誰もが輝き未来に夢を描くことのできる岡山の創造

会長所信

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公益社団法人日本青年会議所

中国地区 岡山ブロック協議会

2021年度 会長所信

井戸会長

第57代会長 井戸 啓太

 

誰もが輝き未来に夢を描くことのできる岡山の創造

<はじめに>

2020年、新型コロナウイルスの脅威が日本、世界中を襲い、社会経済や家族の健康、 生活に不安を感じ生きている中、緊急事態宣言発令、宣言解除後の現状においても収束の目 途は立たず、あらゆることにおいて活動の自粛を余儀なくされております。暗い閉塞感が日 本中を覆う中、私たちJCの歴史を紐解けば、1949年、戦後荒れ果てた日本を再建すべ く青年会議所は設立されました。その設立趣意書には、「新日本の再建は我々青年の仕事で ある。更めて述べる迄もなく今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。」と記載されて います。焼け野原となった日本をJCの諸先輩方は、未来を憂い、未来を信じ運動や活動を 続け、何もないところから日本を再建してこられました。だからこそ、この新型コロナウイ ルス禍により混沌とした空気が蔓延し誰もが不安を抱える時代を打破し、日本を、岡山を再 建するためには、JAYCEEの力なくしては成しえないと私は確信しております。個の力 だけではなく岡山ブロック協議会内メンバー一人ひとりが手を取り合い、謙虚な気持ちと 熱く泥臭い想いを持ち、運動や活動に参加し続けること、それこそが、地域、そこで生きる 全ての方々に輝きを取り戻し、未来を夢見ることができるまちを創っていくはじめの一歩 となります。私たちは岡山のまちで生まれ育ち、このまちで家庭を持ち、子供たちもこのま ちの学校に通わせ、生業もこのまちで行っており、岡山のまちがなければ私たちの生活の基 盤は全て崩れてしまうことになります。つまり、岡山のまちをより良くしていくJC運動や 活動は、自分自身、家族、生業の環境をより良くしていくことにつながっており、私たちが 先の時代を創る先駆者であり続ける必要があります。岡山のまちに生きとし生ける全ての 方々が未来に夢を描ける強くしなやかな岡山を再構築するため共に率先して行動してまい りましょう。

<想いつなぐためJCブランド力の強化を>

「現状のJCは地域に受け入れられているのか」という問題に、私たちは危機感を持たなければなりません。どんなに素晴らしい運動や活動を展開しても地域の方々に認知されて いなければ意味を持たず、その想いや活動を紡いでいく後身のメンバーがいなければJC は消滅してしまいます。また、岡山ブロック協議会は各協議会の中でも女性メンバーが著し く少ない協議会であります。その原因として、JCしかなかった時代から、JCもある時代へ変わり、様々な団体がそれぞれの活動を行っていくうえで差別化が困難になっているこ とが考えられます。しかし、メンバー一人ひとりがJC運動や活動に参加し続けることで私 たちでしか成しえないことが確かにあると確信しております。だからこそ、質の高い組織運 営を行い、私たちがまちづくりのできる魅力的な人財に成長し、運動や活動を発信し続けて いくことでJCブランド力を高めていきましょう。

<LOMの垣根を越えた友情の育成を>

JCの魅力は、様々な人との出会いによって形成される視野の広がりであり、メンバー一人ひとりの成長であります。メンバーの成長に最も大切なことは運動や活動にまず参加を することです。学びや達成感、成功体験を得るにも新たな仲間たちとの出会いを得るにも参 加をしないと何もはじまりません。しかし、只々メンバーに参加して欲しいと伝えて参加し てもらえるものではありません。運動や活動に参加してくれたメンバーが意義や想いを感 じられる事業である必要があり、事業の質的価値向上が強く求められます。その中で、互い に切磋琢磨し、本気で関わったからこそ生まれるのが絆であり友情であります。ひとづくり とは、「まちづくりができる人財を育成すること」であり、多くのメンバーとLOMの垣根 を越えた友情を育むことで、自らが成長し、自らの世界を広げていきましょう。

<夢を持ち生きる次世代の教育を>

教育は国家百年の計であり国力を高めていくために重要な要素であります。また、昨今の 新型コロナウイルスの影響により企業の倒産や失業者の増加等あらゆる影響をおよぼすこ とは容易に想像できる中で、未来を目指し生き抜く力をつける質の高い教育が今こそ必要 であります。未来に夢や希望を持っているかという調査を、世界の国々で実施したところ、 日本は夢や希望を持っていると答えた若者が全体の12.2%で最下位となっております。 最も多く55.5%の若者が夢や希望を持っていると答えたアメリカでは、生き方の多様性 があり自分を自由に表現できる土壌が培われていると理解できます。大きな差が生まれた 要因の一つに、日本は詰込み型教育、アメリカは思考型教育を推進してきたという現状があ ります。知識は自分の人生の選択肢を広げてくれます。しかし、その先の将来においてどの ような人間になりたいのか、どのような人生を送りたいのかという最も大切な部分が今の 日本の若者には欠けてしまっているのではないでしょうか。10年後、100年後の岡山が 明るい豊かな社会であるため、自らの未来に夢を持ち、夢を現実にするために行動し続ける 大切さを伝えていきましょう。

<未来輝く岡山の創造を>

国家とは地域の集合体であり、地域が主体的に自立し主体性を持って産み出すのは「モノではなく価値」、それは岡山の中でしか提供できない価値であり、岡山の中でだけ通用 する価値であって良いと考えております。その中で、各地域によって抱えている問題、各地域から求められている「モノ」が違うことを実感しております。だからこそ、過去に捉 われず、今までの運動や活動を見直し、変化を積極的に受け入れ、岡山を一つの地域とし て捉え本当に地域が必要としている「モノ」を築き上げるために岡山県全体を巻き込み、 県民の方々が積極的に参加することもできる質的価値の高い事業を創っていくことが私た ちJAYCEEに課せられた使命であります。また、岡山のまちは四国と本州、山陽と山 陰をつなぐプラットフォームである地理的優位を活かし、長期的ビジョンを持って地方都 市である私たちでしか見出すことのできない価値を追求し続けることにより、誰もが輝く 岡山のまちを創出していきましょう。

<結びに>

「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」 幕末の偉人である吉田松陰は、夢を持ち、理想を掲げ、それを実現するために計画し、実行していくという努力の積み重ねが成功に導くのだと言われました。自分自身の夢を実現 するために努力を続けていける若者を一人でも多く増やしていくこと、加えて、一人でも多 くの若者が日本を愛し、岡山を愛し、誰もが輝き未来に夢を描くことのできる岡山を共に創 造していきましょう。

最後に、「岡山ブロック協議会はブロック協議会発展のために存在するのではない。県下 15JCの発展、各地域の発展のために存在する。」この揺るぐことのない志のもと明るい 豊かな社会を創っていくことを一意奮闘の覚悟を持って臨んでいく所存であります。県下 15LOMメンバーの皆様、特別会員の皆様、関係各位におかれましては、本年度も岡山ブ ロック協議会に対しまして格別のご支援とご協力、ご指導とご鞭撻を賜りますことを衷心 よりお願い申し上げます。

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