2026年度 SMILE by WATER事業実施について

2026.03.09 | 2026.03.07

SMILE by WATERは、2016年から10年間にわたり「水と衛生」をテーマに、途上国の自立と持続的な地域発展を目指した事業を展開してきました。世界では現在も約6億6,300万人が安心して飲める水を十分に得られず、5歳以下の子どもたちが毎日約1,000人、水と衛生に起因する病気によって命を落としています。

本事業は、単に井戸を掘ったり水タンクを設置する支援ではなく、地域の人々が自ら課題を認識し、解決し続けられる「自立した仕組み」を構築することを目的としています。これは、持続可能な社会の実現を目指すJC運動の理念を、国際の現場で具体的に体現する取り組みです。
2026年度の事業では、フィリピン共和国セブ市バランガイ・マンバリン地区において、学校へ浄水設備を設置し、安全な水を子どもたちには無償で、地域住民には適正価格で提供します。あわせて、正しい手洗い方法などの衛生教育を実施するとともに、子どもたちが石けんづくりを学び、その販売収益を設備の維持管理に充てる取り組みを行います。

これらの取り組みを通じて、水や衛生を地域内で循環させる仕組みを構築し、外部支援に依存することなく、地域自らが衛生環境を維持・改善し続けられる運営体制の確立を目指します。

本事業を通じて、日本のJCメンバーが国際社会の課題を自分ごととして捉え、持続可能な仕組みづくりや社会課題解決の在り方を学ぶことは、国内における地域運動や事業の質を高めることにもつながります。
SMILE by WATERは、国際支援であると同時に、日本のJC運動の価値を高め、次代へとつなぐ学びの場でもあります。

日本JC 2026年度 国際ビジネス連携委員会
委員長 小俣 峻平