大きくなったら大工さん!
じゃあ僕は消防士さん!
こどもの頃、こんな夢を友達と話していたことはありませんか?
公益社団法人舞鶴青年会議所が目指すのは、子ども・地域・企業が三位一体となり、将来に渡って活力のあるまちの想像だ。
しかし、彼らが活動する舞鶴市では若年層の都市部流出により、年々人口が減少している。
こんなに住みやすい町なのに!
こんなに素敵な魅力が詰まった町なのに!
そう信じてやまない青年たちの手によって、一つの事業が開催された。
勉強のために外に出ていくのは良いことである。
ならば、戻ってきたい町だと感じてもらえればいい。
ここで働きたいと思ってもらえる体験が必要なのではないか。
そんな思いから開催されたのが、「わくわくワーク」である。
お医者さん・工事屋さん・カメラマンなど様々な職種を集め、店員役やお客さん役を設定したリアルな職業体験ができ、未来の担い手に、仕事で人の役に立つ喜びを感じてもらうことが出来るのだ。
様々な業種のプロから、その仕事がどんなことをするのか、何ができるのかを知ることができる。消防署や海上自衛隊など官民織り交ぜた幅広いパートナーと手を取り合い、ここでしかできない体験事業となっているのが大きな魅力だ。
主催した舞鶴JCのメンバーは、子供たちに仕事のすばらしさや、将来自分の住む町で働きたいと感じてもらうべく、地域の小学校に説明会をして回った。
その甲斐あって、事業当日は多くの子供たちが真剣に、そして楽しそうに職業体験をし、その姿を見守る周りの大人たちが笑顔になったのだ。
子供たちの夢を育む
心を成長させる
笑顔を広げる
そんな活動をみんなで作り
まちを、人を、育てていきましょう。