『リデザイン』未来への共感が織りなす愛と情熱溢れる幸せな近畿

吉典と行く弾丸ツアー (JCI草津 古川理事長対談)

①

今回の滋賀編では、草津JCの古田真吾理事長と「55周年ビジョン」や「組織改革にむけての想い」などについてご自身の経験談も踏まえながらお話をしていただきました。また、若手メンバーへの熱い気持ちについてもお伝えいただきました。

 

会場はJCI草津 山崎亮介君のお店である『居酒屋あとり』を使用させていただきました。

 

~入会のきっかけについて ~

 

中山 それではよろしくお願いします。突然ですが、JCは好きですか?

 

古田  好きです。成長させてくれました。役を受ける中で学びもありましたし、リーダーとして人を動かしていく。そういう意味で感謝しかないですし、JCは好きです。

 

中山 入会の動機はなんだったんですか。

古田 私が通っていたショットバーで隣に座られていた方がJCのOBの先輩だったんです。ゴルフとか常連同士で行っていて仲良くさせてもらっていました。社業を継いだタイミングでJCに入らないかと誘ってもらったのがきっかけです。そのときはJCの名前も聞いたことがなかったんですが、ざっくり説明を受けて、よくわからないままに入りました。

~入会されてから変わったところ~

 

中山 JCって入ったときの動機と入った後の目的がすごく変わる団体だと思います。私も14年目なんですが、動機と目的が変わっています。入られて一番自分が変われたとか、草津JCのリーダーとしてどういうところが変わったとかありますか。

 

古田 感謝できるようになったというのが一番変わりました。自分では感謝しているつもりだったんですが、よくよく考えるとできていなかったということに気付きましたね。特に55周年の実行委員長の時はメンバーがたくさん支えてくれて、感謝した気持ちを今でも覚えています。

 

中山 役職が人を作るというまさにJCの醍醐味ですね。

 

~草津JCの若手に向けた想い~

 

中山 古田理事長の中では委員長というきっかけがあって、感謝というキーワードにたどり着けたということかと思います。役職を受けるというのはしんどいことだと思いますが、今の若い人たちに古田理事長のそういった軌跡を伝えたい、役職に挑戦してもらいたいという気持ちはありますか。

 

古田 それはあります。

 

中山 でも、なかなか受けてくれないという問題もありませんか。

 

古田 受け方の問題もあるんじゃないかと思います。私自身が委員長を受けた時は、上が何も教えてくれなかったこともあって、何をしたらいいのかわからなかったので、すごい迷って苦労をしました。その経験からスケジュールの組み方などを上がしっかり指導できて、大きな負担になりすぎないようにするという工夫は必要だと思います。

 

中山 古田理事長はその当時負担に感じられたということですか?

 

古田 委員長を初めてやった翌年の2015年が拡大の委員長だったんですが、そのときはJC大嫌いでしたね。反JCってよく言われていました(笑)。

 

中山 なぜそのときに嫌いになったJCをここまで続けてこられたんですか。

 

古田 その後、自分が委員長のときに失敗したことを次の委員長にさせたくなかったという想いがありました。委員長をしっかりとフォローしようと思ったときから、変わっていったんじゃないかと思います。

 

中山 自分はしんどい想いをしてでも、これからの若手には自分が苦労したことをさせたくないという想いを持ち合わせていらっしゃるんですね。

 

古田 理不尽なことをさせたくないんです。

 

中山 JCは理不尽が多いですか?

 

古田 はい。多いです(笑)。

 

中山 (笑)。理事長は今、理不尽なことはさせていないですか。

 

古田 させている部分はありますが、極力そういうことはさせたくないですね。

 ②

~若手の育成・組織改革について~

 

中山 わかります。でも、理不尽って必要なときがあると思うんです。青年会議所が単年度制なので、スピード感や結果重視の中、絶対成功させるというプロセスに理不尽が生じる。このプロセスの中に理不尽がなかったら私はここまで成長していないのかなとすごく思うんです。理不尽があって成長に繋がるという部分を、今後若い人たちを育てる中で、どのように伝えていくべきかお聞かせいただけますか。

 

古田 難しいですね。役職を受けてもらわないと成長には繋がらないので、いかに受けてもらいやすい環境を作るかではないでしょうか。その人に併せた多様な運営を考える必要があると思います。

 

中山 組織改革をどんどんしていかないといけないということですか。

 

古田 環境の整備という部分が必要だと思います。全員の予定が合うわけはないですが、その中でどこまで譲歩しあえるかですかね。理事会とかの厳しい面は捨ててはいけないですけど、そこに至るまでにどのように考えてもらえるかだと思います。結局は熱い想いを語るしかないんでしょうけどね。

 

中山 今のお話を聞いていると環境の整備や組織改革は必要だが、JCのいいところであるいわゆる理不尽なところも残さないといけないという答えに結びつくんでしょうね。

 

古田 理不尽の中身にもよります。理事会でうるさく言われるのは理不尽とは思わないです。理不尽であれば言い返せますが、言い返せないってことは理不尽じゃないんですよね。資料が足りていないとかね。

 

中山 「言い返せないことは理不尽じゃない。」すごくいい言葉ですね。お話を聞かせてもらっていると、JCI草津はこれからも伸びていきそうですね。

 

古田 そうですね。若い子も増えてきていたり、2代目3代目の方が20代後半から30代前半くらいの若い年齢で入ってきていることもあって、そこが起爆剤となって伸びるときかなと思う一方で、上の世代がだいぶ抜けてしまった後で、昔のよかった面がなかなか引継がれないところも出てきてしまっているかなというのが残念かなとも思っています。

 

~草津JCのビジョンについて~

③

中山 2022年度の期首会員は何人だったんですか。

 

古田 期首は26人スタートです。

 

中山 本年はどれくらいの入会がありましたか。

 

古田 今29人なので、3人入会しました。ちなみに草津市の人口は14万人くらいです。

 

中山 JCI大津の理事長とお話をした時に、今草津が人口も増えてビジネスチャンスもあるという風に聞いてきました。大津市は34万人で草津市は比較して多いわけではないですけれど、増えてきている。まだまだ飛躍できると思うので、組織改革を突き詰めて、青年会議所がこのまちに必要とされる組織に変革していってもらいたいなと思いますね。そこで今理事長になられて、古田理事長が55周年の実行委員長の時に作られたビジョンをどう捉えていますか。

 

古田 ビジョンの切り替わりを私の年にやって、そこから初めての取り組みばかりで過去議案がない中手探りで進んできました。私自身が今捉えて、当時のビジョンをやり続けてもらうという想いは何も変わっていないですね。勧誘するときもこういうビジョンの下でやっていると言えますし、そのビジョンに共感してもらえれば入ってもらえると思うので、ビジョンは必要ですね。

 

中山 そういう想いがあるから、核家族化とかに焦点を当てたということですか。

 

古田 草津としての土地柄からすると核家族化が問題だったので。

 

中山 そういうところにビジョンを当てていくと、核家族化になっている状態ではJC活動もやりにくいなど、組織改革が今後どんどん必要になってくるという部分もありますよね。JCI草津で私自身がお世話になった方々に共通しているのが、めっちゃ優しいんです。草津って優しい方が多いのかなと言う認識なんですが、古田理事長もこのまちは優しい愛に溢れている人が多いと思いますか。

 

古田 それは間違いないです。総じてみんな優しいです。

 

中山 LOMの特徴で捉えると優しさに溢れてる青年会議所だと思うんです。愛というテーマで優しさの中で今後若いメンバーを増やしてビジョンを持ってやっていくという中で、これから先こんな運動をしたら草津の青年会議所、草津のまちに変革があるなというのはありますか。

 

古田 ビジョンを実現に導くのがまず第一というのは考えていますし、少なくなってきた故に自分たちだけではできないので、他の団体を巻き込んで同じ理念の下、共感できるようにして一緒にやっていくスタイルがいるのかなと思います。

 

中山 それが多様化の中のパタニティ醸成運動とかにもつながっていくんでしょうか。

 

古田 そうですね。一番最初にしたのは、調査することでいろんな団体の代表者や行政にも会いに行って、解決できる部分があればと考えました。青年会議所の価値を高めたかったんです。

 

中山 パタニティ醸成運動って初めて聞きました。女性拡大や女性促進の中で、女性に焦点を当てることがほとんどだったんですけど、父親に焦点を当てるということでどのような取り組みかご紹介いただけますか。

 

古田 お母さん団体の代表さんとかに「自分の夫が週末にずっと家に居る。なんで子どもを毎日面倒見ていて、週末に大きい子どもまで見ないといけないのか」という不満を聞いていたんです。できれば、外に出て欲しいんですが、出るところもないし一緒に遊ぶ仲間もいないという問題がある。そういうことを解決したい。父親として子どもの教育にどう関わるのか。週末休みの日に父親がどう動くかが大事だという話になりました。私もその時に初めてパタニティという言葉を聞きました。お父さん同士がつながりを持って、一緒に子育てをする環境を作れたらいいなと。

 

中山 まさにJC入会する動機につながるじゃないですか。

 

古田 (笑)

 

中山 今の論点でいくと、遊びに行く友達がいないお父さんばかりならサラリーマンでも入れる組織改革をして、パタニティの中でお父さん同士が子育てをしようというような運動をしたりとかもできますし、していくべきかなと思うんですがどう思いますか。

 

古田 そういう意味では面白いと思います。ただ、一般のお父さんが年会費12万も払うかっていうのが…(笑)

 

中山 そこは奥様にご理解をいただいて、男性が遊びに行ったら年間12万以上かかりますよね(笑)。例えばそこにお父さんボランティアとか募集するとか、画期的な発想だなと私は思いますけど、中島歴代はどうでしょうか。

 

中島 実際の話、会員制度の切り替えなんで組織改革なんです。例えば6万円の会員と12万円の会員がいて、6万円の方はこういうことをしますとかっていう発想に青年会議所がなかなか至らないんです。そういうことはできないっていう思い込みがあるんです。サラリーマンだから入れない組織じゃなくて、サラリーマンでも入れる組織を作っていかないといけないし、人をどうやって増やすのかとか、いろいろな在り方の会員制度があるのかなとは思いますね。

 

中山 逆の発想というか、女性じゃなくてお父さん方に着眼点を置くというすごいことだなと思いました。是非そういう運動をやってもらいたいですね。これからのJCI草津に期待したいなと思います。

 

~JCI草津の広報活動について~

 ④

中山 JCI草津は広報の一貫性というのをやっているとお聞きしています。JCI草津が取り組まれている広報の一貫性について、お聞かせください。

 

古田 広報というわけではないんです。例えば飲み方とかですね。居酒屋で騒いで人に迷惑をかけるっていうのはブランドイメージを下げるので、そういうのをしないようにという注意はしています。こういうのも地域に対してのブランティングだと思います。

 

中山 私は人が集まれば声が大きくなったりはしてしまうのかなと、それは人の性かなと思ってしまっているのですが、一貫性のメッセージとして、理事長がトップダウンで言うだけでは無くて、一気飲みをなくそう運動とか、取り組みをされたりはしているんですか。

 

古田 特段そういうのはないですけど、挨拶のときに言ったりとかはあります。あとは、候補者に対してメンバーが加入するときに、JCI草津ってこういう組織だというのを同じ事を話せるようにする、口説き文句に統一性があるというのを目指しています。いいことをしているってイメージを地域に持ってもらいたいです。

 

中山 ただ、人それぞれが違うので一貫性を持ちすぎると心打たれない方もどんどん出てくるとも思います。JCI草津にとってこれだけは入れないといけないという魔法の言葉が歴史を紐解くとあると思うので、口説き文句が決まりましたら教えてください。

 

~近畿地区協議会に期待することは?~

 

中山 近畿地区協議会に対する質問とか依頼というのはありますでしょうか。

 

古田 どうしても見えにくい、遠い存在ですし、わからないというのが正直なところです。何をして欲しいと聞かれても見えてこないです。

 

中山 それが私たちにとってはヒントで、いい事業やいい運動をしよう、出向してもらっている人をしっかりとLOMに返そうとする中で、見えにくいと理事長に言われるのは胸が痛いのでそういう運動をしようと目論んでいるところなんです。もし古田理事長がオッケーなのであれば、見えにくい部分を解消するためにJCI草津の歴代でもある中島顧問と対談させていただければ、中島顧問がどういうことをJCI草津の看板を背負ってやっているのかということを今のメンバーに聞いてもらうこともすごく大事ですし、中島顧問の思いの部分も聞いてもらうのもいいのかなと思います。そのことによって、わかりにくいや見えにくいの部分が解消できたら滋賀の近江商人の三方よしにつながっていくのかなと思います。

 

~近畿地区内の若手メンバーへ一言~

 ⑤

中山 最後に、近畿地区のこれから青年会議所を背負っていく若いメンバーにメッセージを残していただければと思います。よろしくお願いします。

 

古田 私の好きな言葉に「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」というのがあります。厳しい環境に自分の身を置いて、もがき苦しむ中でいずれどこかの瀬につく。あえて厳しい道を選んで欲しいなと思います。それが将来自分の力に必ずなります。ということは若い人に向けて言いたいなと思います。

 

中山 なるほど。「どんどん挑戦しろ」ということで、JCI草津のメンバーにも常日頃言われているんですね。今後、JCI草津から出向もどんどん挑戦して下さい(笑)。

 

古田 (笑)。

 

中山 本日はどうもありがとうございました。

⑦

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