【ごみを資源に地域を動かすーバリ島から始まる循環型ビジネス】
「環境を守るための一歩(Step to protect the environment)」を合言葉に日本JCが推進してきたSMILE by ACTION事業の中核となるコンポスト施設が、インドネシア・バリ島ペレレナン村にて完成を迎え、2026年5月21日(木)の竣工式には日本からも環境省をはじめとする関係者が出席し、本モデルの本格始動を迎えます。
本事業は、単なる環境保護活動ではありません。
現地コミュニティや行政、さらにはオックスフォード大学をはじめとする国際的な専門家と連携し、ごみ問題の解決と地域経済の自立を同時に実現する「循環型ビジネスモデル」の社会実装に挑戦しています。
そのなかで、本施設は、日本発の先進技術「バイオファイター」を核に、廃棄物を価値ある資源へと転換する拠点です。
本施設を通じて、環境改善だけでなく、地域内で資源と経済が循環する仕組みづくりを目指しています。
■私たちが実現する4つの循環
本事業では、以下のプロセスを連動させることで、環境と経済の両立を図ります。
・分別教育
ホテルやレストランなど排出源に対し、日本式の分別フローを導入し、「ごみ=資源」という意識を根付かせます。
・高速資源化
生ごみを短期間で高品質な有機堆肥へと転換し、廃棄物を新たな価値へと変換します。
・農地再生
生成された堆肥を地元農家へ供給し、土壌を再生。持続可能な農業を実現します。
・経済の循環
生産された農作物を地域のホテル等が買い取ることで、地域内で経済が回る仕組みを構築します。
この取り組みは、「環境問題への対応はコストになる」という従来の考え方に対し、環境を守ることが地域の価値を高め、経済を動かすという新たな可能性を示します。
国境を越え、環境と経済が循環する社会の実現に向けた第一歩として、本事業の取り組みにぜひご注目ください。
日本JC 2026年度 国際ビジネス連携委員会
委員長 小俣 峻平

