1966年(昭和41年)11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番目の地として京都で開催されました。
その翌年の1967年(昭和42年)1月20日~22日、社団法人日本青年会議所通常総会が京都にて開催されました。以来、『京都会議』と呼ばれるようになりました。

サマコン(サマーコンファレンス)とは、公益社団法人日本青年会議所の運動を広く発信するために、各界を代表する著名な有識者をお招きし、政治・経済・社会など様々なジャンルのフォーラム・セミナーを開催する場です。

1966年(昭和41年)11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番目の地として京都で開催されました。
その翌年の1967年(昭和42年)1月20日~22日、社団法人日本青年会議所通常総会が京都にて開催されました。以来、『京都会議』と呼ばれるようになりました。

サマコン(サマーコンファレンス)とは、公益社団法人日本青年会議所の運動を広く発信するために、各界を代表する著名な有識者をお招きし、政治・経済・社会など様々なジャンルのフォーラム・セミナーを開催する場です。

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公益社団法人 日本青年会議所

東北地区

宮城ブロック協議会

宮城ブロック協議会の様々な取り組み

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宮城ブロック協議会について

公益社団法人日本青年会議所

宮城ブロック協議会

2024年度 会長

佐藤 健二 君

(一般社団法人泉青年会議所 )

会長意見書

公益社団法人日本青年会議所
東北地区宮城ブロック協議会
2024 年度会長 佐藤 健二

【初めに】
JC での活動を通じて、我々は何を得て、どのように成長を遂げることができるのでしょうか。
JCI Mission には、「青年会議所は青年が社会により良い変化をもたらすためにリーダーシップの 開発と成長の機会を提供する。」と書かれています。物事の本質を見極める能力を身に付けるこ と、課題解決のための事業構築方法を学ぶこと、自らの考えをわかりやすく相手に伝え納得させる力を付けること、周囲を巻き込み、仲間のモチベーションを上げる力を身に付けること。これらのどの能力もリーダーとして必要な資質であり、JC 活動に真剣に向き合い、機会を積極的に掴んだとき、我々は劇的な成長を遂げることができます。私は、これまでの JC 活動を通じて、「何でも自分事として捉える」という気持ちを大切にして活動をするようになりました。例会や事業の際に、例え自分の担当事業ではなくても、全てを自分事として捉えることで、自分で考える力が養われ、取り組み方も変わってくると考えております。このように行動していると、不思議なもので結果的に自分のためにつながっていることも多く経験することができました。少しでも役に立てればと行動している時ほど、様々な機会をいただき、結果、自分の成長に繋がったということが多くありました。そんなことを学ばせてくれるのも、青年会議所の良さの一つではないかと思います。我々は、人生において貴重な時間である 20 歳から 40 歳までを JC に所属し、地域のため、自身の成長のために活動を行っております。是非、この JC にある成長という機会を積極的に掴み取り、我々自身が成長を遂げ、より良い宮城を創造してまいりましょう。宮城ブロック協議会も県内の 11LOM が飛躍を遂げるため、そして、出向いただくメンバーの成長のために、皆様と共に行動をしてまいります。

【11LOM が共に飛躍を遂げるために】
ブロック協議会には、日本青年会議所の運動を各 LOM に推進をすること、各 LOM の課題を捉えその解決に向けた支援をしていく役割があります。近年、日本全体でメンバー数の減少が止まらず、会員の育成、JC の理念に則った事業の構築などが思うようにできない LOM も増えてきております。このような状況の今だからこそ、我々協議会が果たすべき LOM 支援の真価が問われているのではないかと考えます。県内 11LOM に寄り添い、メンバーの声を聞き取り、各
LOM の実情に沿った支援を具体的に行うことで、各 LOM が活力を高め、メンバーが成長を遂げられる環境、地域により良い運動を発信できる環境を創出してまいります。LOM に一番身近な日本青年会議所と言われるブロック協議会だからこそできる LOM 支援の方法を考え抜き、各 LOM が飛躍を遂げられるよう一年間活動をしてまいります。

【理念共感の輪を拡げよう】
日本青年会議所は 2021 年度から 5 か年計画で、理念共感拡大グランドデザインの推進をしており、2024 年度はその 4 年目の年となります。企業においては、会社として大切にしたい価値観を従業員全員で共有することができれば、行動指針や判断基準が明確になり、全員が同じベクトルで仕事を進められるようになります。また、理念が浸透することで、従業員一人ひとりが「働く意義」を見出しやすくなるといったメリットもあります。これは、企業だけでなく、JC においても同様であり、メンバー一人ひとりに JC の理念が浸透することで、活動に対する意義を見出すことができ、積極的な参加へとつながると考えます。また、組織として目指すべき方向性の統一ができれば、メンバー同士の結束が強固なものとなり、組織としての魅力も高まることで、JC の近年最大の課題の一つである会員減少の解決にもつながると考えます。ただ言われたから漫然と活動に参加するという状況では、JC の様々な機会を成長へと結びつけることも難しくなり、組織としての魅力も高めることはできません。だからこそ、理念の浸透をさらに推し進める必要があり、メンバーの魅力、組織の魅力の向上を実現し、JC が自然と人が集まる組織として進化を遂げることを目指してまいります。

【デジタル技術の活用】
国際経営開発研究所が作成する世界競争力年鑑において、同年鑑が公表された 1989 年からバブル期終焉後の 1992 年まで、日本は 4 年連続で世界 1 位の座にありました。しかし、そこから年を追うごとに順位を落とし、最新の 2023 年版では 35 位にまで後退しています。日本は GDPという指標のうえでは世界第 3 位の経済大国とされていますが、競争力という側面から見ると危機的状況にあります。その理由として、日本がデジタル技術の進歩に対応する力が低く、ビジネスの効率性が低下していることが大きな要因の一つと言われています。我々は、まちづくりを行う団体であると同時に、地域に根差す青年経済人でもあります。変化の激しいこの時代においても、社業を発展させ、地方活性化を図るために、経済や社会に密接に関係する様々な分野においてデジタル技術を活用することが待ったなしの状況となっています。2024 年度は、宮城ブロック協議会においてもデジタル技術の活用事例などを調査・研究し、組織運営の効率化や社会課題の解決に活用できる事業を実施してまいります。

【地方創生による地域経済活性化】
宮城県は他の地方都市と同様、人口減少、高齢化が進行しており、これにより労働力の不足や社会保障の負担増加が問題となっています。さらには、都市部への一極集中により、地方には様々な魅力があるにも関わらず、ヒト・モノ・カネ・情報に地域間の格差が生じており、そのことが地域経済の悪循環に拍車をかけています。一方で、訪日外国人は、コロナ前の 2019 年までは右肩上がりで上昇し続け、その数は 3,200万人までに達し、多くの外国人観光客にとって日本が魅力的な目的地であることを示しました。宮城県においても、2019 年までは外国人観光客数が上昇し続けましたが、2019 年のデータでは、外国人観光客数は全国で 28 位であり、まだまだ観光客数を増やす余地があると考えます。宮城県には、美しい自然景観、歴史的な名所、伝統的な文化や食など、多くの魅力があります。宮城
県の観光客を増やすためには、地域の独自性を最大限活かし、魅力的な体験を提供することが大切です。また、地域のステークホルダーと協力し、包括的な戦略を立て実行することが成功のカギとなります。県内に多く存在する観光資源とも言うべき財産に新たな付加価値を加え、ステークホルダーと共に、宮城県を訪日外国人の目的地として魅力あるものにすることで、地域経済の活性化を図ります。

【JC のネットワークを活かした災害に強い宮城の実現】
近年、自然災害による損害の規模が拡大してきており、宮城県内においても、令和元年東日本
台風 19 号や令和 4 年 7 月洪水などにより大きな被害が出ています。自然災害はいつ起きてもおかしくはないものであり、私たちにとっても極めて身近な問題です。自然災害を完全に予測することは極めて困難なことから、災害による被害を防ぐ防災の対策が必要不可欠であるとともに、災害時において発生する被害を最小化するための減災の取り組みも重要であります。これまでも、青年会議所は我々のネットワークを活かし、有事の際の復興支援などを行ってまいりましたが、日頃より、災害が起こった際を想定して、宮城県内の社会福祉協議会を始めとする災害復興に取り組んでいる諸団体とパートナーシップを構築しておくことが何より重要と考えます。様々
なステークホルダーと有事の際に有機的な連携をとれるよう、パートナーシップを構築し、災害に強い宮城を実現してまいります。

【他者を思いやる青少年の育成】
スポーツは、青少年の心身の健全な発達を促し、特に克己心やフェアプレーの精神を培うとと もに、仲間や指導者との交流を通じて、青少年のコミュニケーション能力を育成し、豊かな心と他人に対する思いやりの心を育みます。また、多様な価値観を認めあう機会を提供するなど、青少年の健全育成になくてはならないものです。日本青年会議所は、スポーツを通じた青少年の健全な育成を目指し、「JC カップ U-11 少年少女サッカー全国大会」を 2015 年から開催をしてまいりました。宮城ブロック協議会においても、2022 年から予選大会を開催しております。本年度も、JC カップの開催を通じて、この大会の趣旨である、「グッドルーザーの精神」(=たとえ勝負に負けたとしても相手を称えられる強く前向きな心)を伝え、道徳心をもち、自立した人財を育みます。

【地域を想い、人を想う JAYCEE の育成】
私は、JC の財産は地域を想い活動するメンバー一人ひとりだと考えております。私自身、この青年会議所に入会した最初の動機は、地域をより良くしたいというより、自分の仕事につなげ
たいという思いの方が強かったと記憶しております。しかし、本気で地域の未来を語り、少しでも我々が住まう地域が良くなるようにと活動に向き合う先輩方の姿を見て、少しずつ JC 活動に対する意識が変わってきました。また、後輩たちが JC を通じて成長を遂げられるよう、活動に前向きに取り組めるようにと、自身の貴重な時間を使って、本気で向き合ってくれた多くの先輩方がおります。JC には見返りを求めず、誰が為に行動をする血が脈々と受け継がれています。入会間もないメンバーは様々な想いをもってこの青年会議所に入会をしており、その一人ひとりが JC での活動に意義を見出し、地域のためを想い前向きに活動に取り組むことで、各 LOMの組織力が向上し、地域がより良い変化を遂げられるようになります。アカデミー生には、一年間、我々が提供する様々な機会に臆することなく挑戦ができるよう導いてまいります。仮にその時は上手くいかなくとも、それを糧に次につなげることができれば、それは失敗ではなく成長へとつながります。アカデミー生が、JC の理念や地域の課題解決に向けた運動構築の方法を身に付け、誰が為に行動できるリーダーへ成長が遂げられるよう、アカデミー事業を展開してまいります。また、アカデミーで共に過ごした仲間との時間や経験はその後の JC 活動において大きな財産となります。一年間アカデミー生同士が、切磋琢磨し、時に励まし合い、LOM を越えた友 情を育みながら、LOM を牽引できる人財へと成長を遂げられる一年ともしてまいります。

【第 54 回宮城ブロック大会 in 栗原】
本年度、宮城ブロック大会は栗原青年会議所が主管となって開催をいたします。栗原市は、2005 年に、築館町、若柳町、栗駒町、高清水町、一迫町、瀬峰町、鶯沢町、金成町、志波姫町、花山村の栗原郡 10 町村が合併し「栗原市」として誕生しました。栗原市は、約 800 平方キロメ ートルと宮城県内でもっとも広い面積を誇り、栗駒山や伊豆沼を始めとした多くの観光資源を有し、自然と四季のうつろいが大変美しい高原都市です。様々な魅力をもった栗原市を舞台に、主管 LOM との連携を密にしながら宮城ブロック大会の構築をしてまいります。また、ブロック大会の開催を通じて、主管 LOM が地域とのパートナーシップをさらに強固なものとするとともに、地域経済活性化の足掛かりとなる大会を構築し、開催地域の持続的な発展へとつなげてまいります。宮城ブロック協議会の運動と栗原青年会議所が地域のために起こす運動、この折衷点を高い次元で模索し、栗原市を起点として今後の発展に寄与できるブロック大会を構築してまいります。

【JC が提供する国際の機会】
青年会議所には、「自己成長の機会」、「社会貢献の機会」、「国際の機会」、「ビジネスの機会」の 4 つの機会があると言われます。この中で、機会を得ることに思わず躊躇してしまうのが国際
の機会ではないかと思います。私自身、英語を始めとした外国語を話せるスキルはもち合わせておりませんが、これまで数回 ASPAC や世界大会に参加をさせていただきました。その中で、海外の文化に触れたり、海外の JC メンバーとの交流をさせていただく機会から、人間として、JAYCEE としての枠が広がったと思います。まずは、海外に行くということに対するアレルギーを払拭し、行ってみようという心持ちが必要だと考えます。近年、海外からの観光客の数は、コロナ禍の期間を除き、増加の一途をたどっており、外国人は日本の文化や歴史、食に大変興味をもっております。2024 年度は、宮城ブロック協議会としても国際の機会を活用するために、ASPAC や世界会議にも積極的にコミットしてまいります。その中で、世界中のメンバーに国際交流の機会を通じて、宮城県の魅力を発信してまいります。

【JC であるための組織運営】
青年会議所という名のとおり、我々の事業や運動は、会議から生まれます。上程スケジュールや資料配信の管理など、当たり前のことをしっかりと行い、凡事を徹底する組織運営をしていくことで、会議の質が高まり、的確な意見や質問が交わされ、我々が発信する運動の質の向上にもつながります。宮城ブロック協議会は、出向者を預かり、理事長出席のもと会員会議所会議を行う組織であるからこそ、各 LOM のお手本となる組織運営を行い、必要があります。また、宮城ブロック協議会は公益社団法人日本青年会議所の一組織という立ち位置で活動をしており、公益法人として、コンプライアンスの遵守や盤石な財政基盤をもとに運営を行っていく必要があると考えます。各 LOM から付加金という形で頂戴する運営費をもとに活動する組織であることから、適正な財政管理のもと運動が最大限高められるよう運営を行う必要があります。

【結びに】
「完全を求めるよりも、ワクワクする永遠の青さを。
批判よりも、提案を。
嘆きよりも、ユーモアを。
常識よりも、非常識を。
過去よりも、未来を。
意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。
正しいことを言うよりも、正しい行いを。
自分のためだけよりも、世界のためを。
このままの世界よりも、これまで以上の世界を。
人間次第で、この世界は、まだ面白くなる。」
様々な課題を抱える現代社会ですが、我々青年が自分の可能性を、そして JC の可能性を信じ恐れることなく挑戦をしてまいりましょう。自分の人生を大いに楽しみましょう。JC を楽しみましょう。我々の運動を通じて、宮城をもっと面白い地域にしましょう。
我々はまだまだやれる。一年間共に駆け抜けてまいりましょう。
※「salesforce」企業 CM より引用

基本計画

公益社団日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会
2024 年度 基本計画
【基本理念】
一人ひとりの親切心が導く
心豊かな宮城の実現
【スローガン】
ETC ~笑顔で、楽しく、チャレンジを~

宮城ブロック協議会の青年会議所

会議体・委員会紹介

みやぎJCアカデミー委員会

委員長 鈴木 淳士
(所属:公益社団法人塩釜青年会議所)

アカデミー生の皆さんが楽しく成長できる事業を実施して参ります!1年間よろしくお願いいたします!

LOM支援委員会

委員長 本郷 大貴
(所属:一般社団法人泉青年会議所)

県内11LOMのお力になれるように一年間邁進いたします。どうぞよろしくお願いいたします!

連携運動推進委員会

委員長 佐々木 竜治
(所属:一般社団法人おおさき青年会議所)

11LOMの方々が安心して暮らせる地域作りを1年間全力でサポートしてまいります!宜しくお願いします!

ブロック大会運営委員会

委員長 結城 佳之
(所属:一般社団法人あぶくま青年会議所)

第54回宮城ブロック大会は栗原で開催します。楽しく学べるブロック大会を実現させます。

総務委員会

委員長 名須川 独志
(所属:公益社団法人仙台青年会議所)

県内LOMの模範となる会議運営をしていきます。よろしくお願いいたします。

財政局

財政局長 佐藤 浩紀
(所属:公益社団法人塩釜青年会議所)

公益法人としての事業に関するコンプライアンス審査及び公益審査並びに事業内容と事業予算の適正化の推進に従事して参ります。

事務局

事務局長 大友 健
(所属:一般社団法人泉青年会議所)

出向を希望するメンバーがより多くなり、出向する全メンバーが笑顔で、楽しく、チャレンジできる宮城ブロック協議会を実現します!

公益社団法人 日本青年会議所

東北地区

宮城ブロック協議会

〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2丁目16-12 仙台商工会議所会館8F
TEL : 022-222-9788 / FAX : 022-222-9786