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キーワードは多様性!?女性目線の子育て支援のあり方

キーワードは多様性!?女性目線の子育て支援のあり方

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1 はじめに

佐藤:佐藤です。小学校で教員をしています。職場には男性が2人しかいなくて、あとは全員女性という、女性中心の職場です。

古市:古市です。犬専門のトリミングサロンを経営しています。自分を入れて3名スタッフがいて、女性のトリマーを2人雇っています。

道下:道下です。子ども2人を1人で子育てしながら工務店を経営しています。

岡村:岡村です。自動車部品の会社と企業主導型保育所「みんなの保育園」を経営しています。私の会社は、現在社員40人で、うち男性が3名だけという女性比率の多い会社です。管理職も女性が多いです。男の子5人を育てています。

原田:原田です。建設業を営む会社で事務をしています。やはり建設業界なので、男性が多い職場です。

 

2 従業員の立場からみた会社の子育て支援

佐藤:私は実際には子育てをしていないので、子どもを育てるとしたらどういう働き方になるかわからないのですが、私の勤務先では、産休、育休はもちろんのこと、医療費の手当の補助などあります。学校なので、公務員の職場でやられている支援と似通っていて、比較的、支援としては手厚いんじゃないかなと思います。働きながら出産して、復帰している同僚もいますし、職場に対する不満はあまり聞かないですね。3年間育休も取れますし、そのような場合には、代わりの講師を雇ってくれます。有休は1時間ごとに取れますので、とても休暇の取りやすい職場です。

原田:私もまだ子どもがいませんので、今の会社で働きながら子育てをするというのを考えたことがありません。女性が少ない職場で、現在中学生のお子さんを育ていてい方が一時期時短をとっていたことがあったくらいしか印象がありません。ですが、出退勤時間が比較的融通が利きますし、有給休暇も取得しやすい方だと思います。また、男性でも出産日には休みがもらえたりします。

 

3 経営者の立場からみた子育て支援

道下:うちは建設業ですが、女性が多い職場で、私自身、常々、子どもを中心に動くように言っています。有休が取得できるのは半日からですが、子どもが急病になったときなどは出退勤時間を適宜ずらすことも許容していますし、比較的融通が利くのではないかと思います。

岡村:私の会社では、子育てをしているお母さんも多いですし、母子家庭の方もいます。それぞれの家庭の事情もあるので、その人にあった労働条件で働けるようにしています。また、会社で経営している保育所は、6人の社員が利用しています。社員は延長保育が無料だったり、保育料が半額になるよう、会社から補助をしています。

女性は何でもきっちりルールを決めていた方が働きやすい人が多いので、細かいことでも曖昧にせずに、就業規則をきっちり定めています。他方で、雇用形態に応じて柔軟な勤務形態を選べるようにしています。やはり生産性がどうしても低下してしまうので、残業はしないようにしています。

佐藤:私の学校も系列の保育所を持っていて、預けている同僚もいたが、うちのところは延長保育料は補助がなかったそうです。延長保育料が無料なのは、利用する社員にはとてもありがたいですよね。

岡村:その他、在宅勤務も5名ほどいます。在宅勤務の方には、L I N Eで指示を出しているので、みんなと会うのは年に1回忘年会で会うくらいだったりしますが、私は、それぞれの家に訪問したりして、悩みを聞いたり、とても仲良くしている。

また、子どもを連れてきてもO Kとしていますが、どうしても連れてきている社員自身が気を遣ってしまうようで、あまり多くはありません。

道下:私の会社も子連れ出勤はO Kにしています。緊急事態宣言の時は小学校の子どもを連れてきている社員もいました。

古市:うちは犬連れO Kですよ(笑)。私の店では、9時オープン、18時閉店を決めているだけで、その間のことはスタッフにほぼ任せている。子育てをしている社員も、仕事に支障がなければ自由に勤務をすることができます。

 

4 会社での子育て支援の課題

原田:私の会社では、育休期間中は、勤続年数に加算されないため、いろんな面で不利益を受けます。ですので、代わりに在宅勤務を認めてくれたらありがたいなと思っています。私の会社では、緊急事態宣言中は在宅勤務がありましたが、今は出勤しなければなりません。

佐藤:私は教師なので、在宅は絶対にできません。確かに、女性は育休を取得した時に、いろんな不利益が実際にありますので、在宅勤務などが選択できたらとてもいいなと思います。

岡村:とは言っても、出産、育児は自らが選択したことなので、ある程度は仕方がないことだと思います。逆に、育休期間中もその穴を埋めるために頑張ってくれている社員がいるわけなので、そのような社員にも示しがつきません。私の家では、夫がパートタイムで働いて、家事を主に担当してくれています。このようにそれぞれの家庭の事情に応じた働き方があるので、女性は、男性は、と杓子定規に分けるのではなくて、それぞれの働き方に会社が柔軟に対応できるようにするのがいいだろうと思います。

道下:私の会社でも、社員が、男性の上司に対して生理痛などで休みたいと言っても理解してもらえるかどうかわからないので、休みにくいということを言っていました。休みたいときにスムーズに休めるようにしていくのが大事だと思いますし、その点は男性も女性も同じです。そのような要望に対応できるように、会社としてはしていく必要がありますね。

古市:働く女性はこういうものだ、という一つのカテゴリに括るのではなく、バリバリ働きたい人もいれば、家庭との両立を重視する社員もいますし、そのニーズは多様です。そのような多様性を、会社としてわかってやる必要があります。

佐藤:そうですね。一人ひとりの働き方に対応してもらえるのがいい会社なのではないでしょうか。

岡村:自分の奥さんが働くとした時に、どういう会社やったら応援できるかを本気で考えればいい会社にできると思いますので、ぜひ、男性の経営者は、そのように具体的なイメージを持って、取り組んでもらいたいなと思います。

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