします。

【手法】

九州のインバウンドが全体的に拡がりをみせるためには、異文化理解を進めるとともに九州に住み暮らす人々が当たり前に感じている独自の文化を掘り起こし九州の発信力を高める必要があります。近畿地区協議会が毎年実施するGTSの連携や講演会を通じ、グローバルな視点を養い自分たちの住み暮らす地域の良さを再認識するとともに、海外との友情を育み九州全体のグローバル人財の育成を促進します。

2. 九州の可能性を探り未来を考える事業の企画・実施
【背景】

日本では過去に道州制の議論が過熱した時期がありました。現在でも九州地方知事会や行政の勉強会で議題にあがるなど、水面下では議論が続けられております。時代の移り変わりの速さ、災害の激甚化等、これまで以上にスピード感を持って取り組む必要があります。

【目的】

九州に新たな可能性を見出すことを目的とします。

【手法】

現在の中央集権システムでは、この激変する国際社会への対応や東京一極集中の是正、個性豊かな地域社会の形成、少子高齢化・人口減少社会への対応など、新しい時代の諸課題に対する迅速・的確な対応をするためにも、今後の九州の在り方を考えていかなければなりません。多くの可能性があるなかで、道州制という切り口から九州の可能性を調査し、諸課題に対応するためになぜ必要なのか、別な可能性についても模索し発信することで、未来を考える意識を醸成するとともに、メンバー及び市民に九州の新たな可能性を提案します。

3. 九州コンファレンス2026IN中津大会の実施
【背景】

全国の平均在籍年数が3年となり、九州地区内のアカデミーメンバーの比率が50%であることから、九州地区協議会がどのような歴史があり、どのような事業・運動・活動を行っていて、どのような役割を担ってきたかということが伝わっていないという課題があります。

【目的】

九州地区協議会のこれまでの事業・運動の歴史も踏まえて運動の成果を発信することを目的とします。

【手法】

九州内の半数以上がアカデミーメンバーとなった現在において、九州コンファレンスを通じ九州内の連携がさらに強固になる大会を、主管を務める中津青年会議所とともに創りあげてまいります。九州地区協議会での活動・運動を通し培った能力を九州内メンバー及び一般市民に発信し九州の秘めたる可能性を掘り起こしてまいります。また、2026年の九州コンファレンスを通し、この大会の意義、目的及び地域益、主管益、参加者益、主催者益、社会益の5益を伝え、2027年以降も持続可能な九州コンファレンスにしてまいります。

ブロック連携

事業を促進する

具体的手法

1.FCPの推進に関する情報提供と支援

2.アカデミープログラムの選定・提案に関する支援

3.全国一斉事業に対するサポート

地区による

LOM支援の

実施内容

1.LOMの運動や事業の集約・発信

2.JCセミナーの実施

3.ブロック協議会との総合調整

組織図

組織紹介

九州地区協議会の青年会議所

宮崎県

鹿児島県

公益社団法人日本青年会議所
九州地区協議会

〒812-0021
福岡県福岡市博多区築港本町13-6 ベイサイドプレイス博多C棟3F
TEL : 092-263-6333 / FAX : 092-263-6334