4月8日(土)公益社団法人日本青年会議所組織グループリーダー育成会議による青年経済人アカデミー第1講が東京の地で開催されました。青年経済人アカデミーは、全国47都道府県からJCメンバーやメンバー以外の参加者が集まり、セミナーやグループワークを行います。

《青年経済人アカデミーの背景》
夢を語るリーダーとなるために必要なことは、現状の社会課題を俯瞰し、課題解決に向かうためにどうすれば良いか自身が描く地域の未来をデザインできなければなりません。夢を描き、その夢が明確になることで自身のモチベーションとなり、次に達成したいことに対し必要なことが明確になり効率が上がっていきます。効率が上がれば行動のスピードも上がり、成し遂げられることが増え、取り組む課題解決も進んでいきます。課題解決のスピードを上げるために、自身の夢を明確に語ることができる講師の講演等を拝聴し、自身の夢を明確にして、今後の地域社会の課題解決の実践を行えるよう、組織や社会で率先して活躍するリーダーになるという機会をつくります。

《青年経済人アカデミーの目的》
夢を語り、周囲を巻き込みながら地域の課題解決に向けて行動する人財の育成。青年経済人アカデミーを通して、夢を持ち地域社会を牽引するリーダーとなること。

講義1ではアチーブメント株式会社 高木 謙治 氏から「自社の存在意義を明確化し、社会に与える価値を示す~パーパス経営~」のご講演をいただき、目的と目標の違いやどうやってパーパス経営を行うのか話をしてくださいました。
講義2ではTerra Group 徳重 徹 氏から「市場や社内の動向をいち早く見るための能力~ビジネスアナリティクス~」のご講演をいただき、地域貢献がどうビジネスに繋がるのか等を自社が発展したきっかけや自身の経験に基づいた話をしてくださいました。
グループワークでは「各地域における課題を多面的に考え、課題解決方法を考える」をテーマに各地の特色やビジョン、ビジョンを実現するために実行している施策について各自でまとめグループ内で発表しました。地域の特色やビジョンを調べることにより改めて地域の魅力を感じることができ、グループ内で発表することで、普段は当たり前に思っていたことがこの地域の魅力なんだと思えることができ、新たな発見が沢山ありました。また、各地のLOMが地域のために取り組んでいる事業や活動を知ることができ、とても勉強になりました。

今後は6月に名古屋の地で第2講が開催され、5月・7月にオンライングループワーク、8月にオンラインにて成果発表会を経て受講終了となります。