6月といえば梅雨のイメージですが、昨年はもう今のタイミングで梅雨入りしていたように思いますが、今年は平年並みの中旬に梅雨入りするだろうと言われています。近年、線状降水帯が発生して災害につながるケースも散見されるので注意しておかないといけないなと改めて感じるところです。これから大雨に伴う災害が起こり得る時期なので、注意が必要です。最悪の状況において命を守る行動というのは常に意識しておきましょう。

 さて、先月を振り返ると後半に怒涛のようにスケジュールが詰まっていて、京都ブロック協議会の一つのハイライトであったかもしれません。まずは第50回ブロック大会乙訓大会では一つの節目を迎え、過去の流れを踏襲しつつも、工夫を加え開催できたことは一つの成果であると思います。直近の過去2年がオンラインの開催だったことを考えると4月から対面の会議に戻った中で、リアルに戻ったばかりで、ここまでの大会を作り上げてくれたことに感謝するとともに底力を見せてもらったと感じています。そして、第3回目のDXセミナーを実施しました。メンバーの事業をモデルとしてコンサルを実施し、どうすればいいのかという部分の具体的な対応策まで踏み込みました。参加いただいた方には、自社の業務改善にさらに意識がつながったものと思います。さらに、続いてJCI ASPAC 堺高石大会が開催されました。ここではブース出展を担当し、インド料理を来場者に提供させていただきましたが、好評で30分ですべて提供終了となりました。ここにもしっかり準備を進めてきたメンバーの努力を感じたところです。そして、月末には(一社)日本若者協議会と共に各政党からの代表者を交え意見交換会を実施しました。学生ならではの観点と、政治を学んでおられる観点からの質問に驚かされました。学生の声をどのようにすれば政治に届けられるのかという質問が特に印象に残っています。そして、政治参画意識において年代別に考えていく必要性を感じました。その点では青年世代の意見交換というのも機会が必要であると感じた次第です。

 事業が一段落するとホッと一息つくのは誰も同じことではあります。しかし、これは単なるイベントでは無く、検証して事業として成果や効果が狙ったものであるかと、世の中に必要な装置となり得たのかを見極めなければなりません。この点を踏まえ、各委員会には自分たちの計画に対し再度向き合い、有意義な報告を提出していただきたいところです。

 今月はU-11JCカップと参議院選挙に伴う公開討論会が実施されます。さまざまな部分で社会が動き出したことを感じています。しかし、減っているとはいえ、新型コロナウイルス感染が無くなったわけではありません。その点では、広めないための自己防衛を含めた対策が必要です。今月も素晴らしいストーリーが生まれることを信じて。
さあ、ストーリーを描こう!

2022年6月3日
京都ブロック協議会
第50代 会長 中山 良