一般社団法人 武蔵野青年会議所
理事長 東山 卓君
拡大広報委員会 副委員長 山田 将史君

ビジネス×拡大委員会:本日は、拡大が成功したLOMの成功の秘話や現場での動きなどを中心にインタビューをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
よく拡大セミナーなどでトップの大号令などのお話がありますが、拡大に対して東山理事長が心がけていたことはございますか?

東山理事長:具体的に言葉にして大号令はしていません。どちらかというと、わざとしませんでしたね。圧力になるから。これは予定者段階からやっていたことですね。

拡大成功LOMインタビュー(武蔵野)-添付画像①

ビジネス×拡大委員会:わざとしなかったのですか?

東山理事長:そう、「わざと」です。理事会や例会なのでは必ず拡大の話には触れていますが、自分の口から各委員会のノルマについては挨拶でも拡大報告でも口にしたことはないです。これは意識的に意識しています。今年で完結しない問題だから、全員が自然とそっちに頭がシフトチェンジするようにすることが重要でトップダウンの圧力はかけていません。ただ各委員会に訪問した時には話します。
理事会などで、拡大の数字が伸びていない委員会に拡大委員会が質問などすることはありましたが、そのように相手が圧力だと感じてしまうと、耳を閉ざしてしまい行動にも現れなくなるということを、理事を経験して感じました。そのやり方で数字は出せてもJCの「輪」が乱れるのでそれは避けるようにしていましたね。

ビジネス×拡大委員会:確かに一生懸命やっていても数字が出ないときもありますし、人を連れてくる・フォローする・クロージングするなどの流れの中で得意分野も人によって異なるのでプレッシャーをかけるのが正しいやり方ではないのかもしれませんね。
拡大広報委員会で拡大を牽引しているのが、副委員長の山田君ということですが、この理事長の想いやリーダーシップは知っていたのですか?

東山理事長:山田副委員長は、オブザーバーの情報や拡大の進捗の報告など直接連絡をくれるのでなんだかんだで毎日連絡は取っていたかもしれないですね笑
あとは担当が副専務だったので、双方からの報告は常にありました。

ビジネス×拡大委員会:そうなのですね。理事長と拡大委員会が、とても密に進めていたということは、双方にとって情報共有ができ、立場立場でできることがわかるのでとてもいいと思います。
昨年、各LOMで手法などのアンケートは取らせていただきましたが、拡大担当の委員会が事業を持っていて議案に追われて拡大ができないというコメントがあったのですが拡大が例会を担当することについてはどうお考えですか?

東山理事長:拡大セクションに例会を持たせていいと思っています。JCは、メンバーと共に切磋琢磨して事業を作る、そこから生まれる信頼関係があり(奉仕・修練・友情のモットー)、事業を持たせないで拡大だけしてもJCの本質からズレますし、事業は必ず持たせたほうがいいと考えますね。

山田副委員長:8月例会はとても大変ですが、大変だからこそ楽しいです。事業を持って議案があるから拡大ができないということはないと思っています。

ビジネス×拡大委員会:事業については、各LOMで予定者段階から前半までが勝負だと思いますので、事業を持たせる時期というのを計画して、拡大に注力できる時期、事業に注力できる時期などバランスを見て計画することが大切ですね。
ありがとうございます。そのように理事長と拡大担当がここまで拡大をする1番の想いはなんでしょうか?

東山理事長:自分の想いは端的に「LOMの継続(存続)に必要なことだから」です。いろんな意味はあります。武蔵野のメリットは、人数が多く継続しているからこその仲間の輪があります。それぞれがつながれば輪がより広がっていくということ、当然人数が多いと予算も多くなり事業するときの規模に影響する。ただそれは理事経験者でしか知らないことでありますが、このことは予定者段階で落としていく必要があります。事業費・人件費・管理費などさまざまな事業費や経費がメンバーの会費で行っています。来年は何人目標だからノルマが何人だと落とすよりは、LOMの存続に必要だから拡大が常に必要なんだという意識は落とそうと理事長職を受けた時から決めていたことでしたね。
なぜなら、私自身が拡大担当の理事(人を増やすセクション)を数回経験して、また専務職(予算を動かすセクション)を経験させていただいて、そこで経験したことが活きているからです。
予定者段階で自分が頭になって動いていて、例年よりも拡大のスタートが遅かったんですね。拡大広報委員会のスタートも遅れてしまって何かが落とし込めてなくて、拡大委員会は今でも後悔していますね。
それが11月後半から12月だったと思いますが、落とし込めなかった責任があると考え、自分が率先して動きました。トップ(理事長)が背中を見せることが重要だからです。ほかの委員会がクロージングするために、自分と専務で顔を出したり背中を見せることは意識していましたね。
1月に入会を10人できたのも自分はもちろんのこと、メンバーをフォローして実現できたことです。

山田副委員長:自分は初理事でまだまだそのことが分からなくて本当にもっと早く動けばよかったと感じていますね。

拡大成功LOMインタビュー(武蔵野)-添付画像②

ビジネス×拡大委員会:なるほどですね。本当にトップと拡大担当の意識の共有が予定者段階の早い時期から大切なんだということが分かりますね。

東山理事長:先日のブロックの事業でも拡大についてお話しをさせていただく機会がございました。各LOMで、事業においても拡大においてもコロナが足を止めてしまっているというお話が多いなと感じました。自分は、全く逆だと考えていて、2021年はコロナが分かっていたから、背景、目的、方針を作りましたし、コロナを言い訳に方針を変えるとか拡大ができないとかはナンセンスだと考えています。コロナ禍は、追い風で拡大のチャンスでしかないと考えています。足を止めてはいけないと思いますね。

ビジネス×拡大委員会:本当にそうなのかもしれないですね。コロナ禍になっても拡大の意義は変わっていないですし、昨年からWeb会議がJCでも加速して普及してみんな参加しやすくなっているという面もあると思います。それは本当にメリットだと思い入会のハードルも下がったのではないかと感じます。

山田副委員長:自分もそう思います。時代に沿って変化していくことが重要で、このようになって参加しやすくなりましたしオブザーバーも招待しやすくなりました。だから、拡大が失敗する理由が逆にわからないです。

東山理事長:コロナ禍でJCの魅力についてメンバーなら伝わりやすいけど、一般の人にとっては分かりにくいかもしれないですね。自分がJCに入っていなくて経済打撃を受けたとき(世間が困ってる)として、今の自分を鑑みてほしい。JCメンバーは同じ状況でも、仕事も、家庭も、課題も、社会活動を当たり前にできているのはなんでだろうと思いませんか?
なんで一番厳しいと言われている業種が仕事を回して苦しい時を打破しているのか、この団体のメンバーは苦難を乗り切るマインドを持っているんだという目で見られていると思うんです。例えば、コロナ禍で昨年士業メンバーで助成金や補助金セミナーを行いましたが、そのようにコロナ禍の苦しい時や苦難にぶつかった時こそ、マインド、ノウハウ、情熱をもった仲間、人脈、ネットワークがあるのが青年会議所だと思います。自分が落ち込んだ時に直接電話して、たとえスキルを教えてもらえなくても、相手の頑張っている姿を見てがんばる気力が出てくる、それを一般の人に話すと、最近はリスペクトをする人が多くいると感じていますね。こういう人たちのように現状を打破したいという気持ちですね。これは、2年前にはなかった現象だと感じています。

ビジネス×拡大委員会:とても説得力がありますね。ここ何年かでSDGsも含めて世間の価値観が変わってきていると思います。コロナ禍というのも価値観が変化する一つの理由なのかもしれません。

東山理事長:やっててダメなら仕方ないと思いますが、そもそもコロナ禍で飲食店は厳しいだろうとか、個の業種は入会しないだろうとか考えたり、協賛を取りに行くときに飲食店や厳しい業種を避けたりしているように思えます。声をかけてみると、厳しい業種だからこそ、現状を打破するためにJCに入ることで同業種の人がこの苦難をどう乗り切っているんだろうと興味を持っていると話します。あと、感じるのが、声をかける前に、諦めるな(自分でできない理由を勝手に作るな)、協賛金を飲食店に訪問しても無理なんじゃないかと思ってないかとか?ってことはあります。
私がいつも心がけているのは、自分目線にならないこと。必ず相手目線で、相手が聞いたらどう思うかを考えながら話します。自分が主語になる「私たちは~」ではなくて、相手が主語に考えることは大切です。
声かけても会えないだろう、この人は厳しい現状だから入らないだろうなどは、自分を主語にした、自分の勝手な思い込みで扉を閉めているだけです。

ビジネス×拡大委員会:はい、お話をお聞きしていて、コロナ禍前に拡大セミナーで聞いた、「フィルターをかけるな」という話にそっくりですね。主婦だから、女性だから、会社員だから、20台前半は興味ないだろう、家が遠いから興味ないだろうと勝手なフィルターを自分に作って、声をかけては進まないというようなお話がありましたよね。

東山理事長:東京ブロック協議会で、武蔵野は女性拡大30人中11人が女性です。若年層も多いし、飲食業も多く入会しました。それはフィルターをかけていないからです。

ビジネス×拡大委員会:それは、青年会議所のご家族がいてそのご親族ではなくてですか??

山田副委員長:中にはご子息もいますが、基本的に新入会員メンバー以外も2代目や親族は少ないですね。

ビジネス×拡大委員会:なるほど。拡大ができていてもできていなくてもコロナで拡大が厳しいというお話はよくお聞きいたしますが、それはコロナ禍というフィルターをかけているだけなのかもしれませんね。もっと他にも成功の要素があると思いますが、拡大で成功した大きな理由でしょうか。
貴重なお話が聞けました。拡大広報委員会の拡大担当として、今のお話を踏まえて成功した要素や想いはありますか?

山田副委員長:自分は、先ほども少しお話しいたしましたが、初理事で、理事になる前も例会は必ず出ていましたが、そんなに積極的にみんなで何かを創り上げるようなことはしていませんでした。そもそも、「拡大」とか「手法」とか「オブザーバー」の意味も知りませんでした笑
今の話の流れを聞いて振り返っていましたが、自分が知らないから、他の人がどんな手法を使ってるんだろう、戦略的にはこのようにしていこうなどは全くなかったなと思いました。

ビジネス×拡大委員会:あ!そもそも、真っ新な純粋な気持ちというか周りに惑わされずにプレッシャーもなかったということですね!

山田副委員長:そうなんです。だから、他のLOMの話や今日の話を聞いていて、知らなかったから、うまくい行ったんじゃないかと思いました。
あとは、初めて1人成功した時に、自分の感覚で「いける!」と自信が持てたんですよね。今年になるまでは、うまく自分の中で「JC」というものが周っていなくて、拡大をやって初めて「いける!」と感じて、みんなの輪の中にやっと入れると感じました。
入会して3年目だけど、今まで武蔵野青年会議所のメンバーが、お店に来てくれたり仲間を紹介してくれたり、知らないことも教えてくれて学びになったし、もらっているばかりでJC活動をうまくできない中で、何か恩返しできないかなと考えていました。そんな時に拡大担当の役職をいただいて、スタートは遅れましたが、拡大で自信を持てて、「これならできる!」「やっと恩返しができる!」と思ったんですよね。拡大は、結果を出すと嬉しいし、仲間が増えると楽しいし、拡大は楽しいしかないですよ!

東山理事長:東京ブロック協議会内で、過去にどんな実績があるかなどいろいろ調べていくと、やる気スイッチが入るということもありますね。

山田副委員長:そうですね、最初から知っていれば、目標を定めてもっと早く動いて行けたのにと今年の反省は、そこに限りますね。

ビジネス×拡大委員会:もしかしたら、拡大をよく知っていたり、下調べをすごくして目標を立てたりしないで、純粋でまっすぐに伝えることができていたから相手に伝わっていたのかなと感じました。でも、成功しているのに、反省を残すというか、次にもっとこうすればよかった、効果が出せるにはどうすればいいかと考えるのは素晴らしいことだと思います。

東山理事長:それはあるかもしれませんね。だから、青年会議所運動には大なり小なり事業があり、委員会運営も然り、さまざまなことがありますが、ほぼすべてに引継ぎ事項があるのはそういうことなのかもしれませんね。今年の経験は来年に必ず活きます。

ビジネス×拡大委員会:熱いですね。すごい気持ちの熱さを感じます!理事長と拡大担当の想いが同じでコミュニケーションも素晴らしいですね!
この他に、拡大の手法のような意識していたことやメンバーをどう巻き込んだのかなどお聞きしてもよろしいですか?

東山理事長:拡大は、結果が出て、仲間が増えると楽しいし、いいことしかないですよね。仕事と置き換えると、成約出来たら嬉しいし楽しいし、いい仕事なら紹介もするしハッピーなことしかないじゃないですか笑
だから、拡大も同じで楽しければどんどんメンバーに広がっていきますよ。手法は、これといったものはないですが、必ず会いに行きますね。いつでも会いに行ったり、委員会も声かけしてくれるから顔出したり参加して挨拶することはしていましたね。

ビジネス×拡大委員会:委員会にとても寄り添っていたということですね。

東山理事長:そうですね。あとは、入会したときに執行部や先輩メンバーと普通に話しできました?

ビジネス×拡大委員会:10年目になりますが緊張してできなかったことを記憶しています。

東山理事長:その年で考え方は変わりますが、私は入会した子や若い子にはこちらから積極的に話すようにしていますね。役職や経験がどうであれ、同じ会費を払っているのだから。会議や大切なときは役職で職務を全うしますが、理事長、理事メンバーの壁を取っ払うとか役職と取っ払ってメンバーと話すことは大切だと思いますね。圧力はもともと好きな人や熱い人にしか伝わらない。まだ熱さが分からない、そもそも青年会議所のことをよく知らないメンバーには圧力は逆効果でしかないですよね。
さっきの拡大について、圧力やノルマを与えずに自然に自分から拡大にマインドを持っていくようにしたことと同じようなことかもしれません。
人の解釈は、十人十色絶対あるので必ずしも圧力や表向きの強さ、力だけが正しいのではないと考えています。

ビジネス×拡大委員会:相手の立場になって話したり行動したりすることはとても重要なことですね。ここの質問では、具体的な手法もお聞きしたかったのですが、やはり手法はそこまで重要ではないのだと思いました。圧力や力で押し付けるのではなく、自然とマインドを持っていくことを実はずっとやっていた、そしてメンバーがついてきている、それでここまでに成功を収めているのは本当に結果に出ていて素晴らしいと感じます。

東山理事長:手法というのは拡大をするために自分が何をするかオブザーバーに何をするかではなくて、「メンバーにどうするか」「メンバーをどうするか」が手法だと考えています。あとは、委員会日に拡大するのではなくて、日々日常で拡大を意識することも重要ですね!

ビジネス×拡大委員会:あぁ!なるほど!!

東山理事長:例えば、オブザーバーを見つけてきて、それぞれフォローすることやクロージングすることを具体的マニュアルなどにすることが一つ手法だと思っている人は多いと思います。いろいろな手法を試してみることは悪くはないのですが、そうではなくて、自分の身体は一個しかない。例えば、自分が10人、入れたとしても10人で終わってしまうんですよ。でも、自分と同じマインドの同じようなメンバーを10人増やせば10倍なんです。いくら馬車馬になって拡大ができたとしても、そこで止まってしまう話です。でも、同じマインドを持っているメンバーが増えれば、今年のみならず、それが伝播していくと思いますし短期的ではなく中長期的な手法になりますね。

ビジネス×拡大委員会:まさにここにいる山田副委員長は、その一人ということですね!

東山理事長:だから、これが手法だとしたら、「入れる」ということの手法ではなくて、マインドを「変える」ということに重きを置いた一つの手法ですね。あとは、やっぱり自分が背中を見せることでしょうか。いくら何を言っても、入れてない人には言われなくないと思いますよね。まずは背中を見せて、言葉に説得力を持たせることも大切だと思います。

ビジネス×拡大委員会:それがメンバーを巻き込むことに繋がって、一人拡大ではなくて全体拡大になっているのですね。目からうろこの言葉だと感じています。山田副委員長は、このリーダーシップのもとで、どんな言葉をオブザーバーさんにかけていたのですか?

山田副委員長:実際には人を巻き込むことは非常に難しいですね。自分はできましたけど、周りのフォローもあったからこそだと感じています。自分はクロージングという他の拡大のやり方がよくわからないのですが、まずは「不安を取り除くこと」をやっていましたね。
JCに興味がある人だけではなく興味がない人も多くいたので、「JCは○○してる団体だよ」と伝えるだけでは不安は取り除けないと思います。「私でもJCができるのかな?」という人がほとんどだから、その不安を取り除いてあげること。これはオブザーバーのそれぞれに合った言葉で話していました。
あとは「青年会議所はあなたの力になれる」ということも話していました。
自分もJCの仲間、ネットワークに助けられていて、自分の成長にもなっているので、今のコロナ禍においてはそれが一番相手にJCの良さが伝わると思います。あとは、細かい入会要件や会費は委員会の他のメンバーがやるので、それぞれの役割分担も成功のカギです。うん、分業制にしたのは大きかったですね。

ビジネス×拡大委員会:そのような素晴らしいリーダーシップや拡大広報委員会の見事な連携プレーで結果を出しておられるわけですが、その中で苦戦したことは何がありましたか?また、それをどうやって乗り越えたかお聞きしてもよろしいですか?

東山理事長:先日の合同会議でも話しましたが、うちのLOMは基本的にメンバー同士が仲いいんですよね。私からは、メンバーの名前と顔、もう一歩踏み込んで理事メンバーなら、相手がどんな仕事をしているのか、どこに住んでいるのかくらいは必ず知ろうと言っています。例会でもメンバーの紹介冊子を作ったりしていますが、一つの目的としては、メンバーを名前で呼んでほしいからなんです。
自分が、「ねぇ」とか「君」とか名前以外で呼ばれたらどう思いますか??さみしくないですか??形式上、役職で呼ぶのは別として。
JCでも他の団体でも、自分が名前で呼んでもらえた時はすごくうれしいですよね。
理事メンバーは、拡大の議案を見て審議で手を挙げているわけですから、入会メンバーを知らないというのがクエスチョンですね。例会にそのメンバーが緊張して不安で来ていた時に「○○君、入会おめでとう!待ってたよ!」って言ってもらえたら嬉しいですよね。親近感も湧きますし、不安も取り除けると思います。もし、覚えられないとしたら、初めて会うメンバーに積極的に名刺交換やあいさつに行くべきだと思いますね。常に表裏一体なのが、入会することも拡大だけどやめさせないのも拡大なんです。

拡大成功LOMインタビュー(武蔵野)-添付画像③

山田副委員長:自分は、やめさせないことのほうが難しいし重要だと思っていますね。入会したメンバーのフォローをしていくことは本当に会全体でやっていくべきことです。

ビジネス×拡大委員会:ありがとうございます。確かに入会当時のこと、すごくうれしかったことを思い出しました。声をかけてくれた人を身近に感じてその人を頼ったり、悩んでいたことを話したりできたこともあります。先ほど、山田副委員長が言っていた入る前のオブザーバーは不安があるから取り除くことが重要ということと同じことかもしれませんね。入会してからも違う意味で不安なメンバーを名前で呼ぶことが、一つの大きな不安材料を取り除けると思います。
拡大については本当に熱い想いを持っていると感じているところですが、苦戦したことや難しかったことはありましたか?

山田副委員長:基本的にはないです笑 拡大をしていて楽しいしかないですね!スタートが遅れたくらいですかね。

東山理事長:コロナ禍において全く苦戦はないですね笑
拡大ではなく会全体のこととして、強いて言えば対面で会う機会が減ったので通常の生活で出て来れる人が甘えで出てこなくなることですね。ZOOM開催だと、端的な意見の交換や話しかできないので、相手の真意を聞けないのがあります。対面開催の際は、真意を話したりアドバイスしたりできるのでコミュニケーションは減少したとは思いますね。先日の会頭公式訪問で話をしていた、事業や会議の前後が大切だということが印象に残っています。その前後にプロセスがあり、そこがとても重要だと感じました。

山田副委員長:ZOOMだと、僕らの良さが伝わらないので対面で会ったほうがお互いにとっていいと思います。もちろん、感染拡大しているときや事情で対面ができないときは相手のことを尊重しています。

東山理事長:昨年のコロナ禍から、執行部で会議の他に話し合いをすることを行っています。苦戦ではないですが、昨年のコロナ禍で入会の要件である例会1回、委員会2回参加してもらうということが難しくなったときに、入会の関する規定に特例を作りました。簡単に申し上げると入会したいという方と理事長が面談して問題なければ要件クリアにするとおう内容です。2020年1人、2021年1人はこの特例を使って入会していただきました。時代の変化に沿って、変えてはいけないことはブラさずに対応できる術を考えるのも一つだと思いますね。JCは能動的な行動(能動的に世間を変える団体)ですよね。世間(大衆)は受動的な行動です。我々は発信者なわけですから、家で体育座りしているわけにいかないんです。

山田副委員長:拡大も一緒で、能動的に動かないと受信者には届かないんです。感染拡大や会としてどうみられるのかは意識して、その中で能動的に動き続けることは必要ですね。

ビジネス×拡大委員会:いろいろなことを行っているのですね。受動的を能動的に変えること、すごく響く言葉だと思いました。

最後の質問ですが、拡大が成功して今でもしていると思いますが、メンバーの育成やフォローアップに向けてどのようなことをしていますか?または考えていますか?

山田副委員長:本当にこっちのほうが難しいです!

東山理事長:そうですね、スポンサー制度を見直したいですね。推薦者2名がスポンサーになるわけですが、スポンサーの役割をもっと明確にしたほうがいいと感じています。どこかのLOMでは、メンバーが払わなかった会費をスポンサーが払うというのもあるそうですが、お金だけではないと思っています。人間的な面倒を見ることのほうを重視して連絡を取り合ったり、スポンサーとしての責任をしっかり把握してほしいですね。

山田副委員長:うちのLOMは、委員会開催日が第2.第4火曜日と決まっていますが、拡大担当の委員会としては、曜日をずらして各委員会に顔を出したり、メンバーのフォローをすることもいいと思います。
来年の引継ぎには、これは入れようと考えていて今年入会したメンバーをフォローできる体制を作ってほしいと考えていますね。入会に持っていくのはめちゃくちゃ楽しくて簡単だったのであとのフォローはすごく悩みます。

ビジネス×拡大委員会:そうですね。そのあとが一番大切なのかもしれません。このフォローは実は既存のメンバーにも必要になってきますね。

東山理事長:全体的なこととして、入会したメンバーもですが既存メンバーにおいても、家族の理解って必要ですよね。家族にJCに情報共有した時に無理に押し付けたり、あまり話さなかったりするのではなくて、家族に向けて、得てきた成果をシェアすることも効果的だと思います。こんなことを得てきて、社業に活かしていきたいとか、生活に活かしていきたいとか。ただ、どこどこに行って何を見ただけだと大切なことが伝わりません。メンバーにもそうですね。その経験の前後のプロセス、得るまでに何をしてきたのかをメンバーに伝えること、自分以外の第三者には、得てきた成果を伝えることで理解もしてもらえるし興味を持ってもらえると思います。

ビジネス×拡大委員会:なるほど。確かに続けていくには、家族や会社の理解が必須ですね。家族にどこに行ったではなくて、得てきたことを話してみるというのも、目からうろこの言葉でした!これはぜひみんな試してほしいですね。
最後の質問になりますが、フォローと合わせて、女性が11人入会、その他にも若年層の入会が多くいらっしゃいます。女性はもちろんですが、男性含めて社会全体の価値観が変わってきている中で会が変化していくことも必要でしょうか。

山田副委員長:女性が増えてきていることに関しては、女性系のイベントをやってみたいと考えています。女性が活躍できる場を作りたいです。乳がんに関する運動や子宮頸がんに関する運動、ピンクリボン運動など、今まで男性から一歩引かれていたようなことを率先してやってみるのもいいと思います。男性がわからないから何もしないのではなくて、知って何か自分にできることを考えることが重要ですよね。

ビジネス×拡大委員会:すごくいいと思います!乳がんや子宮頸がん、避妊治療、その他もたくさんありますが、男性が発信することで絶対に世の中が変わると思います。女性だけではなく男性も一緒にできることは理想的ですね!

東山理事長:いいですね。確かに女性目線の事業はあまりないので面白いかもしれません。2016年にLOMで初めて産休規定を追加したんですよね。今では多くの女性メンバーが利用して復活しています。

東山理事長:昨年、コロナ禍で、事業としてではないのですが、補助金助成金セミナーを武蔵野メンバーの中から士業部会を作って2回開催いたしました。入会した人で、既存のメンバーに憧れたり、経営者の中で活動していて、起業したりする人も多くいますよね。たとえば、LOM内で起業相談窓口を作ったり、出店サポートを作ったり、起業までのプロセスがスムーズに行けるような制度を作ることもいいですよね。普通じゃ知り合えない起業に関するコミュニティがJCにはあるじゃないですか。これを利用しない理由はないですよね!

ビジネス×拡大委員会:それもすごくいいですね!JCに入会して、普通に知り合えない人が目の前にいる。今は当たり前に思うことですが、確かに一般で起業しようとすると一から調べたり紹介してもらったりしてけっこう大変ですよね。それをカバーできるのはいい試みになると思います。
本日は、理事長、拡大担当のお二方より本当に貴重なお話をお聞きでき、熱い想いがひしひしと伝わりました。リーダーシップとして、拡大の現場としてのお話は拡大成功へのヒントがたくさん入っていたと感じます。本当に勉強になりました!ありがとうございました!