意識の変革と絆で紡がれる希望に満ちた群馬の創造

意見書

情に厚く義理堅い、仲間を大切にする上州の心。群馬ブロック協議会はそんな豊かな県民性が色濃く表れている組織です。メンバー一人一人を大切にし、群馬JCと称されるようにLOMの垣根を超えた強い絆で結ばれ、真剣に議論し合い、互いに喜びを分かち合える、身近な出向先であり、出向の魅力で溢れる、群馬ブロック協議会の会長を立候補するにあたり、意見を述べさせていただきます。
公益法人制度改革が行われ、日本青年会議所は2010年に公益社団法人となりました。各地のLOMもいずれかの法人格を選択し、数年が経過しようとしております。以前に比べると、メンバーの研修や交流の事業よりも、対外への運動発信の比重が相対的に高まっています。これは素晴らしいことではありますが、メンバーや組織に関して大きな課題を感じているLOMは多いのではないでしょうか。群馬ブロックは数年間会員拡大には成果を残し、2018年度も100名以上の拡大を成し遂げ、全国的な傾向よりもメンバー減少は食い止められております。しかし、入会する年齢が年々高くなり、平均在籍年数が減少、また同時に役職の成り手、経験者も少なくなり、人材育成が重要課題となっています。ブロックのスケールメリットを生かした人材育成の手段の一つとして、継続的に実施されているブロックアカデミーがあります。アカデミーにて、LOMを超えた人のつながりを得ながら、LOMでの教育や経験を補完し、各メンバーの今後のJCライフの礎となるものを経ていただきたい。そのために、アカデミーを、日本本会、関東地区協議会、群馬ブロック協議会に次ぐ、第4の出向先という位置付けと捉え、今後のLOMでの活躍の基盤を作るアカデミー塾を実施いたします。また歴の浅い会員の育成と会員拡大はメンバーの意識高揚という観点では共通するところも多いです。会員拡大は最も基本的なJCの運動であります。拡大担当者に拡大手法の共有と意見交換を図り担当者のスキルアップと共にメンバー一人一人の拡大に対する意識を高揚すべくブロックとして支援して参ります。この双方のアプローチから、各LOMに寄り添う協議会を目指します。
 そして、ブロック協議会は、憲法議論や少子高齢化などの国家の課題を自らの住まう地域の目線で置き換え、一県民として参画できうる運動として事業展開を行っています。本会と十分に連携をしながら、自らの住まう市町村だけでなく、国家の課題をマクロな視野で分析し、本会の方向性と地域の独自性を十分に組み合わせながら、メンバーと県民に楽しさや興味を持っていただける手法を導き出し各課題に取り組んでまいります。そして2019年度から本会を中心にSDGsの推進に取り組んでおりますが、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、社会的にもSDGsの知名度は更に高まってまいります。我々の日々のJC活動に誇りと自信を持つために、また、将来進むべき方向を明確にし、強力な推進力を持つ青年の運動を実践すべく、協議会だけでなく各LOMにおいても更にSDGsが推進されますよう、尽力して参ります。
 また、国家だけではなく県を単位としても様々な課題を抱えています。全国的な少子高齢化問題は、群馬でも例外ではなく、人口減は避けて通れません。また、日本創成会議・人口減少問題検討分科会の推計による「消滅可能性」自治体も県内で20市町村存在しています。まちの力は、人の力であります。今後どのように人口を増やしていくのか、またどのように人を呼び込んでいくのかは、県を単位に取り組まなくてはならない重要な課題であります。群馬には豊かな自然や、豊富な農畜産物、製造業を中心に発達した産業、歴史的な文化遺産など多くの魅力があります。この内在している魅力を県内外にもっともっと発信していく必要があります。まずは群馬県の魅力を感じられる場に足を運んでもらうことから始め、県民が自らの地域を誇りに思い、県外にも魅力が伝播されるよう、県の魅力を広く発信して参ります。
 私が群馬ブロック協議会に出向したのは2009年の事務局が初めてでした。当時は会長のセクレタリーとして、同LOMの事務局長を支えるため、わけもわからず先輩の指示に従っていました。同じ事務局員として共に汗を流し、仲良くなったメンバーとは、年度が終わってもブロックや各種大会に参加すればいつでも再会できました。互いに違うステージで活躍する姿を見ながら、自分も頑張らなくては、と奮起する機会となり、気が付けば文字通り互いに切磋琢磨しあう仲間として絆が育まれていました。数回の出向経験を通して、振り返ると群馬中に仲間と呼べるメンバーに囲まれています。JCは単年度制ですが、出向で得られた仲間との縁は決して単年度では終わらず、年を追うごとに濃くなっていきます。群馬ブロック協議会は同じ志を持ちながら各LOMの伝統や価値観を理解し合い、時にぶつかり合いながら、人を大切にする上州人の気質によりメンバーの縁を紡ぎあげる素晴らしい協議会です。この大好きな群馬ブロック協議会の魅力を一人でも多くのメンバーに伝え、更に素晴らしい組織にしていきたい。
また、入会時を思い返しますと、人のつながりを増やしたい、と自分の利点のみを目指し当初は活動していましたが、様々な役職や経験を与えてもらう内に、気が付けば、お世話になった先輩や助けてもらった同期や後輩のために、という動機に切り替わっていました。正に身をもって実感しておりますが、JCは一人の人間に対して、積極的な意識の変化を与えてくれる素晴らしい組織であります。そして、日々の活動では忘れがちではありますが、何のためにJCをやっているのか、多忙かつ多感な青年期にJCを選択した理由とは、また自らが果たすべき使命は何なのか。JCの活動に対して強い目的意識をもって臨むとき、得られる成長は無限の可能性を秘めています。今まで多くの同志の皆様に育てていただいた恩を返すべく、この青年会議所の真髄を、一人でも多くのメンバーに語り続けたい。
この二つの想いをもって、会長に立候補する決意を固めた次第です。微力ではありますが、今までお世話になった群馬中のメンバーに、これまで経験させていただいたことを全てお返しし、全力をもって会の運営に当たることをお誓い申し上げ、意見書とさせていただきます。

2020年度 群馬ブロック協議会 会長 内山 道広

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