広島ブロック協議会 副会長 村上 弘毅

世の中は今、新型コロナウイルスという未知の脅威にさらされ、ニューノーマルという言葉の下、今までの当たり前から大きく変革せざるをえない状況下に置かれています。
当たり前のように行っていた活動ができなくなる、その変革の波は私たちも例外ではありません。そんな時代だからこそ、私たちJCのつながりを強め、一致団結してこの変革の波に立ち向かわなければなりません。

通信技術が発達し、様々な各地の魅力を手軽に発信されるようになりました。各地の様々な魅力が情報として世の中に溢れた結果、重複し差別化が難しくなり、魅力の質の向上が必要になってきました。

私たちは、広島県を牽引するリーダーとして、LOMはもちろん、既存の各地の新しい魅力の発掘や魅力の質的価値を向上させていく責務があります。
各地に散らばる様々な魅力の質を高めるためにも、メンバーと住み暮らす市民の皆様の、意識と行動を変える事業を展開してまいりましょう。

現在広島県内には12 のLOMが存在しています。
しかし同じ 広島県内にも関わらず 交流する機会は多くなく、現在のコロナ渦も相まって積極的に交流する機会は限られています。
だからこそ、1回1回の交流の質を向上ししていく必要があります。
こんな時代だからこそ、今までの伝統を踏襲しつつ、新しい時代に合わせた質の高い交流事業を行ってまいりましょう。

子供が生まれて初めて歩くとき、自分の力で立ち上がりバランスを崩した瞬間に次の歩を踏み出すことで、人生の大いなる第一歩目を踏み出します。
先行き不透明で、新しい当たり前に半ば強制的に変革している今だからこそ、私たちは新しい一歩を踏み出し、次世代につないでいかなければなりません。

先達から引き継いだ信念を胸に、新しい時代の新しい一歩を踏み出し、それぞれのまちのリーダーとして成長し互いに輝きあうことで地域の未来、そして広島の未来が明るくなることを信じ、1年間邁進してまいります。