絆が創る未来へ

会長所信

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スローガン

絆が創る未来(あす)へ

基本理念

活力ある21の地域が導く、
繋がりから生まれる幸せに満ちた神奈川の創造

基本方針

1:新たな価値観を創造するリーダの育成
2:利他の精神にて周囲の幸せを叶える地域共育の推進
3:神奈川に誇りを持てる人材の育成
4:運動の伝播に必要な情報の発信
5:地域との繋がりを感じるブロック大会の運営6:確固たる協議会としての組織運営

会長所信

【はじめに】

我々の住み暮す日本は先人達の高い志により成し遂げられた高度経済成長の後、バブル経済の崩壊から始まる長い不況期を抜け出すべく、政府の経済施策を始め、企業から一市民にいたる多くの国民の助け合いにより経済の持ち直しを見せております。また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックは、経済効果だけに留まらず、人々に夢を与える明るい兆しとなる事は言うまでもありません。しかし、我々の社会には経済の課題のみならず、国家を牽引する政治の混乱や最高法規である憲法の問題、犯罪の凶悪化や少子高齢化、そして経済格差を起因とする子供達の教育格差や相対的な貧困など社会を根幹から揺るがす問題も存在します。しかも、それらの原因は、我々が社会にて構築してきた従来のシステムが現在起きている問題を想定せずに作られてきた物であり、現状に対応できなくなってきている事から起きている事柄であると考えます。個人では解決が難しいこれらの諸問題はシステムの変更は勿論ですが、日本人が昔より大切にしてきた、自分たちの力を高め合いながらも助け合っていく精神性を改めて意識し、行動する事が必要であると確信しております。「明るい豊かな社会」の実現には子供や大人に関わらず、人生を通して、その時代や背景にあった正しい情報や知識を修養し自らの力で生き抜くだけでなく、人と人との繋がり、人と社会との繋がりを重んじていく事から成り立つ地域との絆を深めていく必要があります。神奈川に住み暮す次世代を担う子供達が、自らの生い立ちに感謝をしながら健全に育つと共に、全ての人々が繋がりから生まれる明るい未来を感じる事の出来る社会の実現を目指してまいります。

【繋がりを持つJAYCEEの創出】

戦後、日本の未来を憂いた志高き先人達により青年会議所は全国各地に設立されました。
そして、先人達の尊い努力が成果の一助となり日本は驚異的なスピードで復興を成し遂げ、経済大国の仲間入りをするまでに成長しました。この青年会議所運動は神奈川の地でも社会の発展を願う多くの先輩諸氏により進められ、神奈川ブロック協議会も51年の歴史を刻んでまいりました。永きに亘る運動を展開してきたのは、いつの時代も地域に必要とされる団体として活動してきたからであります。青年会議所は今後も地域に求められ、それに応えうる団体として存在し続けなければなりません。我々は先輩諸氏が築いて来られた様々な事業、伝統の上を進んでいるのです。しかし、今日までの歴史と伝統を守り更に進化をさせていくためには、会員の更なる成長が求められます。確固たる意志のもと、自分自身で新たな価値観を創造し周囲に伝播していくと共に、様々な事態に多様な対応で地域を牽引することができるリーダーの創出が必要です。そして、地域で活躍するために共通の信念を持ち同じ方向に進む横の繋がりを持ったリーダーの育成を念頭におき運動を推し進めて参ります。また、神奈川ブロック協議会の災害時相互救援協定であるCHARMか
ながわを更に浸透させ、有事の際に各地会員会議所と速やかな連動が出来る体制の構築を図って参ります。

【徳育の先にある社会】

昨今の社会は情報技術の発展による恩恵を享受する一方、その技術を他者との人間関係の構築において上手に活用することができず、脆弱な関係は時として助け合いの輪から孤立を生み出す事もあります。これが繋がりから得られる社会的支援の格差を引き起こしていると言えます。格差の是正も必要ですが、それ以前に人と人とが相手を思いやるだけで解決もしくは改善できる事柄も数多く存在します。今こそ他を慮る道徳心と、情操豊かな人間性を養うための教育が必要であると考えます。道徳教育の推進は日本人が元来持っている利他の精神を呼び覚ます一助となり、人々が自分だけでは無く周囲の人の幸せも考える社会の構築への大きな布石になると信じております。また、東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づき実感いたしますが、スポーツは身体を成長させるだけではなく精神も鍛えてくれます。そして、仲間を始めとする多くの人達の支えのなかで、他者への敬意や気遣いなど数多くの学びを試合だけでは無く、練習においても得る事が出来ます。そこで、本年も日本青年会議所が開催するJCカップの神奈川ブロック予選を行い、練習の成果や大舞台へ挑戦をする勇気など未来を担う子供達の身体的、精神的成長へ寄与していきたいと考えます。さらに、スポーツを共にする事で得られる精神的な繋がりを県内各地会員会議所の皆様と結び、足並みの揃った運動展開を自らの強みを生かし、他者の弱さを補完する共生社会の構築に繋げて参ります

【青少年育成と政治参画】

神奈川県の今後の生産年齢人口の減少は明白であり、これにより引き起こされる様々な問題を考えると県政や国政は今までとは違った難しい局面に対応する舵取りが必要である事は言うまでもありません。2016年には、改正公職選挙法が施行され投票権が18歳以上へと引き下げられました。法的に引き下げはしましたが、新たに選挙権を得る若年層が政治や選挙の仕組みを理解し、触れ合う機会はどれほどあったのでしょうか。日本青年会議所には子供達が学校や地域社会の課題を考え解決に取り組む事を通じて、正しい判断力と物事を見極める力を養うと共に、政治参画意識の醸成を目的とする「みらいく」があり神奈川ブロック協議会も推進して参りました。しかし、若い世代の政治参画意識の向上を図るためには、このプログラムをもっと多方面に広げていく必要があると考えます。そして、高校生を対象として開催してきた事業である「かながわハイスクール議会」ともリンクをさせ県内の若年層の意識を醸成すると共に、近い将来押し寄せる難題と向き合い、政策の立案を通じて政策の評価が出来る人材を育てて参ります。また、本年行われる各選挙においては、多くの県民の皆様が政治を自分事として捉え、候補者の政策や人柄を自らの目で確かめ判断し、自らの責任において権利を行使する事ができる機会の創出と支援を行います。

【繋がりを創るブロック大会】

本年、神奈川ブロック協議会第47回ブロック大会・横須賀大会は、公益社団法人横須賀青年会議所の主管のもと横須賀の地にて開催致します。この地は米海軍横須賀基地と海上自衛隊横須賀地方隊が存在する全国でも稀有な地域特性を有しています。進取の精神と異国情緒あふれるこのまちにて本大会を開催し、住民の方々だけではなく米海軍や海上自衛隊を始めとする横須賀の方々と気づきや学びを通じて人と人、人と地域の繋がりから生まれる未来を共に考え育てていく契機となる大会を構築して参ります。そのためにも、大会当日だけではなくまちの特性を活かしたプレ事業を行い本大会の意義を広く発信して参ります。また、本大会が主催益・主管益・参加者益・地域益を内包するのは勿論の事、神奈川ブロック協議会にとって最大の運動の発信の場である事も意識し、スケールメリットを最大限に活用して我々の運動を横須賀から県内各地に伝播する大会といたします。

【運動の推進力と成長】

定年制のある青年会議所では何もせずに時が経てば会員は減少します。そして、会員の減少により及ぼされる一番大きな影響は地域への発信力の低下だと考えます。しかし反対に会員が増加すれば運動の推進力は高まり、おのずと運動の輪は大きな広がりをみせると共に、我々の想いは県内に派生していきます。運動の更なる飛躍を目指して、本年も「神奈川は一つ」の合言葉のもと、各地会員会議所と情報を共有した会員拡大支援を行って参ります。また、経験の少ない会員に、青年会議所の大きな魅力の一つである自己の成長を感じてもらえる機会の創出が必要であると考えます。本来ならば、事業を自分達の手で一から作り上げる楽しさや辛さを経験する事で、自分では気が付かないうちに多くの成長を得る事が出来ます。しかし、近年では在籍年数の短さから、経験が少ないまま要職に就く会員も多く、運動への参画から得られる喜びを感じる間もなく、厳しい環境の中で活動しているのも事実です。一人一人の力は小さいかもしれませんが、利他の精神のもと仲間と共に創り上げる事業の有効性を知り、その過程を自己の成長に繋げていく。そのような機会を創出し、ブロック協議会だからこそ経験できる楽しさや辛さを出向の益の一つとしてお伝えして参ります。

【確固たる協議会運営】

本年も一般社団法人横浜青年会議所は、日本青年会議所の運動を全国に発信する「サマーコンファレンス」の開催を横浜の地にて目指しています。また、来年度はその横浜の地 にて、世界会議が開催される予定となっております。これら得難い機会をチャンスと捉え 各地会員会議所と手をたずさえサマーコンファレンスや世界会議の開催支援と協力を行っ て参ります。そして、法令を順守すると共に公益性や健全性を担保できる財務運営を行い、 各地会員会議所の付託と信頼に答え得る成果を目指した協議会運営を行って参ります。ま た、神奈川ブロック協議会は、多くの考え方や経験を持つ出向者により成り立っています。 出向者同士が各地会員会議所の横の繋がりとなるよう信頼関係を構築し、議論を重ねなが らも同じ方向性を持って進む事で、未来の各地会員会議所や神奈川ブロック協議会の礎と なるだけでなく、出向者にとって生涯の友を作る機会になると確信しております。さらに、 日本青年会議所が取り組んでいる協働事業や連携推進運動も「LOMに一番近い日本青年 会議所」として取り組む事により、多くの会員がさらに大きなスケールメリットに触れる 事ができる機会を創出して参ります。

【地域から求められる情報発信】

少し前までは映画の世界の話と思っていた人工知能や自動車の自動運転など、今を生きる人達にも追いつけないスピードでいろいろな技術が飛躍的な進歩を遂げています。なかでもスマートフォンやタブレット端末の普及に始まるICTの発達は目覚ましく、世の中には溢れ返る膨大な量の情報が至る所に飛び交っています。しかしながら、どの情報を手に取るかを選ぶのは人であります。当たり前ですが、その人の興味のあるものでなければ手にも取ってもらえません。そこで、我々が自信を持って推し進める運動や事業を正確に伝える事は元より、県民の皆様に興味を持って頂く事にも注力した情報発信をして参ります。それと同時に、我々が持っている県内のネットワークを更に有効活用し、神奈川ブロック協議会だけでは無く、各地会員会議所の事業の告知なども積極的に行います。県内の多くの方々が青年会議所の事業にご参加を頂ければ運動は更に大きなうねりとなり、広く伝播しながら繋がりの輪を広げていく事が出来ると信じております。

【結びに】

一人の力には限界があるが仲間を信じ共に進めば道は開ける。子供じみた言葉かもしれま せんが、世の中の摂理であると考えます。いつの時代も改革を信じたリーダーが仲間と未 来を描き議論し、その夢を更に大きくしながら率先して行動する事で社会を変えてきまし た。最初は小さなせせらぎが次第に大きくなり、時代を変える大きな流れが変革を起こし てきました。今までの時代を築いて来られた先輩諸氏の軌跡と共に、これからを生きる神 奈川県のため我々が地域を牽引していく。そのためには、青年会議所の運動を少しでも多 く、そして広く波及していく事が務めであると固く信じております。私は、人生の学び舎 である青年会議所に入会し、青年会議所が創り出す運動の熱量に驚かされました。入会当 時は内容をまだまだ理解してはいませんでしたが、人や地域の為に活動する意味を知るに つれ、青年会議所が存在する重要性に気が付き、のめり込む様に活動して参りました。そ して、仲間や地域との繋がりを通じ更なる大きな繋がりを創り出す重要性を知りました。 青年会議所の学び舎としての社会的役割や会員の地域を想う気持ちに尊さを感じておりま す。今までの経験や仲間との絆を活かし、気付きを得る最初の一歩を創り出していくため 神奈川ブロック協議会第52代会長として各地会員会議所との繋がりを胸に「明るい豊か な社会」の実現を目指して活動して参る事をお誓い申し上げます。

 

公益社団法人 日本青年会議所 神奈川ブロック協議会
2019年度会長 大崎 厚郎

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