事業名称

鹿島Link to The Water~みずから拡げるありがとう~

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一般社団法人 鹿島青年会議所

事業に至る背景

子どもたちを取り巻く環境は刻々と変化してきており、子どもたちは社会の変化に対応していく力を持つことが求められています。そのためには子どもたちの様々な力を養っていくことは必要不可欠であり、その力は身の回りの人やモノに対する感謝の心があることによって更に能動的な行動へと昇華していきます。しかし、昨今子どもたちにとって地域の人との直接的なふれあいや地域資源との関わりが減少しつつあると言われています。私たち大人は今後いかなる社会変化が訪れようとも、この感謝の心を持つことの大切さを、次代を担う子どもたちに対して繋ぎ、日々の生活において、自然と感謝することができる子どもたちを増やしていかなければならないと考え事業実施に至りました。

事業の目的

子どもたちが他者のために行動できるように感謝の心を育むこと。(対外)
子どもたちの可能性を再確認し、地域における青少年育成のリーダとしての自覚を深めること。(対内)

事業概要

 鹿島と水は切っても切れない関係にあり、まちづくりや農業が盛んに営まれてきました。本事業ではその水に対して感謝の想いを持ち、その心を自然環境に、さらには自分の身近にいる人に対して想いを拡げることを骨子といたします。
まずは、総論としてラムサール条約推進室より講師をお招きし、水が私たちの生活にどのような役割を果たしているか、水が地域の農業や産業にとっていかに重要なものであるか講演していただきます。ここでは子どもたちにとって水と生活が密接な関係性にあることを認識していただくことをねらいとします。
各論では、江戸時代に鹿島藩の石高を増加させるために行われた治水工事の現場(嶽水道)を訪れ、当時から水を大切にしてきた歴史を源流下りを行う中でたどり、水に対する感謝の心を深めます。また、この際事業の終盤で行う人への感謝につなげる道徳の授業を行っていただく地域活性化いじめ撲滅プロレス実行委員会の将火怒氏にも子どもたちと帯同していただきます。
そして場所を佐藤農場(鹿島みかん村)へ移し、実際にみかんちぎりからジュースづくりまでの体験を行います。ここでは、水や土壌の自然環境を守る全国でも0.2%しかない有機みかん栽培を通して自然環境に対する感謝の心を醸成します。
更に、身近な人に対する感謝の想いを描いた「ありがとうラベル」を貼り、各自持ち帰って身近な人にプレゼントし感謝の心を伝える大切さを学んでいただきます。

結果・影響(LOM、社会)

①干潟交流館での学習会
鹿島がこれまでに大切にしてきた「水」に着目し、有難いという気持ちを持つための考え方や世界の水不足となっている地域のことや命との密接な結びつきがあること等の例をきっかけとして、水が当たり前ではないことに対する関心を高める効果がありました。
②嶽水道ウォークラリー
前行程で学んだ水に対する有難いという心を、水を大切な資源として扱ってきた事実を実際に目で体で体験し、物事に対する感謝の心をより深く落とし込むことができました。およそ2時間ものウォーキング体験を通して驚きと感心している様を伺うことができました。
③有機みかんちぎり
感謝の心を「水」から「自然環境」への感謝に拡げるところが到達点でありました。有機みかん栽培における、自然環境に配慮している、もしくは守ろうとしていることに気づいてもらい、有機農業が自然や人に対して優しいことと、後の行程につながる人への感謝に対するイメージを膨らませることができました。
④道徳の授業
感謝の心を最終的に人に拡げることが目的でした。いじめをなくすことを目的としている外部協力者を通じて、周りにいる人に対しても当たり前ではなく有難い存在であることを認識できたかどうかで、「本当の強さ、身近な「有難う」という言葉を考えさせられた。本事業の主旨を理解し、他者のために行動できる感謝の心を育んでいる姿を確認できました。

協力団体

外部協力者 佐藤農場株式会社
外部協力者 鹿島市役所ラムサール条約推進室
外部協力者 地域活性化いじめ撲滅プロレス実行委員会
共催      鹿島市役所ラムサール条約推進室
取材協力  (株)佐賀新聞社

事業風景鹿島Link to The Water~みずから拡げるありがとう~-1